廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第15条の14(監督命令)
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環境大臣は、この章の規定を施行するために必要な限度において、センターに対し、第十五条の六各号に掲げる業務に関し監督上必要な命令をすることができる。
この条文の基本情報
監督命令とは何ですか?
定義監督命令とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の14に定められた規定で、「環境大臣は、この章の規定を施行するために必要な限度において、センターに対し、第十五条の六各号に掲げる業務に関し監督上必要な命令をすることができる。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の14(監督命令)は、日本の廃棄物の処理及び清掃に関する法律に含まれる条文です。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の14の条文原文は「環境大臣は、この章の規定を施行するために必要な限度において、センターに対し、第十五条の六各号に掲げる業務に関し監督上必要な命令をすることができる。」で始まります。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の14は第三章の二 廃棄物処理センターに置かれています。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の公布日は昭和45年12月25日です。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年9月22日時点では廃止情報はありません。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の14の前の条は廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の13です。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の14の次の条は廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の15です。
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条の14には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年法律第百三十七号)第15条の14 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/345AC0000000137 - 本サイト収録
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年法律第百三十七号)第15条の14(LawPlayer 収録、取得日 令和8年9月22日)https://lawplayer.com/jp/article/345AC0000000137/15_14
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点廃棄物処理法第15条の28は、環境大臣が廃棄物処理センターに対し、第15条の6の業務に関し監督上必要な命令を出せると定める。ただし命令は同章の施行に必要な限度に限られる。
Q · 廃棄物処理センターのやり方に問題があったら、国は直接命令できるの?
できる。ただし業務に関し必要な限度に限られる
廃棄物処理法第15条の28により、環境大臣は廃棄物処理センターに対し、第15条の6各号に掲げる業務に関して監督上必要な命令を出すことができます。ただし命令できるのは「この章の規定を施行するために必要な限度」に限られ、センターの経営判断すべてに介入できるわけではありません。また命令の相手方はセンターであり、委託元の排出事業者や周辺住民に直接義務を課すものではありません。
解説
ごみ処理の現場には、民間業者と自治体のほかに第三の担い手がいる。環境大臣が指定する「廃棄物処理センター」(法律に基づき指定を受けた法人。民間だけでは処理が進みにくい産業廃棄物を、公共性の高い立場で扱う受け皿)である。本条は、このセンターが第15条の6に並ぶ業務を行うときに、環境大臣が「監督上必要な命令」(国がセンターに対して、業務のやり方を改めるよう法的に義務づける決定)を出せると定める。ポイントは二つある。一つ目は、命令できる範囲が「この章の規定を施行するために必要な限度」に絞られている点だ。大臣が経営判断のすべてに口を出せるわけではない。二つ目は、命令を受けるのはセンターであって、あなたのような排出事業者や周辺住民ではない点だ。ただし、センターに処理を任せている企業や、施設の近くに住む人にとって、国がどこまで介入できるかを知っておく意味は大きい。センターの運営に問題があるとき、声を届ける先は都道府県だけではない。
法的な位置づけ
廃棄物処理法第15条の28は、環境大臣による廃棄物処理センターへの監督命令権を定める規定である。環境大臣は、同章の規定を施行するために必要な限度において、第15条の5により指定したセンターに対し、第15条の6各号に掲げる業務に関し監督上必要な命令をすることができる。指定法人の自律性と国の統制の境界を画する条文である。
よくある質問 AI による整理
Q1廃棄物処理センターの監督命令とは?
環境大臣が廃棄物処理センターに対し、第15条の6各号の業務について改善などを法的に義務づける命令です。根拠は廃棄物処理法第15条の28です。
Q2廃棄物処理センターを監督するのは誰?
センターを指定するのは環境大臣で、監督上必要な命令を出す権限も環境大臣にあります。都道府県だけが監督者というわけではありません。
Q3監督命令は何でも命令できる?
できません。命令は第15条の6各号の業務に関するもので、かつ「この章の規定を施行するために必要な限度」に限られます。
Q4監督命令は排出事業者にも及ぶ?
本条の命令の相手方はセンターです。委託元の排出事業者に直接義務を課すものではありませんが、排出事業者自身の処理責任(第12条等)は別に残ります。
Q5処理施設の悪臭は環境省に通報できる?
情報提供は可能です。センターの監督命令権は環境大臣にあるため、都道府県への相談と並行して環境省に事実を整理して伝える意味があります。
Q6廃棄物処理センターの業務範囲はどこで決まる?
第15条の6各号に掲げられています。本条の監督命令は、この業務範囲に関するものに限定されます。
Q7監督命令が出たら委託契約は見直すべき?
命令は問題が積み上がった後に出されるのが一般的です。委託元としては、委託先の管理体制を再点検し、契約継続の可否を検討する合図になります。
Q8廃棄物処理センターは民間業者と同じ規制?
センターは環境大臣の指定を受けた法人で、指定と引き換えに本条の監督命令など国の特別な監督を受ける点が一般の処理業者と異なります。
この条文についての質問 AI による整理
Q1廃棄物処理センターって、普通の産廃業者と何が違うの?
センターは第15条の5に基づいて環境大臣の指定を受けた法人で、第15条の6に定める業務を担う。公共的な関与のもとで処理体制を補う位置づけであり、本条によって国の監督命令を受ける立場にある。実務のポイント:委託先を選ぶとき、センターだから安心と考えて契約書の確認を省く企業は少なくない。だが排出事業者の責任はセンターに委託しても消えない。委託先の種類ではなく、委託契約とマニフェストの管理で自社を守る
Q2監督命令に従わなかったら、センターはどうなるの?
本条そのものは命令できる権限を定めるだけで、違反した場合の効果は同じ章の指定取消しなどの規定と組み合わせて読むことになる(現行効力を要確認)。実務のポイント:監督命令は、報告の求めや立入検査で問題が確認された後に出される流れが一般的である。命令が出たという事実は、それまでに問題が相当積み上がっていたことを示すサインでもある。委託元の企業にとっては、委託先を見直す検討を始める合図になる
間違えやすい点 AI による整理
- 「国の指定法人なら環境大臣は何でも命令できる」と考えがちだが、本条の命令は第15条の6各号の業務に関するもので、しかも「この章の規定を施行するために必要な限度」に限られる。センターの内部運営のすべてが国の指揮下にあるわけではない
- センターの問題は都道府県の管轄だと思い込み、地元の窓口だけに相談して終わる人が多い。だがセンターを指定するのは環境大臣であり、監督命令の権限も大臣にある。見るべき先を一段上に置かないと、打つべき手が一つ抜け落ちる
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規定の役割 | 第15条の28:環境大臣による監督命令 | 第15条の5:環境大臣によるセンターの指定 第15条の6:センターが行う業務の範囲 |
| 名宛人 | 指定を受けたセンター | 指定を申請する法人 指定を受けたセンター |
| 国の関与の段階 | 指定後の事後監督(業務に関し必要な限度で命令) | 入口段階(誰をセンターにするかの選定) 業務内容の枠づけ(命令の対象範囲を画する) |
他国ではどう定めているか 4 か国
台湾では中央主管機関(環境部)と地方主管機関が廃棄物処理機構を監督する。国の指定法人に対する監督命令という日本型の構造と対照できる
韓国も環境部が廃棄物処理業者・関連機関を監督する体系をとる。指定法人に対する個別の監督命令規定の有無は要確認
ドイツは公的処理主体(öffentlich-rechtliche Entsorgungsträger)と州の監督が中心で、連邦大臣が個別法人に直接命令する構造とは異なる
米国は EPA と州当局が許可制度を通じて処理施設を規制する。国が指定法人を監督する日本の方式とは制度設計が異なる
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 自社の産業廃棄物を廃棄物処理センターに委託している工場の総務担当者が、センターの処理施設でトラブルが続いていると聞いた。委託を続けてよいのか、国は何をしているのかを調べ始める
- 廃棄物処理センターの処理施設から悪臭が続いているのに、センターの説明は曖昧なままだ。住民が環境省に情報提供したら、国は動けるのか? 本条の監督命令が、国が介入できる根拠になる
改正沿革 AI による整理
改正の年表
- 1.平成3年(1991年) 改正:廃棄物処理法改正により廃棄物処理センター制度が創設され、国が指定する法人が産業廃棄物処理を担う枠組みが導入された(条番号の変遷は要確認)
- 2.平成13年(2001年) 改正:中央省庁再編に伴い、廃棄物行政の所管が厚生省から環境省へ移り、指定・監督権者が環境大臣となった
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