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電気事業法 第37条の10(定款の必要的記載事項)

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認定電気使用者情報利用者等協会は、その定款において、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第十一条第一項各号に掲げる事項及び第三十七条の四第二号に規定する定款の定めのほか、この法律若しくはこの法律に基づく命令の規定又は第三十七条の五第四号の規則に違反した会員に対し、定款で定める会員の権利の停止若しくは制限を命じ、又は除名する旨を定めなければならない。

この条文の基本情報

定款の必要的記載事項とは何ですか?

定義定款の必要的記載事項とは、電気事業法第37条の10に定められた規定で、「認定電気使用者情報利用者等協会は、その定款において、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第十一条第一項各号に掲げる事項及び第三十七条の四第二号に規定する定款…」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 電気事業法第37条の10(定款の必要的記載事項)は、日本の電気事業法に含まれる条文です。
  2. 電気事業法第37条の10の条文原文は「認定電気使用者情報利用者等協会は、その定款において、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第十一条第一項各号に掲げる事項及び第三十七条の四第二号に規定する定款…」で始まります。
  3. 電気事業法第37条の10は第二章の二 電気使用者情報の利用及び提供に置かれています。
  4. 電気事業法の公布日は昭和39年7月11日です。
  5. 電気事業法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年9月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 電気事業法第37条の10の前の条は電気事業法第37条の9です。
  7. 電気事業法第37条の10の次の条は電気事業法第37条の11です。
  8. 電気事業法第37条の10には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式電気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第37条の10
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/339AC0000000170
  • 本サイト収録電気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第37条の10(LawPlayer 収録、取得日 令和8年9月5日)https://lawplayer.com/jp/article/339AC0000000170/37_10

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点電気事業法第37条の10は、認定電気使用者情報利用者等協会の定款に、法令や協会規則に違反した会員の権利停止・制限または除名の定めを置くことを義務付ける。

Q · 電力データを使う企業がルール違反をしたら、協会から追い出されるの?

定款で権利停止・制限・除名を定めることが義務とされている

電気事業法第37条の10により、認定電気使用者情報利用者等協会は、法令・命令または協会規則(第37条の5第4号)に違反した会員に対して権利の停止・制限を命じ、または除名する旨を定款に定めなければなりません。処分の具体的な要件や効果は各協会の定款・規則で決まりますが、違反した会員企業は行政処分を待たずに、業界団体の内部処分によって電力データの利用枠組みから外される可能性があります。

解説

スマートメーターは30分ごとに家庭の電力使用量を記録している。何時に起き、何時に家を空け、何日間旅行に出ていたか。この数字の並びは、日記より正直に暮らしを語る。電気事業法はこのデータ(電力データ)を、本人の同意を前提に、認定を受けた協会の会員企業や自治体が使える仕組みを作った。そして本条は、その協会の定款(団体の憲法にあたる基本ルール)に、ある一文を必ず書くよう命じている。法令や協会の規則に違反した会員について、権利を停止・制限し、または除名できる旨である。つまり、あなたの電力データを受け取る企業は、行政の罰則を待つまでもなく、業界団体の内部ルールによってデータの蛇口を閉められる立場にある。「データを渡したら終わり」ではない。違反した会員を締め出す装置が、定款の中にあらかじめ組み込まれているのである

法的な位置づけ

電気事業法第37条の10は、認定電気使用者情報利用者等協会の定款の必要的記載事項を加重する規定である。一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第11条第1項各号の事項と同法第37条の4第2号の定款の定めに加え、法令・命令または第37条の5第4号の規則に違反した会員に対し、権利の停止・制限を命じ、または除名する旨の定款規定を置くことを義務付ける。

よくある質問 AI による整理

Q1認定電気使用者情報利用者等協会とは?

電力データ(スマートメーターの使用量データ等)を利用する事業者などが会員となり、電気事業法に基づく認定を受けた協会です。会員の取扱いルールを定め、遵守を監督します。

Q2電気事業法37条の10とは?

認定電気使用者情報利用者等協会の定款に、法令や協会規則に違反した会員の権利停止・制限または除名を定めることを義務付ける規定です。

Q3スマートメーターのデータ 第三者提供 できる?

電気事業法上の枠組みでは、本人の同意を前提に、認定協会を通じて会員企業や自治体へ提供される仕組みが設けられています。個人情報保護法の規律も並行して及びます。

Q4電力データ 協会 除名 されるとどうなる?

具体的な効果は各協会の定款・規則によりますが、協会を通じた電力データの提供枠組みから外れることを事実上意味しうるため、データを前提とする事業が止まるおそれがあります。

Q5電力データ 協会規則 違反 何が対象?

本条の処分対象は、電気事業法またはこれに基づく命令の規定、もしくは第37条の5第4号の協会規則に違反した会員です。具体的な違反類型は協会規則で確認が必要です。

Q6協会の定款に除名規定がないとどうなる?

本条は定款への記載を「しなければならない」と定めています。処分規定を欠く定款は法の要求を満たさず、認定の前提に関わりうるため、関連条文の確認が必要です。

Q7電力データ 利用 自治体 できる?

電力データの活用枠組みは、防災や見守り、空き家把握などの公益目的での自治体利用も想定しています。利用には本人同意など所定の要件を満たす必要があります。

Q8電力データ 個人情報保護法 関係は?

電力データが個人情報に当たる場合、個人情報保護法の第三者提供制限(第27条)などが及びます。認定協会の会員は、これに加えて協会規則違反による処分も受けうる立場です。

この条文についての質問 AI による整理

Q1電力データを渡した会社が勝手に別の用途に使ったら、どこに言えばいいの?

まず提供を受けた会社に利用停止を求め、応じなければ当該会社が所属する認定協会に申し出る道がある。協会は定款上、法令や規則に違反した会員の権利停止や除名をできる(本条)。個人情報保護委員会への相談も並行できる。実務のポイント:行政への申告は結論まで時間がかかりやすいが、協会への申し出は会員企業にとってデータ供給停止に直結しうるため、企業側の反応が早いことがある

Q2協会から除名されたら、その会社はもう電力データを一切使えなくなるの?

本条が定めるのは、定款に権利の停止・制限または除名を置く義務であり、具体的な効果は各協会の定款と規則で決まる。電力データの提供は協会を通じた枠組みで行われるため、除名は事実上その枠組みからの離脱を意味しうる。実務のポイント:処分の重さは定款の書きぶり次第である。加入前に「停止」と「除名」の発動要件を読み比べる企業はまだ少ない(最新の協会規則をご確認ください)

間違えやすい点 AI による整理

  • 電力データの不正利用を止めるのは国の罰則だけだと思われがちだが、法律は協会自身に会員を処分する権限を定款で持たせることを義務付けている。行政処分より手前に、業界団体による締め出しという第一の関門がある
  • 「権利停止や除名は協会の任意の運用」と考えるのは前提が違う。本条は定款に定めることを「しなければならない」と書く。処分規定を欠いた定款では、そもそも認定協会としての前提を満たさない構造になっている(具体的な認定取消し要件は関連条文の確認が必要)
比較の観点この条文ほかの条文
規定の役割電気事業法37条の10:定款に違反会員の権利停止・制限・除名を定める義務電気事業法37条の4:協会の認定の基準(第2号で定款の定めに言及)
電気事業法37条の5:協会の業務(第4号で会員が遵守すべき規則)
名宛人認定を受けた協会(定款の記載義務)認定を申請する協会(認定要件の充足)
認定を受けた協会(業務の実施)
会員への作用違反会員を内部処分(停止・制限・除名)できる根拠を定款に置く会員に関する定款の定めを認定の前提とする
会員が守るべき規則を定め、その遵守を図る

他国ではどう定めているか 4 か国

台湾
個人資料保護法第20条

台湾には電力データ利用者団体の会員処分を定める直接の規定は見当たらず、個人資料保護法による一般的な利用制限で規律される

韓国
지능형전력망의 구축 및 이용촉진에 관한 법률

韓国はスマートグリッド法で電力網情報の保護を定めるが、業界団体の定款による会員処分という構造は日本独自色が強い

ドイツ
Messstellenbetriebsgesetz(MsbG)

ドイツはスマートメーターデータの通信・利用を法律で詳細に規律し、業界自律より法定の許容範囲による管理が中心

アメリカ
California Public Utilities Code § 8380

米国は州法レベルで電力使用データの開示を本人同意等に制限する。連邦統一の業界団体処分制度はない

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 電力会社とは別の見守りサービス会社から「電力データ連携に同意しますか」と案内が届いた。同意する前に確かめるべきは、その会社が認定協会の会員か、そして違反時に何が起きる仕組みかである
  • あなたの会社が電力データを使った不在配送最適化サービスを始め、協会に加入した。ところが営業部が同意の範囲を超えてデータを広告配信に流用していた。協会の規則違反が認定されれば、定款に基づいて権利停止や除名を受け、事業の前提だったデータ供給が止まる可能性がある。是正報告の準備は今週中に始めなければ間に合わないかもしれない。もし除名されたら、契約済みの顧客へのサービスはどうなるのか?

改正沿革 AI による整理

  • 令和2年(2020年)公布、令和4年(2022年)施行 強靱かつ持続可能な電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律により、電力データ活用の枠組みとして認定電気使用者情報利用者等協会の規定群とともに新設された

改正の年表

  1. 1.令和2年(2020年) 新設:強靱かつ持続可能な電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律により、電力データ活用の枠組みとして認定電気使用者情報利用者等協会の規定群とともに新設された(施行は令和4年(2022年))

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電気事業法の全文を見る所属する編章節を開く:第二章の二 電気使用者情報の利用及び提供

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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