消防法 第16条の17
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- 発起人は、定款及び事業計画書を総務大臣に提出して、設立の認可を申請しなければならない。
- 2.協会の設立当初の役員は、定款で定めなければならない。
- 3.第一項の事業計画書に記載すべき事項は、総務省令で定める。
この条文の基本情報
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 消防法第16条の17は、日本の消防法に含まれる条文です。
- 消防法第16条の17の条文原文は「発起人は、定款及び事業計画書を総務大臣に提出して、設立の認可を申請しなければならない。」で始まります。
- 消防法第16条の17は第二節 設立に置かれています。
- 消防法の公布日は昭和23年7月24日です。
- 消防法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 消防法第16条の17の前の条は消防法第16条の16です。
- 消防法第16条の17の次の条は消防法第16条の18です。
- 消防法第16条の17には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第16条の17 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC1000000186 - 本サイト収録
消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第16条の17(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC1000000186/16_17
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点消防法16条の17は、危険物保安技術協会の発起人が定款と事業計画書を総務大臣に提出し、設立の認可を申請すべきことを定める。設立当初の役員は定款で定める。
Q · 危険物保安技術協会はどうやって設立される仕組みなの?
発起人が定款と事業計画書を総務大臣に出して認可を受けます
消防法16条の17により、危険物保安技術協会を設立するには、発起人が定款と事業計画書を総務大臣に提出し、設立の認可を申請しなければなりません。設立当初の役員は定款に記載しておく必要があり、事業計画書に何を書くかは総務省令で定められます。協会は市町村長等から屋外タンク貯蔵所の技術審査の委託を受けることがあり(消防法11条の3)、その公的役割の正統性は、この大臣認可の手続を出発点としています。
解説
1974年12月、岡山県倉敷市の水島で石油タンクが破損し、大量の重油が瀬戸内海へ流れ出た。この事故を受けて、巨大タンクを専門に審査する機関の必要性が国会で議論され、昭和51年(1976年)の消防法改正で危険物保安技術協会が生まれた。本条は、その協会が誕生するための手続を定めている。発起人(法人をつくろうと最初に手を挙げた人たち)は、定款(団体の基本ルール)と事業計画書を総務大臣に提出し、設立の認可を求めなければならない。設立当初の役員は定款に書き込んでおく必要があり、事業計画書に何を書くかは総務省令で決まる。協会はすでに設立されているため、本条が今後動く場面はほぼない。それでも、この条文を読めば「民間のような顔をした審査機関が、なぜ国の認可を受けて存在しているのか」という構造が見えてくる。巨大タンクの安全性を確認する役割は、市町村長等から協会に委託できる仕組みになっている(消防法11条の3)。工場や港湾の近くに住むあなたの安全は、半世紀前のこの出生手続に支えられている。
法的な位置づけ
消防法16条の17は、危険物保安技術協会の設立手続を定める規定であり、発起人に対し、定款及び事業計画書を総務大臣に提出して設立認可を申請する義務を課す。あわせて、設立当初の役員を定款で定めること、事業計画書の記載事項を総務省令で定めることを規定し、認可法人の設立段階における国の関与を制度化している。
よくある質問 AI による整理
Q1危険物保安技術協会とは?
消防法第3章の2に基づき設立された法人で、一定規模以上の屋外タンク貯蔵所の技術審査などを、市町村長等の委託を受けて行います。
Q2危険物保安技術協会の設立に必要な書類は?
消防法16条の17により、発起人は定款と事業計画書を総務大臣に提出します。事業計画書の記載事項は総務省令で定められます。
Q3危険物保安技術協会の認可権者は誰?
総務大臣です。中央省庁再編前は自治大臣が認可権者だったとされ、再編に伴い総務大臣に改められました。
Q4協会の設立当初の役員はどう決める?
消防法16条の17第2項により、設立当初の役員は定款で定めなければなりません。設立時から役員構成が明示される設計です。
Q5危険物保安技術協会は国の機関?
国の行政機関そのものではありませんが、法律に基づき総務大臣の認可を経て設立された法人で、公的な審査業務を担います。
Q6石油タンクの審査は誰がする?
許可権者は市町村長等ですが、一定規模以上の屋外タンクの技術審査は危険物保安技術協会に委託できます(消防法11条の3)。
Q7危険物保安技術協会はいつできた?
1974年の水島製油所重油流出事故を契機とした昭和51年(1976年)の消防法改正で、協会に関する規定が設けられたとされます。
Q8認可法人の設立手続は行政書士試験に出る?
本条単体の出題可能性は低いものの、発起人・定款・主務大臣の認可という認可法人の設立の型は、行政法の組織論理解に役立ちます。
この条文についての質問 AI による整理
Q1危険物保安技術協会って、結局何をしているところなんですか?
主な業務は、一定規模以上の屋外タンク貯蔵所の基礎・地盤やタンク本体に関する技術審査で、市町村長等からの委託によって行われる(消防法11条の3)。協会は本条の手続を経て設立された(消防法16条の17)。実務のポイント:危険物の事故が起きたとき、報道では消防本部ばかりが注目されるが、タンクの技術的な弱点を一番知っているのは協会側の審査記録であることが多い
Q2設立の手続って、もう協会があるならこの条文に意味はないんじゃないですか?
新たな設立の場面は想定しにくいが、協会の業務と監督の枠組みは、設立時に提出された定款と事業計画書を出発点として、総務大臣の監督規定へとつながっている(消防法16条の17ほか)。実務のポイント:認可法人の設立規定は、官庁ごとにほぼ同じ型で書かれている。一つ理解すれば、ほかの認可法人の構造も読み解けるようになる
間違えやすい点 AI による整理
- 「危険物保安技術協会は普通の民間団体で、国とは関係ない」と思われがちだが、総務大臣の設立認可を経て法律に基づいて設立された法人であり、市町村長等から審査の委託を受ける公的な役割を担っている
- 設立手続の条文は「もう使われないから無意味」と片付けられやすい。だが定款と事業計画書を大臣に提出させるという設計そのものが、協会の業務範囲と大臣による監督の根拠になっている。誕生の手続は、その後のガバナンスの設計図でもある
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規律対象 | 消防法16条の17:設立認可の申請手続(定款・事業計画書の提出) | 消防法16条の16:発起人の要件(現行効力を要確認) 消防法16条の18:設立認可の判断(現行効力を要確認) |
| 主な名宛人 | 発起人 | 発起人になろうとする者 総務大臣 |
| 手続上の位置 | 申請段階 | 準備段階 審査・認可段階 |
他国ではどう定めているか 2 か国
台湾には危険物タンク審査専門の法定協会に相当する機関の設立規定は見当たらず、公益法人の設立許可・監督は財團法人法が一般的に規律する
韓国では消防分野の技術検定等を担う한국소방산업기술원が法律に基づいて設置されており、法定専門機関に公的審査を担わせる発想は日本と共通する
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 近所の臨海工業地帯に新しい大型タンクが建つと聞いた。その安全性を確認するのは誰なのか? 市町村の消防だけでなく、市町村長等の委託を受けた危険物保安技術協会が技術審査に関わることがある。その協会の正統性の出発点が本条である
- 行政書士試験の勉強中、認可法人の設立手続を調べていて消防法第3章の2にたどり着いた。発起人、定款、事業計画書、主務大臣の認可。この流れは他の認可法人の設立規定とほぼ同じ型をしている
改正沿革 AI による整理
- 昭和51年(1976年) 水島製油所の重油流出事故を契機とする消防法改正により、危険物保安技術協会に関する第3章の2が新設され、本条もこのときに置かれたとみられる(要検証)
- 平成11年(1999年)公布、平成13年(2001年)施行 中央省庁再編に伴い、認可権者が自治大臣から総務大臣に、委任先が自治省令から総務省令に改められたとみられる(要検証)
改正の年表
- 1.昭和51年(1976年) 新設:昭和49年(1974年)の水島製油所重油流出事故を契機とする消防法改正で、危険物保安技術協会に関する第3章の2が設けられ、本条もこのとき置かれたとされる(要検証)
- 2.平成11年(1999年)公布・平成13年(2001年)施行 改正:中央省庁再編に伴い、認可権者が自治大臣から総務大臣に、委任先が自治省令から総務省令に改められたとされる(要検証)
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