保健師助産師看護師法 第27条の4
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- 指定試験機関は、試験事務の開始前に、試験事務の実施に関する規程(以下この条において「試験事務規程」という。)を定め、都道府県知事の認可を受けなければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
- 2.試験事務規程で定めるべき事項は、厚生労働省令で定める。
- 3.都道府県知事は、第一項の認可をした試験事務規程が試験事務の適正かつ確実な実施上不適当となつたと認めるときは、指定試験機関に対し、これを変更すべきことを命ずることができる。
この条文の基本情報
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 保健師助産師看護師法第27条の4は、日本の保健師助産師看護師法に含まれる条文です。
- 保健師助産師看護師法第27条の4の条文原文は「指定試験機関は、試験事務の開始前に、試験事務の実施に関する規程(以下この条において「試験事務規程」という。」で始まります。
- 保健師助産師看護師法第27条の4は第三章 試験に置かれています。
- 保健師助産師看護師法の公布日は昭和23年7月30日です。
- 保健師助産師看護師法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年7月4日時点では廃止情報はありません。
- 保健師助産師看護師法第27条の4の前の条は保健師助産師看護師法第27条の3です。
- 保健師助産師看護師法第27条の4の次の条は保健師助産師看護師法第27条の5です。
- 保健師助産師看護師法第27条の4には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第27条の4 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000203 - 本サイト収録
保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第27条の4(LawPlayer 収録、取得日 令和8年7月4日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC0000000203/27_4
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点保健師助産師看護師法27条の4は、指定試験機関が試験事務規程を定めて都道府県知事の認可を受ける義務を定め、変更時も認可が必要とし、知事に規程の変更命令権を与える。
Q · 准看護師試験を運営する団体は、試験のルールを自由に決められるの?
できない。規程は知事の認可制で、変更命令もある
保健師助産師看護師法27条の4により、准看護師試験の事務を任された指定試験機関は、試験事務の開始前に試験事務規程を定めて都道府県知事の認可を受けなければなりません。規程を変更するときも同じく認可が必要です。規程に定めるべき事項は厚生労働省令で定められ、知事は規程が試験事務の適正かつ確実な実施上不適当となったと認めるときは、変更を命ずることができます。
解説
准看護師試験の採点基準、合格発表の方法、受験票の扱い。受験生が「試験のルール」と思っているものの多くは、試験を実際に運営する団体が作った内部規程に書かれている。都道府県知事は、准看護師試験の事務を指定試験機関(知事の指定を受け、知事に代わって試験事務を担う外部の法人)に任せることができる(本法27条の2)。ただし本条により、任された機関は好きなように運営できない。試験を始める前に「試験事務規程」を作り、知事の認可(役所が正式に承認する手続)を受けなければならず、規程を変えるときも同じ手続が必要になる。規程に何を書くべきかは厚生労働省令が決める。運営してみて規程が不適当だと分かれば、知事は変更を命じられる。つまり、試験の公正さについて最終的に責任を負うのは、運営団体ではなく知事である。試験運営に疑問を持ったとき、どこに声を上げれば制度が動くのか。その答えがここにある。
法的な位置づけ
保健師助産師看護師法第27条の4は、指定試験機関が准看護師試験の試験事務を行うにあたり、事前に試験事務規程を定めて都道府県知事の認可を受けるべきこと、規程の記載事項を厚生労働省令に委ねること、知事が規程を不適当と認めるときは変更を命じ得ることを定める監督規定である。
よくある質問 AI による整理
Q1指定試験機関とは何ですか?
都道府県知事の指定を受け、知事に代わって准看護師試験の実施事務を担う法人です。委託の根拠は保健師助産師看護師法27条の2にあります。
Q2試験事務規程とは何ですか?
指定試験機関が試験事務をどう実施するかを定めた規程です。本法27条の4により、事務の開始前に作成し、都道府県知事の認可を受ける必要があります。
Q3試験事務規程には何を書く必要がありますか?
記載すべき事項は厚生労働省令で定められます(本条2項)。法律本体には列挙されていないため、具体的な項目は省令の規定を確認する必要があります。
Q4試験事務規程を認可なしで変更したらどうなる?
変更にも知事の認可が必要なので(本条1項後段)、認可のない変更は法律上の手続を欠きます。知事による監督処分の対象となり得ます。
Q5知事の試験事務規程の変更命令とは?
認可済みの規程が試験事務の適正かつ確実な実施にとって不適当となったと認めるとき、知事が指定試験機関に規程の変更を命じる権限です(本条3項)。
Q6准看護師試験は誰が実施していますか?
法律上の実施主体は都道府県知事です(本法18条)。知事は事務を指定試験機関に委託でき、その場合も規程の認可や変更命令を通じて監督します。
Q7准看護師試験の運営に苦情を言うならどこ?
運営団体のほか、規程を認可した都道府県の担当課に申し入れることができます。知事は本条3項の変更命令権を持つため、制度改善につながりやすい窓口です。
Q8指定試験機関の試験事務規程は見られますか?
本条は公表義務を定めていません。まずは認可した都道府県の担当課に問い合わせ、必要なら各自治体の情報公開条例に基づく開示請求を検討できます。
この条文についての質問 AI による整理
Q1准看護師試験って、国家試験じゃなくて県がやってるんですか?
准看護師試験は都道府県知事が行う試験で(本法18条)、免許も知事が与えます(本法8条)。知事は試験事務を指定試験機関に任せることができ(本法27条の2)、その場合は本条に基づき、知事が試験事務規程を認可します。実務のポイント:試験問題を複数の都道府県で共通にしている地域もあるため、「県の試験」といっても実際の運営体制は地域によって違います。受験する地域の担当課で、まず実施主体を確認しておくのが近道です
Q2試験を運営する団体が勝手にルールを変えることってできるんですか?
できません。試験事務規程を変えるときも、知事の認可が必要です(本条1項後段)。さらに知事は、規程が適正な試験の実施にとって不適当になったと判断すれば、変更を命じることができます(本条3項)。実務のポイント:規程が認可を受けているかどうかは、都道府県の担当課に問い合わせれば確認できることが多いです。運営に疑問があるときは、「認可済みの規程どおりに運営されたか」という聞き方をすると、相手の答え方が変わります
間違えやすい点 AI による整理
- 「試験を運営する団体が決めたことは絶対で、受験生は従うしかない」と思われがちだが、それは問いの立て方が違う。その団体の運営ルールは知事の認可を受けて初めて効力を持ち、知事は不適当なら変更を命じられる。争う相手を団体だけに絞る必要はない
- 外部機関に任せれば行政は責任から手を離せる、と考えるのは表面しか見ていない。実際には、規程の事前認可、変更の認可、変更命令と、知事の関与が三段階で組み込まれている。外部に任せる仕組みは、監督する義務と一体になっている
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規定の役割 | 27条の4:指定試験機関の試験事務規程を知事が認可・変更命令で監督 | 27条の2:知事が試験事務を指定試験機関に行わせる委託の根拠 18条:准看護師試験の実施主体を都道府県知事と定める |
| 規律の対象 | 試験事務の実施ルール(規程)の内容と変更 | 誰に試験事務を担わせるか(機関の指定) 試験そのものを誰が行うか |
| 知事の関与 | 事前認可・変更認可・変更命令の三段階 | 機関の指定 自ら試験を実施(委託しない場合) |
他国ではどう定めているか 3 か国
台湾では護理師・護士の資格試験を考試院考選部が自ら実施しており、外部機関の運営規程を認可する日本型の委託監督構造は見られない
韓国では医療人国家試験の管理を専門機関に委託できる。准看護師に近い간호조무사の試験も同じ専門機関が実施しており、委託先を行政が監督する点で日本と共通する
米国では州看護委員会が免許権限を持ち、LPN 向けの NCLEX-PN の作成・実施は NCSBN に委ねている。委託先の監督の仕方は州ごとに異なる
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 准看護師試験の会場で、試験開始の案内が会場ごとにばらばらで、ある会場だけ解答時間が短かった。苦情を言う先は運営団体だけか? 規程を認可した都道府県の担当課にも申し入れられる。知事には規程の変更を命じる権限があるからだ
- 指定試験機関の職員として、採点の運用を少し変えることになった。「内規を直すだけ」と考えるのは危ない。試験事務規程の変更にあたるなら、知事の認可を受けるまでその運用は使えない。次の試験日まであと二か月なら、今すぐ申請準備に入る必要がある
学説
立法実務上の整理:行政事務を指定法人に委託する法律では、業務規程の事前認可・変更認可・変更命令をセットで置き、委託先の運営を行政が継続的に統制する構造が一般的である。本条もこの類型に属する
- 保健師助産師看護師法 第27条の2指定試験機関への試験事務委託の根拠
- 保健師助産師看護師法 第18条准看護師試験の実施主体は都道府県知事
- 保健師助産師看護師法 第8条准看護師免許の試験合格要件
- 行政手続法 第13条変更命令の前に弁明の機会を与える手続
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