高圧ガス保安法 第29条(製造保安責任者免状及び販売主任者免状)
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- 製造保安責任者免状の種類は、甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状、丙種化学責任者免状、甲種機械責任者免状、乙種機械責任者免状、第一種冷凍機械責任者免状、第二種冷凍機械責任者免状及び第三種冷凍機械責任者免状とし、販売主任者免状の種類は、第一種販売主任者免状及び第二種販売主任者免状とする。
- 2.製造保安責任者免状又は販売主任者免状の交付を受けている者が高圧ガスの製造又は販売に係る保安について職務を行うことができる範囲は、前項に掲げる製造保安責任者免状又は販売主任者免状の種類に応じて経済産業省令で定める。
- 3.製造保安責任者免状又は販売主任者免状は、高圧ガス製造保安責任者試験(以下「製造保安責任者試験」という。)又は高圧ガス販売主任者試験(以下「販売主任者試験」という。)に合格した者でなければ、その交付を受けることができない。
- 4.経済産業大臣又は都道府県知事は、次の各号のいずれかに該当する者に対しては、製造保安責任者免状又は販売主任者免状の交付を行わないことができる。
- 一製造保安責任者免状又は販売主任者免状の返納を命ぜられ、その日から二年を経過しない者
- 二この法律、液化石油ガス法若しくは水素等供給等促進法又はこれらの法律に基づく命令の規定に違反し、罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者
- 5.製造保安責任者免状又は販売主任者免状の交付に関する手続的事項は、経済産業省令で定める。
この条文の基本情報
製造保安責任者免状及び販売主任者免状とは何ですか?
定義製造保安責任者免状及び販売主任者免状とは、高圧ガス保安法第29条に定められた規定で、「製造保安責任者免状の種類は、甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状、丙種化学責任者免状、甲種機械責任者免状、乙種機械責任者免状、第一種冷凍機械責任者免状、第二種…」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 高圧ガス保安法第29条(製造保安責任者免状及び販売主任者免状)は、日本の高圧ガス保安法に含まれる条文です。
- 高圧ガス保安法第29条の条文原文は「製造保安責任者免状の種類は、甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状、丙種化学責任者免状、甲種機械責任者免状、乙種機械責任者免状、第一種冷凍機械責任者免状、第二種…」で始まります。
- 高圧ガス保安法第29条は第三章 保安に置かれています。
- 高圧ガス保安法の公布日は昭和26年6月7日です。
- 高圧ガス保安法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 高圧ガス保安法第29条の前の条は高圧ガス保安法第28条です。
- 高圧ガス保安法第29条の次の条は高圧ガス保安法第29条の2です。
- 高圧ガス保安法第29条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
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下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
高圧ガス保安法(昭和二十六年法律第二百四号)第29条 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000204 - 本サイト収録
高圧ガス保安法(昭和二十六年法律第二百四号)第29条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/326AC0000000204/29
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点高圧ガス保安法29条は、製造保安責任者免状8種類と販売主任者免状2種類を定める。保安職務を行える範囲は、免状の種類ごとに経済産業省令で決まる。
Q · 第三種冷凍機械の免状があれば、どんな冷凍設備でも保安責任者になれる?
なれない。任せられる範囲は免状の種類ごとに決まっている
高圧ガス保安法29条2項により、免状で保安職務を行える範囲は免状の種類ごとに経済産業省令で定められます。冷凍設備については冷凍保安規則が冷凍能力に応じて必要な免状の種類を区分しており、第三種冷凍機械責任者免状で選任できるのは一定の冷凍能力未満の製造施設に限られます。範囲を超える設備には第二種または第一種が必要で、選任時には実務経験の要件もあわせて確認する必要があります。
解説
高圧ガスの免状は全部で十種類ある。製造保安責任者免状が八種類(甲種・乙種・丙種化学、甲種・乙種機械、第一種から第三種までの冷凍機械)、販売主任者免状が二種類(第一種・第二種)。肝心なのは、どの種類の免状を持っているかで、任される設備の範囲が経済産業省令によってはっきり分けられている点だ(2項)。第三種冷凍機械の免状で扱えるのは一定の冷凍能力未満の設備に限られる。それを超える設備の保安責任者に選任しても、法律上の要件は満たさない。免状を受け取るには国家試験に合格しなければならず(3項)、高圧ガス保安法などに違反して罰金以上の刑を受けた人は、刑の執行を終えるなどしてから2年間、免状の交付を拒まれることがある(4項)。転職や昇進で「免状あり」と書くとき、本当に問われているのは「どの種類か」だ。
法的な位置づけ
高圧ガス保安法29条は、製造保安責任者免状(甲種・乙種・丙種化学、甲種・乙種機械、第一種から第三種までの冷凍機械の8種類)と販売主任者免状(第一種・第二種)の種類を定め、各免状で保安職務を行える範囲を経済産業省令に委任する規定である。免状の交付には国家試験の合格を要し、一定の欠格事由に該当する者には交付を拒むことができる。
手順
- 1.施設の区分と規模を確認する 担当する施設が一般高圧ガス・液化石油ガス・冷凍・コンビナートのどの区分にあたるか、冷凍能力や処理能力などの規模とあわせて、許可書や届出書の控えで確認する
- 2.必要な免状の種類と経験要件を照合する 29条2項の委任を受けた保安規則(冷凍保安規則、一般高圧ガス保安規則など)で、施設区分と規模に対応する免状の種類と、選任に必要な実務経験の有無を確認する
- 3.必要な種類の試験を受ける 手持ちの免状で足りない場合は、必要な種類の製造保安責任者試験または販売主任者試験を申し込む。試験は原則年1回のため、講習による一部科目免除ルートも含めて日程から逆算する
- 4.合格後に免状の交付を申請する 合格後、経済産業省令の定める手続に従って免状の交付を申請する。返納命令や罰金以上の刑から2年以内の場合は交付を拒まれることがあるため、該当者は起算日を事前に確認する
- 5.選任と届出を行う 免状の種類と経験要件が施設に合っていることを確認したうえで事業者が選任し、所定の期限内に都道府県知事等へ選任届を提出する。届出の控えと免状の写しは立入検査に備えて保管する
よくある質問 AI による整理
Q1高圧ガス製造保安責任者免状の種類は?
甲種・乙種・丙種化学、甲種・乙種機械、第一種・第二種・第三種冷凍機械の8種類です。高圧ガス保安法29条1項が定めています。
Q2高圧ガスの試験に合格すれば免状はもらえる?
合格は交付の前提条件にすぎず、別途交付申請が必要です(29条3項・5項)。欠格事由に当たると交付を拒まれることがあります(4項)。
Q3高圧ガスの免状に有効期限や更新はある?
29条には免状の有効期限や更新の定めはありません。ただし保安責任者等に選任された後は、法令所定の講習を受ける義務が生じる場合があります。
Q4高圧ガスの免状をなくしたらどうする?
交付の手続的事項は29条5項により経済産業省令で定められ、再交付の申請手続が用意されています。申請先と必要書類は最新の案内で確認してください。
Q5高圧ガスの免状は国家資格?
国家資格です。高圧ガス保安法に基づく国家試験に合格した者にのみ、経済産業大臣または都道府県知事から免状が交付されます(29条3項・4項)。
Q6高圧ガスの免状の返納を命じられるのはどんなとき?
免状の保有者が本法や本法に基づく命令に違反した場合などに、30条により返納を命じられることがあります。返納命令から2年間は再交付を拒まれることがあります。
Q7冷凍機械責任者の免状はどんな仕事に使える?
冷凍倉庫、大型冷蔵設備、ビル空調などの冷凍設備で、冷凍保安責任者として選任される際に使われます。選任できる設備の規模は免状の種類で変わります。
Q8高圧ガスの免状に実務経験は必要?
29条は免状の交付に実務経験を求めていません。ただし保安責任者に選任する段階では、各保安規則が免状の種類に加えて一定の経験を求めることがあります。
この条文についての質問 AI による整理
Q1第三種冷凍の免状って、どこまでの設備を任せてもらえるんですか?
範囲は本条2項の委任を受けた経済産業省令(冷凍設備なら冷凍保安規則)で、冷凍能力の上限などとして決められています。上限を超える設備には第二種か第一種が必要です。実務のポイント:求人の「冷凍の資格者歓迎」は、実際には施設の冷凍能力に合った種類を求めていることが多い。応募前に、その職場の設備が何トン級かを聞いておくと話が早い(数値は最新の改正状況をご確認ください)
Q2昔、高圧ガスの件で罰金を払ったことがあります。もう免状は取れませんか?
取れなくなるわけではありません。29条4項の欠格は、刑の執行を終えた日(または執行を受けることがなくなった日)から2年に限られ、しかも「交付を行わないことができる」という裁量規定です。実務のポイント:試験の受験そのものを止める規定ではないため、2年の経過時期を見越して受験計画を立てる人もいる。交付申請の時期が重要になるので、起算日を判決書などで正確に確かめておきたい
Q3販売主任者の第一種と第二種、どっちを取ればいいんですか?
扱うガスの種類によって分かれます。範囲の詳細は29条2項の委任を受けた経済産業省令で定められています。実務のポイント:LPガスだけを扱う販売店なら第二種で足りる場面が多いが、溶接用の酸素やアセチレンなどを一緒に扱う業者では第一種が求められることがある。将来扱う商材まで見込んで種類を選ぶのが、二度受験しないコツだ(最新の改正状況をご確認ください)
間違えやすい点 AI による整理
- 「免状を持っていれば、すぐに保安責任者に選任できる」と考えがちだが、免状は入口にすぎない。各保安規則では、選任する際に免状の種類に加えて一定期間の実務経験を求めている場合が多い。合格証書だけでは届出が通らないことがある(具体的な経験年数は各保安規則の最新版でご確認ください)
- 「甲種・乙種・丙種」という呼び名から、上位の免状を一枚取れば全部カバーできると思われやすい。だが化学と機械と冷凍は別の系統で、甲種化学の免状があっても冷凍保安責任者の資格要件を当然に満たすわけではない。上下関係を気にする前に、まず系統が合っているかを確かめるべきだ
- 4項の欠格を「前科があれば一生取れない」と恐れる人がいるが、実際の期間は2年で、しかも交付を「行わないことができる」という裁量規定だ。逆に、違反がこの法律や液化石油ガス法などに限られる点も見落とされている。対象外の法律違反なら、この条項は適用されない
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規律の対象 | 29条:免状の種類、職務範囲の委任、交付要件、欠格事由 | 30条:交付済み免状の返納命令 31条:製造保安責任者試験・販売主任者試験 |
| 行政の権限 | 欠格事由に当たる者への交付を「行わないことができる」(裁量) | 違反者に免状の返納を命じることができる 免状の種類ごとに試験を実施する |
| 本人への影響 | 種類によって任される設備が決まり、欠格中は交付を拒まれうる | 返納命令の日から2年間、29条4項1号により再交付が拒まれうる 合格が交付の前提(29条3項)となる |
他国ではどう定めているか 3 か国
台湾は危険性のある機械・設備の操作人員に訓練修了または技能検定合格を求める枠組みで、高圧ガスの製造安全主任者等も訓練規則で扱われる。日本のような独立法上の10種類の免状体系とは構造が異なる
韓国も高圧ガスの単独法を持ち、事業者に安全管理者の選任を求める点で日本と類似する
中国は圧力容器・気瓶などを特種設備として一括規制し、作業人員に資格取得を求める
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 冷凍倉庫の物流会社に転職した。面接では「冷凍の免状持ちです」と答えて採用されたが、手元にあるのは第三種冷凍機械責任者免状。新しい倉庫の冷凍設備は第三種の範囲を超えていた。会社はあなたを冷凍保安責任者として届け出る予定だったが、その届出は要件を満たさない
- 工場長として化学プラントの保安体制を任された。前任者が退職し、保安係員の資格を持つ人が社内に丙種化学の保有者しかいない。甲種か乙種が必要な規模の施設だった場合、後任が見つかるまでの数か月、施設は法律上の空白を抱えたまま動き続けることになる
- もし、過去に高圧ガス保安法違反で罰金刑を受けた社員が、刑を終えて1年後に試験に合格したらどうなる? 合格していても、免状の交付を拒まれることがある。4項の「2年」は、試験の合格ではなく免状の交付に効いてくる
- LP ガス販売店を開業するあなたは、販売主任者を選任しなければならない。だが、販売するガスの種類によって必要な免状が第一種か第二種かに分かれる。どちらで足りるかを確認しないまま試験を申し込むと、一年が無駄になる
- 監督官庁の立入検査まで、あと2週間。保安責任者の免状の写しを確認したら、種類が施設の区分と合っていなかった。代理者の選任状況も含め、届出内容を今のうちに洗い直す必要がある
取るべき行動
被害を受けた側:1. 職場で保安責任者の選任を打診されたら、施設の区分(一般・LPガス・冷凍・コンビナート)と規模を確認する2. 自分の免状の種類が各保安規則の選任要件に合っているか、実務経験の要件も含めて照らし合わせる3. 要件を満たさないまま名義だけ使われそうな場合は、書面で懸念を伝え、記録を残す。事故が起きたとき、名前を貸した責任者として事情聴取を受けるのはあなただ4. 必要に応じて上位の種類の試験や、講習による一部免除ルートを検討する
訴えられた側:1. 立入検査や事故調査で選任の不備を指摘されたら、選任・解任届の控えと免状の写しをすぐにそろえる2. 免状の種類と施設区分が合っていない場合は、資格を満たす人を速やかに選任し直して届け出る3. 返納命令(30条)や欠格(4項)が絡む場合は、刑の執行終了日や返納日から2年の起算点を正確に確認する4. 罰則の適用が見込まれるなら、早い段階で高圧ガス規制に詳しい弁護士に相談する
時効(請求できる期限):本条に特定の時効はない。欠格期間は、免状の返納を命じられた日から2年、または本法・液化石油ガス法・水素等供給等促進法などの違反による罰金以上の刑の執行を終えた日(または執行を受けることがなくなった日)から2年(4項)。試験は原則として年1回の実施(最新の実施日程は高圧ガス保安協会の案内をご確認ください)
改正沿革 AI による整理
- 令和6年(2024年)頃 4項2号の欠格事由に「水素等供給等促進法」違反が加えられたとみられる(低炭素水素等の供給・利用促進法の制定に伴う改正)。改正年と施行日は人による確認が必要
改正の年表
- 1.昭和26年(1951年) 新設:高圧ガス取締法(昭和26年法律第204号)として制定。高圧ガスの製造・販売に関する保安規制と有資格者制度の基礎が置かれた
- 2.平成8年(1996年) 改正:題名を高圧ガス保安法に改める改正が行われ、自主保安を重視する方向へ制度が見直された(施行は平成9年)
- 高圧ガス保安法 第27条保安統括者等の選任義務(27条の2、現行効力を要確認)
- 高圧ガス保安法 第28条販売主任者の選任義務
- 高圧ガス保安法 第30条免状の返納命令、欠格2年の起点
- 高圧ガス保安法 第31条製造保安責任者試験・販売主任者試験
- 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 第38条業務主任者制度との並行関係(現行効力を要確認)
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