葬祭料は、通常葬祭に要する費用を考慮して厚生労働大臣が定める金額とする。
要点労働者災害補償保険法 17 条の葬祭料は、葬祭を行った者に支払われる定額給付。受給者は遺族に限らず、実費精算ではなく厚生労働大臣が定める額が支給される。
Q · 労災で亡くなった人の葬式を出した場合、葬祭料は家族じゃなくても請求できる?
できる。請求者は遺族ではなく葬祭を行った者
労働者災害補償保険法 17 条の葬祭料は、亡くなった労働者の遺族ではなく『実際に葬祭を行った者』に支払われます。家族でなくても、葬儀を執り行い費用を負担した内縁の配偶者・友人・勤務先の会社でも請求できます。金額は厚生労働大臣が定める定額(31 万 5 千円+給付基礎日額 30 日分、または給付基礎日額 60 日分のいずれか高い方)で、実費とは無関係に支払われます。請求権は死亡の翌日から 2 年で時効消滅します(最新の改正状況をご確認ください)。
職場の事故で同僚が亡くなり、身寄りのないその人の葬儀を、あなたが立て替えて出した。この費用は誰も戻してくれないと思い込んでいないか。労働者災害補償保険法 17 条の葬祭料は、亡くなった労働者の遺族ではなく、実際に葬祭を行った者に支払われる。つまり家族でなくても、葬式を出したあなたが請求できる。金額は厚生労働大臣が定め、現在は 31 万 5 千円に給付基礎日額の 30 日分を足した額、それが給付基礎日額の 60 日分に満たなければ 60 日分が支払われる(最新の改正状況をご確認ください)。実際にかかった費用の領収書を積み上げる必要はない。定額方式だから、簡素な葬儀でも満額が出る。そして請求権は死亡の翌日から 2 年で時効消滅する。知らずに 2 年を過ごせば、この権利は静かに消える。
葬祭料とは、業務上の事由により死亡した労働者の葬祭を行う者に対し、労働者災害補償保険から支給される定額の保険給付をいう。労働者災害補償保険法 17 条を根拠とし、金額は通常葬祭に要する費用を考慮して厚生労働大臣が定める。通勤災害の場合は葬祭給付(同法 22 条の 5)として支給される。
AI 輔助整理,以條文原文為準
業務上の事由で死亡した労働者の葬祭を行った者に、労災保険から支給される定額給付です。労働者災害補償保険法 17 条が根拠で、遺族以外でも請求できます。
31 万 5 千円に給付基礎日額の 30 日分を足した額、またはそれが給付基礎日額の 60 日分に満たないときは 60 日分が支払われます(最新の改正状況をご確認ください)。
死亡した日の翌日から 2 年で時効消滅します。遺族補償年金は 5 年ですが葬祭料は 2 年と短いため、葬儀の慌ただしさで失念しないよう注意が必要です。
出ますが名称が異なり、労働者災害補償保険法 22 条の 5 の『葬祭給付』として支給されます。金額は業務災害の葬祭料と同じです。
もらえます。本来加入すべき事業であれば、事業主が未加入でも給付は行われます。事業主は後から保険料と費用を遡って徴収されます。
所轄の労働基準監督署に葬祭料請求書を提出します。遺族補償給付の請求と同時に行うと、死亡や労災の認定が一度で済み効率的です。
必須ではありません。会社が証明を拒んでも、その理由を記載すれば請求は受理され、労働基準監督署が業務上か否かを判断します。
返す必要はありません。葬祭料は実費精算ではなく定額方式のため、質素な葬儀でも満額が支給され、差額の返還義務は生じません。
もらえます。労働者災害補償保険法 17 条の受給者は『葬祭を行う者』であり、遺族に限定されていません。実際に葬儀を執り行い費用を負担した友人、内縁の配偶者、勤務先の会社でも請求できます。業界裏話ヒント:遺族が請求権者だと思い込み、実際に葬式を出した人が請求しないまま 2 年が過ぎる例が多い。誰が喪主で誰が費用を払ったかを最初に整理しておくと、取りこぼさない
返す必要はありません。葬祭料は実費精算ではなく、厚生労働大臣が定める定額方式です(労働者災害補償保険法施行規則 17 条)。31 万 5 千円に給付基礎日額の 30 日分を足した額、または 60 日分のいずれか高い方が、実際の費用と無関係に支払われます(最新の改正状況をご確認ください)。業界裏話ヒント:領収書を 1 円単位で集める必要はない。逆に豪華な葬儀でも上乗せはないので、費用をかけるかどうかは葬祭料と切り離して判断する
諦める必要はありません。労災請求は遺族や葬祭を行った者が直接、労働基準監督署に行えます。事業主の証明が得られない場合は、その理由を記載すれば請求自体は受理され、監督署が業務上か否かを判断します。業界裏話ヒント:会社が労災隠しをしたがるのは、保険料率の上昇や責任追及を恐れるから。あなたが『事業主の協力なしでも請求できる』と知っているだけで、会社の渋りに振り回されずに済む
| dimension | thisArticle | alternatives |
|---|---|---|
| 給付の対象 | 17 条 葬祭料:業務上死亡の葬祭費用 | — |
| 受給者 | 葬祭を行った者(遺族に限らない) | — |
| 金額の決め方 | 厚生労働大臣が定める定額(実費無関係) | — |
| 請求権の時効 | 死亡の翌日から 2 年(同法 42 条) | — |
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