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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年4月5日読了 6 分6 分6 分

消防法 第21条の13

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  1. 総務大臣は、次の各号に掲げる事由により火災の予防若しくは警戒、消火又は人命の救助等のために重大な支障が生ずるおそれがあると認める場合において、当該重大な支障の発生を防止するため特に必要があると認めるときは、当該各号に規定する販売業者等に対し、当該検定対象機械器具等の回収を図ることその他当該検定対象機械器具等が一定の形状等を有しないことによる火災の予防若しくは警戒、消火又は人命の救助等に対する重大な支障の発生を防止するために必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
  2. 一販売業者等が第二十一条の二第四項の規定に違反して、検定対象機械器具等を販売し、又は検定対象機械器具等のうち消防の用に供する機械器具若しくは設備を設置、変更若しくは修理の請負に係る工事に使用したこと。
  3. 二販売業者等が販売した検定対象機械器具等又は販売業者等が設置、変更若しくは修理の請負に係る工事に使用した検定対象機械器具等のうち消防の用に供する機械器具若しくは設備について、型式適合検定の合格の決定が第二十一条の八第二項(第二十一条の十一第三項において準用する場合を含む。)の規定により取り消されたこと。

この条文の基本情報

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 消防法第21条の13は、日本の消防法に含まれる条文です。
  2. 消防法第21条の13の条文原文は「総務大臣は、次の各号に掲げる事由により火災の予防若しくは警戒、消火又は人命の救助等のために重大な支障が生ずるおそれがあると認める場合において、当該重大な支障の発…」で始まります。
  3. 消防法第21条の13は第一節に置かれています。
  4. 消防法の公布日は昭和23年7月24日です。
  5. 消防法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 消防法第21条の13の前の条は消防法第21条の12です。
  7. 消防法第21条の13の次の条は消防法第21条の14です。
  8. 消防法第21条の13には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第21条の13
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC1000000186
  • 本サイト収録消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第21条の13(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC1000000186/21_13

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点消防法21条の13は、未検定品の販売や型式適合検定の合格取消があった場合、総務大臣が販売業者等に回収等を命じられると定める。重大な支障のおそれが要件となる。

Q · 検定マークのない消火器が出回ったら、国は回収させられるの?

総務大臣が販売業者等に回収を命じられます

消防法21条の13により、総務大臣は、①検定合格表示のない検定対象機械器具等が販売・工事使用された場合(21条の2第4項違反)、②販売後に型式適合検定の合格が取り消された場合に、販売業者等へ回収その他の必要な措置を命じることができます。要件は「重大な支障のおそれ」と「特に必要」の二つです。命令の宛先は売った側・工事した側で、購入者ではありません。

解説

消火器、火災感知器、スプリンクラーヘッド、住宅用火災警報器。どれも「いざという時に動くこと」が前提の機械である。消防法21条の13は、その前提が崩れたときに総務大臣が使う強制手段を定めている。対象は二つの場面である。一つは、検定合格表示(国の検定に通った証の小さなラベル)のない製品を販売業者等が売った場合、または消防設備の工事に使った場合(21条の2第4項違反)。もう一つは、売った後に型式適合検定の合格そのものが取り消された場合である。このとき総務大臣は、販売業者等に回収その他の必要な措置を命じることができる。あなたが押さえるべき点は、命令の宛先が「売った側・工事した側」だという構造である。買ったあなたに処分が向かうのではない。つまり、手元の消火器に検定マークがないと気付いたら、まず押さえるべきは販売元と施工業者である。ただし命令の要件は「重大な支障のおそれ」かつ「特に必要」と高く、発動には総務大臣の裁量が残る。マークの有無を確かめる三秒が、あなたの側の最初の防衛線になる

法的な位置づけ

消防法第21条の13は、検定対象機械器具等に関する総務大臣の回収命令を定める規定である。未検定品の販売・工事使用(第21条の2第4項違反)または販売後の型式適合検定合格の取消を事由とし、重大な支障のおそれと特別の必要性を要件として、販売業者等に回収その他の必要な措置を命じる権限を付与する。

手順

  1. 1.検定合格表示の有無を確認して記録する 消火器・感知器・警報器などの本体で検定合格表示を探し、型式番号・製造年と一緒に写真に残す。見当たらなければ未検定品の疑いがある
  2. 2.購入・施工の証拠をまとめる 注文履歴、領収書、出品ページのスクリーンショット、施工時の見積書・完了報告書、消防設備点検報告書をまとめて保存する
  3. 3.販売業者・施工業者に書面で交換を求める 「消防法21条の2第4項違反の疑い」または「型式適合検定の合格取消」の事実を書き、正規品への交換と費用負担を書面で求める。回答期限も記載する
  4. 4.応じない場合は所轄消防署に相談する 業者が対応しない場合は、証拠を持参して所轄消防署に相談し、消防庁への情報提供も検討する。代金返還などの民事請求は契約不適合責任として別途進める

よくある質問 AI による整理

Q1検定対象機械器具等とは何ですか?

消火器、感知器、スプリンクラーヘッドなど、国の検定に合格しなければ販売や工事使用ができない消防用機器です。範囲は消防法施行令37条で指定されています。

Q2未検定の消火器を売るのは違法?

違法です。消防法21条の2第4項は、検定合格表示のない検定対象機械器具等の販売、販売目的の陳列、消防設備工事への使用を禁じています。

Q3消防法の回収命令は誰が出す?

総務大臣です。重大な支障が生ずるおそれがあり、その防止のため特に必要と認めるときに限り、販売業者等に回収その他の措置を命じることができます。

Q4設備工事会社も回収命令の対象になる?

なります。21条の13は、検定対象の消防設備を設置・変更・修理の請負工事に使用した者も「販売業者等」として命令の対象に含めています。

Q5型式適合検定の合格が取り消されるのはどんな時?

不正な手段による受検などが典型例で、根拠は21条の8第2項です。登録検定機関が行った検定にも、21条の11第3項で準用されます。

Q6回収命令に従わないとどうなる?

命令違反には罰則があります。刑の内容は改正で変わる場合があるため、命令を受けたら最新の消防法罰則規定と弁護士への確認が欠かせません。

Q7消火器の検定マークはどこで確認できる?

通常は消火器本体のラベル付近に検定合格の表示が付いています。見当たらない場合は、型式番号を控えて販売元に正規品かどうか書面で確認しましょう。

Q8消防用機器の回収情報はどこで調べる?

消防庁や日本消防検定協会の公表情報で確認できます。手元の機器の型式番号と製造年を控えておくと、照合が早くなります。

この条文についての質問 AI による整理

Q1ネットで買った消火器に検定マークがなかったんだけど、自分が罰せられたりする?

購入しただけで処罰されることは通常ない。販売・陳列を禁じているのは21条の2第4項で、回収命令(21条の13)の宛先も販売業者等である。ただし事業所などで設置義務がある場合、未検定品では義務を果たせない可能性がある。実務のポイント:消防署は個別の購入トラブルにも相談に乗るが、出品ページの URL とスクショがあると、行政が販売業者に動く速度が格段に上がる

Q2取り付けた時は正規品だったのに、後で合格が取り消されたら誰が交換費用を払うの?

21条の13第2号により、総務大臣は販売業者等に回収その他の措置を命じることができる。命令が出れば、措置の実施主体は販売業者等になる。実務のポイント:命令が出るかどうかは総務大臣の判断で、出ない場合も多い。その場合は施工契約の保証条項と契約不適合責任が交渉の土台になる。合格取消の公表文書を必ず保存しておくこと

Q3住宅用火災警報器も、この回収命令の対象になるの?

住宅用防災警報器は検定対象機械器具等に含まれており(消防法施行令37条)、本条の対象になりうる。実務のポイント:エアゾール式簡易消火具のように、検定対象ではなく自主表示の対象となる製品もあり、適用される条文が異なる。「消火器っぽいスプレー」を買う前に、どの制度の表示が付いているかを確認するとよい(対象範囲は最新の改正状況をご確認ください)

間違えやすい点 AI による整理

  • 「家電のリコールと同じで、メーカーが自主的に回収するのを待つしかない」と考えがちだが、消防用の検定対象機器については、総務大臣が販売業者等に回収その他の措置を命じる法的権限を持つ。自主回収を待つだけでなく、消防庁や所轄消防署への情報提供で行政が動く余地がある
  • 未検定品の問題は「性能が少し劣る」程度だと思われているが、深刻度が違う。消防設備は一度も使われないまま何年も壁に付いていて、火災の当日に初めて動作が試される。動かなかったと分かるのは、逃げ遅れた後である。法が販売そのものを禁じ、回収命令まで用意しているのはそのためだ
  • 「未検定品を買った自分も処罰されるのでは」という問いの立て方自体がずれている。21条の13の命令対象は販売業者等であり、購入者ではない。ただし、建物の関係者には消防用設備等を基準どおり設置・維持する義務(17条)が別にあり、未検定品のままでは設置義務を果たしたことにならない可能性がある。責めを負うかどうかではなく、交換をどう進めるかが本当の問いである
比較の観点この条文ほかの条文
規律の内容21条の13:総務大臣による販売業者等への回収等命令21条の2:検定合格表示のない品の販売・陳列・工事使用の禁止
21条の8:型式適合検定の合格の決定とその取消
名宛人販売業者等(販売した者・工事に使用した者)販売・陳列・工事使用をする全ての者
検定を受けた者(製造・輸入業者側)
発動の時点流通・設置の後(事後是正)流通の時点(事前禁止)
検定の段階、および合格後の取消
建物関係者との関係購入者・建物関係者は命令の対象外購入行為そのものは禁止対象外
直接の関係なし(設置維持義務は17条)

他国ではどう定めているか 2 か国

台湾
消防法第12条

台湾では、指定された消防機器・器材・設備に中央主管機関の認可を要する仕組みで、日本の検定制度と同じく流通前の関所型規制をとる

アメリカ
Consumer Product Safety Act § 15(15 U.S.C. § 2064)

米国では消費者製品安全委員会(CPSC)が、欠陥製品について製造・流通・小売業者に是正や回収を命じられる。流通業者を名宛人に含める点で本条と似ている

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 通販で「業務用」とうたう海外製の消火器を半額で買い、店舗に置いた。本体のどこにも検定合格の表示がない。消防の立入検査で指摘されたら、どうなる? 売った業者は21条の2第4項違反の当事者であり、21条の13の回収命令の対象になりうる。あなたは返品と代金返還の交渉材料を手にしていることになる
  • あなたは小さな設備工事会社の経営者である。仕入れ先から届いた感知器を、ラベルを確認せずにテナントビルに取り付けた。後になって、それが未検定品だったと判明した。「工事に使用した」者も命令の対象に入る。仕入れ先のミスだったと言っても、あなたが回収と交換の当事者になる
  • 型式適合検定の合格が取り消されたというニュースが出た。あなたのマンションの共用部には、その型式の機器がすでに設置されている。設置した時点では正規品だった。それでも、21条の13の第2号は「販売後に合格が取り消された」場面を正面から対象にしている
  • 管理組合の理事として、消防設備点検の報告書に「検定品ではない機器あり」と書かれた。次の総会まであと2週間。交換費用を誰が負担するのか、販売業者・施工業者への請求ルートを総会前に整理しておかないと、修繕積立金から出す流れで押し切られる
  • 友人の飲食店オーナーから「消火器ってネットで一番安いのでいいよね?」と LINE が来た。三文で返せる。「検定合格の表示を見て。ないものは売ること自体が違法。安物買いで交換費用を二度払うことになる」

取るべき行動

被害を受けた側:1. 機器本体の検定合格表示の有無を確認し、写真を撮る2. 購入時の注文履歴・領収書、施工時の見積書・完了報告書を保全する3. 販売業者・施工業者に書面で事実を伝え、正規品への交換と費用負担を求める4. 応じない場合は所轄の消防署に相談し、消防庁への情報提供も検討する。代金返還や交換費用は契約不適合責任(民法562条以下)として民事で別途請求する5. 交換が済むまで、消火器なら正規品を一時的に追加で置き、空白期間をつくらない

訴えられた側:1. 命令書の根拠号(第1号の未検定品販売か、第2号の合格取消か)を確認する2. 出荷・施工記録から対象ロットと納入先を特定し、回収計画を早期に作る。迅速な自主対応は行政との協議で有利に働く3. 仕入れ先に未検定品の責任がある場合は、求償の証拠(発注書、仕様書、納品書)を確保する4. 要件(重大な支障のおそれ、特に必要)を満たさないと考えるなら、行政不服審査法による審査請求または取消訴訟を検討する。ただし命令違反には罰則があるため、争う場合も命令に従ったうえで争うのが原則(罰則の内容は最新の改正状況をご確認ください)

時効(請求できる期限):回収命令は行政処分のため、不服がある場合は処分があったことを知った日の翌日から3か月以内に審査請求(行政不服審査法18条)、取消訴訟は知った日から6か月以内(行政事件訴訟法14条)。購入者側の民事請求は、契約不適合を知った時から1年以内の通知が必要(民法566条)で、債権は一般消滅時効(民法166条、知った時から5年、権利を行使できる時から10年)が適用される

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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