消防法 第13条の10
- 法令番号
- 昭和二十三年法律第百八十六号
- 公布
- 最終改正
- 施行
- 効力
- 現行
- 種別
- 法律
- データ取得日
- 令和8年4月5日
- AI 解説の確認日
- 公式原文
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- 引用形式
- 消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第13条の10
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- 指定試験機関は、総務省令で定める要件を備える者のうちから危険物取扱者試験委員を選任し、試験の問題の作成及び採点を行わせなければならない。
- 2.指定試験機関は、前項の危険物取扱者試験委員を選任し、又は解任したときは、遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない。
- 3.前条第二項の規定は、第一項の危険物取扱者試験委員の解任について準用する。
この条文の基本情報
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 消防法第13条の10は、日本の消防法に含まれる条文です。
- 消防法第13条の10の条文原文は「指定試験機関は、総務省令で定める要件を備える者のうちから危険物取扱者試験委員を選任し、試験の問題の作成及び採点を行わせなければならない。」で始まります。
- 消防法第13条の10は第三章 危険物に置かれています。
- 消防法の公布日は昭和23年7月24日です。
- 消防法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 消防法第13条の10の前の条は消防法第13条の9です。
- 消防法第13条の10の次の条は消防法第13条の11です。
- 消防法第13条の10には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第13条の10 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC1000000186 - 本サイト収録
消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第13条の10(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC1000000186/13_10
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点消防法13条の10は、指定試験機関が総務省令の要件を満たす者から危険物取扱者試験委員を選任し、作問と採点を行わせる義務と、選任・解任の総務大臣への届出を定める。
Q · 危険物取扱者試験(乙4など)の問題は誰が作っているの?
大臣指定の試験機関が選んだ試験委員が作る
消防法13条の10第1項により、総務大臣が指定した指定試験機関は、総務省令で定める要件を備える者の中から危険物取扱者試験委員を選任し、問題の作成と採点を行わせなければなりません。委員を選任・解任したときは遅滞なく総務大臣への届出が必要です(同条2項)。さらに同条3項が13条の9第2項を準用するため、委員が法令や試験事務規程に違反した場合、総務大臣は解任を命じることができます。
解説
乙種第4類、いわゆる「乙4」は毎年多くの人が受ける国家資格だが、その問題を誰が作り、誰が採点しているかを知る受験者はほとんどいない。国の役所が直接作っているわけではない。総務大臣が指定した指定試験機関(現在は一般財団法人消防試験研究センター)が、総務省令の要件を満たす者の中から「危険物取扱者試験委員」を選び、作問と採点を任せている。指定試験機関は試験委員を選んだときも解任したときも、遅れずに総務大臣へ届け出なければならない。さらに前条第2項が準用されるため、試験委員が法令や試験事務規程に違反した場合や、試験事務で著しく不適当な行為をした場合、総務大臣は指定試験機関に対して、その委員を解任するよう命じることができる。民間団体に試験を任せつつ、国が人事の手綱を握り続ける仕組みである。「なぜ公式の過去問が出回らないのか」「採点基準はどこまで公平なのか」という疑問の答えは、この人事の仕組みと、次条以下の守秘義務の中にある。
法的な位置づけ
消防法13条の10は、危険物取扱者試験委員の選任・解任について定める規定である。指定試験機関は総務省令で定める要件を備える者の中から試験委員を選任して試験問題の作成と採点を行わせる義務を負い、選任・解任時には総務大臣への届出義務を負う。委員の解任については、役員の解任命令に関する同法13条の9第2項が準用される。
よくある質問 AI による整理
Q1危険物取扱者試験委員とは?
指定試験機関が総務省令で定める要件を備える者の中から選任し、危険物取扱者試験の問題作成と採点を担当させる者です。根拠は消防法13条の10第1項です。
Q2危険物取扱者試験の指定試験機関はどこ?
総務大臣が指定した機関で、現在は一般財団法人消防試験研究センターが試験事務を担っています。作問・採点はこの機関が選任した試験委員が行います。
Q3危険物取扱者試験委員になるには何が必要?
消防法13条の10第1項に基づき、総務省令で定める要件を備えている必要があります。そのうえで指定試験機関から選任されて初めて就任できます。
Q4試験委員の選任に総務大臣の認可は必要?
不要です。役員の選任には認可が必要ですが(13条の9)、試験委員は選任・解任後に遅滞なく総務大臣へ届け出れば足ります(13条の10第2項)。
Q5試験委員が解任されるのはどんなとき?
法令や試験事務規程に違反したとき、または試験事務で著しく不適当な行為をしたときです。総務大臣が指定試験機関に解任を命じることができます。
Q6試験委員の解任命令は誰が出す?
総務大臣です。消防法13条の10第3項が13条の9第2項を準用しており、命令の名宛人は委員本人ではなく指定試験機関となります。
Q7危険物取扱者試験の採点は誰がする?
指定試験機関が選任した危険物取扱者試験委員です。消防法13条の10第1項は、問題の作成と採点の両方を試験委員に行わせるよう義務付けています。
Q8試験委員の届出はいつまでにする?
条文上は「遅滞なく」とされ、具体的な日数は定められていません。選任時・解任時の双方で、指定試験機関から総務大臣へ届け出る必要があります。
この条文についての質問 AI による整理
Q1乙4の問題って結局誰が作ってるんですか?消防署の人?
消防署ではない。消防法13条の10第1項により、総務大臣が指定した試験機関が、総務省令の要件を満たす者の中から試験委員を選び、作問と採点を任せている。実務のポイント:委員の氏名は通常公表されない。作問者が特定されると受験業界から接触を受けるおそれがあるためで、市販問題集の「的中」をうたう宣伝は、作問者と関係があることを意味しない
Q2試験委員がおかしなことをしたら、クビにできる仕組みってあるんですか?
ある。本条第3項は前条(13条の9)第2項を準用しており、試験委員が法令や試験事務規程に違反した場合、または試験事務で著しく不適当な行為をした場合、総務大臣は指定試験機関に対して解任を命じることができる。実務のポイント:命令を出す権限があるのは試験機関ではなく大臣側である。不正の情報を伝えるなら、試験機関の窓口だけで済ませず、所管の消防庁にも届く形で残すほうが効果的である
間違えやすい点 AI による整理
- 危険物取扱者試験は消防署が実施していると思われがちだが、実際の作問と採点は、総務大臣が指定した試験機関の試験委員が担っている。消防署は申請書の配布窓口として関わることがある程度で、問題作成の権限は持たない
- 試験委員の人事は試験機関の内部問題にすぎない、という見方は浅い。役員とは違い選任に大臣の認可は要らないが、届出義務と前条第2項の準用による解任命令がある。届出は単なる事務手続ではなく、大臣が「誰が問題を作っているか」を常に把握し、不適格者を排除するための監督の入口である
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 対象者 | 消防法13条の10:危険物取扱者試験委員(作問・採点担当) | 消防法13条の9:指定試験機関の役員 消防法13条の11:役員・職員(試験委員を含む)の秘密保持 |
| 選任時の国の関与 | 事後の届出(遅滞なく総務大臣へ) | 総務大臣の認可が効力要件 選任には関与せず、在任中・退任後の行為を規律 |
| 解任に関する国の権限 | 13条の9第2項の準用による解任命令 | 総務大臣による解任命令(13条の9第2項) 解任ではなく守秘義務違反として規律 |
他国ではどう定めているか 2 か国
台湾の国家試験は考選部・典試委員会が所管し、命題・評閲を担う委員の体制を法律で定める。民間の指定試験機関に作問を委ねる日本型とは構造が異なる
韓国の위험물기능사等は国家技術資格として、検定業務を한국산업인력공단に委託して実施する。公的機関への委託という点で日本の指定試験機関制度と比較できる
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 乙4に二回落ちた。問題用紙は回収されて持ち帰れず、どこで失点したのかも分からない。作問者の顔が見えない試験に不信感を抱いたとき、まず知っておくべきは、作問者が総務省令の要件で選ばれ、総務大臣への届出と解任命令の監督下にあるという事実である
- あなたは工業高校の化学教師で、消防試験研究センターから試験委員就任の打診を受けた。教え子が受ける試験の問題を作る立場になる。引き受けた瞬間から、試験事務規程への違反は解任命令の対象になり、知り得た問題を授業で匂わせることも許されない。断るべきか、受けるべきか?
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- 出典
- e-Gov法令検索上流データと同期
- AI 解説
- 編集部による整理 · 条文の原文ではありません AI 解説は条文の原文をもとにモデルが生成し、確認手順を経たものです。理解の補助であり、法的効力は公式の原文が基準です。