消防法 第21条の22
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協会でない者は、日本消防検定協会という名称を用いてはならない。
この条文の基本情報
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 消防法第21条の22は、日本の消防法に含まれる条文です。
- 消防法第21条の22の条文原文は「協会でない者は、日本消防検定協会という名称を用いてはならない。」で始まります。
- 消防法第21条の22は第一款に置かれています。
- 消防法の公布日は昭和23年7月24日です。
- 消防法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 消防法第21条の22の前の条は消防法第21条の21です。
- 消防法第21条の22の次の条は消防法第21条の23です。
- 消防法第21条の22には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第21条の22 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC1000000186 - 本サイト収録
消防法(昭和二十三年法律第百八十六号)第21条の22(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC1000000186/21_22
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点消防法21条の28は、日本消防検定協会でない者が同協会の名称を用いることを禁じる規定。協会は消火器等の製品検定を行う法人で、家庭への訪問販売は行わない。
Q · 「日本消防検定協会の者です」と名乗る人が家に来たら、本物なの?
名乗れるのは協会だけで、家庭への訪問販売はしない
消防法21条の28により、日本消防検定協会でない者がその名称を用いることは禁止されています。協会の業務は消火器や感知器などの検定対象機械器具等の検定であり、一般家庭を訪ねて消火器を販売・交換する業務は行っていません。協会名を名乗る訪問販売は、本条違反の疑いに加え、特定商取引法上の不実告知や刑法の詐欺罪が問題になりえます。迷ったら所轄の消防署へ確認してください。
解説
消火器や火災報知器の側面には、小さな検定合格ラベルが貼ってある。その合格を出す側の看板が「日本消防検定協会」だ。消防法21条の28は、協会以外の者がこの名称を使うことを禁じる。条文は一行しかない。それでも、この名前を名乗ることは協会本体にしか認められていない。玄関先で「日本消防検定協会の者ですが、お宅の消火器は検定切れです」と言われても、相手が協会の職員である可能性はほぼない。協会の仕事は、消火器などの型式試験や個別検定(製品が国の規格に合っているかを確かめる手続)だ。一般家庭を回って消火器を売ったり交換したりする組織ではない。名乗った時点で、その相手は法律の線を一本越えている。この構造を知っていれば、玄関のドアを開ける前に断れる。
法的な位置づけ
消防法第21条の28は、日本消防検定協会の名称使用制限を定める規定であり、同協会以外の者が「日本消防検定協会」という名称を用いることを禁止する。検定対象機械器具等の検定業務を担う法人の名称を法律上独占させることで、検定合格表示に対する社会的信頼を保護する機能を持つ。
よくある質問 AI による整理
Q1日本消防検定協会とは
消火器や火災感知器など、消防法が定める検定対象機械器具等の検定を行う法人です。製品が規格に適合しているかを確認する役割を担います。
Q2消火器 検定切れ 違法?
「検定切れ」という概念で家庭の消火器が違法になることはありません。検定は製品出荷前の手続であり、使用期限や劣化とは別の話です。
Q3消防法21条の28罰則
名称使用違反には過料が定められています(消防法46条の5とされます)。過料は刑罰ではなく行政上の金銭制裁です。金額は最新条文をご確認ください。
Q4消火器 訪問販売 断り方
「必要ありません」とはっきり伝えればよく、理由の説明は不要です。協会や消防署を名乗られたら名刺と所属を求め、所轄消防署へ確認すると伝えましょう。
Q5「消防署の方から来ました」は違法?
消防署の職員でないのに公的機関と誤認させる勧誘は、特定商取引法の不実告知にあたりえます。方角だけを指す言い回しでも、勧誘全体で評価されます。
Q6消火器の検定合格表示とは
型式承認を受け、検定に合格した製品に付される表示です。表示のない検定対象品は販売・設置が制限されます。購入時はラベルの有無を確認します。
Q7住宅の消火器 交換 義務 ある?
一般住宅に消火器の設置・交換を義務付ける消防法の規定は通常ありません。交換を「義務」と迫る業者には、根拠条文を尋ねて消防署へ確認しましょう。
Q8日本消防検定協会 偽物 通報先
まず所轄の消防署へ連絡し、金銭被害があれば消費者ホットライン188と警察へ相談します。名乗った言葉や書面、車両ナンバーを記録しておくと有効です。
この条文についての質問 AI による整理
Q1家に「消防検定協会」って名乗る人が来たんですけど、本物ってありえます?
日本消防検定協会は、消火器や感知器などの型式試験や個別検定を行う法人です(消防法21条の2以下)。一般家庭を訪ねて販売や交換を勧める業務はしていません。協会以外が名称を使うことは21条の28で禁じられています。実務のポイント:消防署の職員も、特定業者の消火器購入を勧めることはありません。どちらの名前が出ても、所轄の消防署に電話一本で確認できます
Q2うちの会社、検定合格品しか扱ってないんですが「協会認定」って広告に書いたらダメですか?
避けるべきです。合格しているのは製品であって、あなたの会社が協会から認定を受けたわけではありません。協会名を事業者の看板のように使えば21条の28に触れるおそれがあり、景品表示法上の優良誤認表示を問われる可能性もあります。実務のポイント:「検定合格表示付き製品を取り扱い」と書けば十分に信頼を伝えられます。行政の目に留まりやすいのは、協会名を大きく掲げた広告のほうです
Q3協会を名乗られて消火器を買っちゃいました。お金、戻ってきますか?
訪問販売であれば、書面を受け取ってから8日以内はクーリング・オフができます(特定商取引法9条)。期間を過ぎても、公的機関を装った不実告知があれば取消しを主張できる余地があります(同法9条の3)。実務のポイント:法定書面に不備があると、クーリング・オフの8日はそもそも進み始めません。点検商法の業者の書面は不備が多いので、日数が過ぎていても諦める前に消費生活センターへ書面を持ち込んでください
間違えやすい点 AI による整理
- 「協会」と名乗る相手は役所の関係者だから従うべきだと感じやすい。だが日本消防検定協会の役割は製品の検定であり、個人宅を訪ねて設備の交換を命じる権限はない。仮に本物の職員でも、あなたの家の消火器を買い替えさせる法的根拠は持っていない
- 名称の無断使用は「違反だが軽いもの」と受け止められがちだ。ただ、罰則が過料(行政上の金銭制裁で、刑罰ではない)にとどまるのは名乗る行為そのものに限った話である。名乗って代金を受け取れば、刑法の詐欺罪や特定商取引法の不実告知の問題に移る。名称違反は、もっと重い責任へ進む最初の一歩と見るべきだ
- 「消防署の方から来ました」「消防検定センター」のように名前を少しずらせば合法だと考える業者がいる。だが問いの立て方そのものがずれている。21条の28が直接禁じるのは協会の名称の使用であり、類似名称にどこまで及ぶかは条文に明記されていない。それでも、相手に公的機関と誤認させる勧誘は特定商取引法や詐欺罪の領域で評価される。名前をずらしても逃げ道にはならない
他国ではどう定めているか 3 か国
台湾は中央主管機関による消防機具器材及設備の認可制度を設けるが、検定機関の名称を独占させる日本型の規定は確認できない。偽装勧誘は公平交易法や刑法詐欺罪で対処する
韓国も消防用品の形式承認・製品検査制度を持ち、専門機関が検査を担う。名称保護の個別条文の有無は要確認
中国は消防産品に国家基準適合と強制性認証を求める。認証機関名の冒用は製品品質法などの領域で扱われる
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 実家の母から電話がきた。作業着の男が「消防検定協会の方から来た」と言い、消火器の詰め替え代として2万円を請求していったという。名乗り方そのものが21条の28の問題になりうるうえ、訪問販売なら特定商取引法のクーリング・オフも使える。書面を受け取った日から8日以内、残りは数日しかない
- 消火器の点検・販売業を始めたばかりのあなたが、チラシに「日本消防検定協会 認定」と書こうとしている。協会の検定に合格しているのは製品であって、あなたの会社ではない。その一語で名称使用違反と不当表示の疑いを同時に招く
- 管理組合の理事になったら、業者から『日本消防検定協会の基準により全戸の感知器交換が義務です』という書面が届いたら、どうする? 協会は交換を義務付ける権限を持っていない。義務の根拠は消防法令と消防署の指導にあるので、まず所轄の消防署に照会する
- ネット通販で「日本消防検定協会公式ショップ」と書かれた消火器が相場の半額で売られていた。協会は通販事業をしない。ラベルの有無を確かめる前に、店名の時点で警戒すべき案件だ
取るべき行動
被害を受けた側:1. 相手の名乗り、社名、車両ナンバー、受け取った書面を記録する2. 所轄の消防署に「協会や消防署を名乗る訪問があった」と通報する3. 代金を払ってしまったら、消費者ホットライン188に相談する。訪問販売なら書面受領日から8日以内のクーリング・オフ(特定商取引法9条)を書面で通知する4. 公的機関だと誤認させる勧誘があったなら、不実告知による取消し(同法9条の3)も検討する
訴えられた側:1. チラシ、ウェブサイト、名刺、車体表示から「日本消防検定協会」の文言をすぐに削除する2. 自社製品の検定合格は「検定合格品を取り扱っています」と事実の範囲で表現する3. 消防署や消費生活センターから照会がきたら、誤用の経緯と是正内容を記録して誠実に回答する4. 勧誘時の説明に公的機関を連想させる表現がなかったか、営業担当者の話法を総点検する
時効(請求できる期限):名称使用違反そのものに固有の期間制限はない(罰則の過料は消防法46条の5とされる。金額は最新の改正状況をご確認ください)。被害者側では、訪問販売のクーリング・オフが法定書面を受け取った日から8日以内、不実告知による取消権は誤認に気付いた時から1年、契約時から5年である(特定商取引法9条の3)
- 消防法 第21条の2検定対象機械器具等の検定制度の根拠
- 消防法 第21条の17日本消防検定協会の設立目的(現行効力を要確認)
- 消防法 第46条の5名称使用違反に対する過料(現行効力を要確認)
- 特定商取引に関する法律 第6条訪問販売での不実告知の禁止
- 軽犯罪法 第1条第15号で官公職等の詐称を処罰
- 刑法 第246条名称詐称で代金を得た場合の詐欺罪
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