高圧ガス保安法 第58条の16(経済産業大臣又は委任都道府県知事による試験事務の実施)
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- 指定試験機関が第五十八条の八第一項の許可を受けて試験事務の全部若しくは一部を休止したとき、経済産業大臣が前条第二項の規定により指定試験機関に対し試験事務の全部若しくは一部の停止を命じたとき、又は指定試験機関が天災その他の事由により試験事務の全部若しくは一部を実施することが困難となつた場合において経済産業大臣が必要があると認めるときは、経済産業大臣又は委任都道府県知事は、当該試験事務の全部又は一部を自ら行うものとする。
- 2.経済産業大臣は、委任都道府県知事が前項の規定により試験事務を行うこととなるとき、又は委任都道府県知事が同項の規定により試験事務を行うこととなる事由がなくなつたときは、速やかに、その旨を当該委任都道府県知事に通知しなければならない。
この条文の基本情報
経済産業大臣又は委任都道府県知事による試験事務の実施とは何ですか?
定義経済産業大臣又は委任都道府県知事による試験事務の実施とは、高圧ガス保安法第58条の16に定められた規定で、「指定試験機関が第五十八条の八第一項の許可を受けて試験事務の全部若しくは一部を休止したとき、経済産業大臣が前条第二項の規定により指定試験機関に対し試験事務の全部若…」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 高圧ガス保安法第58条の16(経済産業大臣又は委任都道府県知事による試験事務の実施)は、日本の高圧ガス保安法に含まれる条文です。
- 高圧ガス保安法第58条の16の条文原文は「指定試験機関が第五十八条の八第一項の許可を受けて試験事務の全部若しくは一部を休止したとき、経済産業大臣が前条第二項の規定により指定試験機関に対し試験事務の全部若…」で始まります。
- 高圧ガス保安法第58条の16は第一節に置かれています。
- 高圧ガス保安法の公布日は昭和26年6月7日です。
- 高圧ガス保安法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 高圧ガス保安法第58条の16の前の条は高圧ガス保安法第58条の15です。
- 高圧ガス保安法第58条の16の次の条は高圧ガス保安法第58条の17です。
- 高圧ガス保安法第58条の16には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
高圧ガス保安法(昭和二十六年法律第二百四号)第58条の16 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000204 - 本サイト収録
高圧ガス保安法(昭和二十六年法律第二百四号)第58条の16(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/326AC0000000204/58_16
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点高圧ガス保安法58条の16は、指定試験機関が試験事務を休止・停止命令・天災等で実施困難となった場合、経済産業大臣又は委任都道府県知事が自ら試験事務を行うと定める。
Q · 高圧ガスの試験機関が業務を止めたら、製造保安責任者試験はなくなるの?
原則、国か知事が試験事務を引き継ぐ。天災時は大臣判断次第
高圧ガス保安法58条の16により、指定試験機関が許可を得て試験事務を休止したとき、または経済産業大臣から停止命令を受けたときは、経済産業大臣又は委任都道府県知事が試験事務を自ら行うものとされています。天災その他の事由で実施が困難になった場合は、大臣が必要と認めたときに限り代行されます。知事が代行する場合、その開始と終了は大臣から知事へ速やかに通知されます(同条2項)。
解説
高圧ガスの製造保安責任者試験は、通常は国が指定した民間の試験機関(実務上は高圧ガス保安協会)が実施している。では、その機関が試験を止めたら受験の道は途切れるのか。答えは否である。本条は、指定試験機関が三つの事態に陥った場合、経済産業大臣または委任都道府県知事(国から試験事務を任された知事)が試験事務を「自ら行うものとする」と定める。三つの事態とは、許可を得て試験事務を休止したとき、大臣から停止命令(役所が下す具体的な業務ストップの決定)を受けたとき、天災などで実施が困難になり大臣が必要と認めたときである。「ものとする」は、国が引き受けることを原則とする書き方である。ただし三つ目の場面では大臣が「必要がある」と認めることが条件になっており、自動的に代行されるわけではない。第2項は、知事が代行を始めるときと終えるときに、大臣が速やかに知事へ通知する義務を定める。国家資格への入口を一本の民間ルートに預けたままにせず、裏に予備のルートを敷いておく。それが本条の役割である。受験を控えた人が知っておくべきなのは、試験機関側の事故が受験そのものの消滅を意味するわけではないという点である。
法的な位置づけ
高圧ガス保安法第58条の16は、指定試験機関による試験事務が休止、停止命令又は天災その他の事由により行われない場合に、経済産業大臣又は委任都道府県知事が当該試験事務の全部又は一部を自ら行うことを定める規定である。併せて、知事による実施の開始・終了時における大臣の通知義務を定める。
よくある質問 AI による整理
Q1高圧ガス保安法 指定試験機関とは?
経済産業大臣の指定を受けて、製造保安責任者試験などの試験事務を行う機関です。試験事務を国に代わって担いますが、休止や停止の場面では国や知事が引き継ぎます。
Q2製造保安責任者試験 中止になることはある?
天災などで実施困難になれば延期・中止の可能性はあります。ただし機関の休止や停止命令の場合は、58条の16により国又は委任都道府県知事が試験事務を自ら行うのが原則です。
Q3指定試験機関 停止命令 試験はどうなる?
経済産業大臣が停止を命じた試験事務は、大臣又は委任都道府県知事が自ら行うものとされます(58条の16第1項)。停止された範囲の事務が国側へ移ります。
Q4委任都道府県知事とは何ですか?
高圧ガス保安法上、試験事務の一部を国から任された都道府県知事を指します。代行の開始・終了は経済産業大臣から速やかに通知されます(58条の16第2項)。
Q5試験事務の一部だけ代行されることもある?
あります。条文は「全部又は一部」と定めており、機関が一部だけ休止・停止した場合は、その部分に限って国又は知事が自ら行うことになります。
Q6天災で試験ができないとき国は必ず代行する?
必ずではありません。天災その他の事由による場合は、経済産業大臣が「必要がある」と認めることが条件です。延期の判断が先行することもあります。
Q7試験機関が休止するには許可が必要?
必要です。指定試験機関は58条の8第1項の許可を受けて試験事務を休止します。本条はその許可による休止を代行開始の契機の一つとしています。
Q8試験の実施主体が変わったらどこを確認すべき?
経済産業省や該当する都道府県の公示を確認するのが確実です。申込先や問い合わせ窓口が変わる可能性があり、試験機関のサイトだけでは情報を取りこぼすおそれがあります。
この条文についての質問 AI による整理
Q1試験機関が業務停止になったら、もう申し込んだ受験料はどうなるんですか?
本条(58条の16)が定めるのは、試験事務を国または委任都道府県知事が引き受けることまでであり、受験料の扱いは本条には書かれていない。具体的な取扱いは関係する省令や公示で確認する必要がある。実務のポイント:代行が決まると、実務上は経済産業省や都道府県の公示で手続が案内される。試験機関のサイトだけを見ていると情報を取りこぼすおそれがある
Q2天災で試験ができなくなったら、必ず国が代わりにやってくれるんですか?
必ずではない。休止や停止命令の場面と違い、天災その他の事由で実施が困難になった場面では、経済産業大臣が「必要がある」と認めることが条件になっている(58条の16第1項)。実務のポイント:天災のときは、代行するより延期のほうが現実的と判断されることもある。「国がやるはず」と思い込まず、延期の公示が出ていないかも併せて確認する
間違えやすい点 AI による整理
- 「試験機関が業務を止めたら、その年の試験はなくなる」と思われがちだが、本条は国または委任都道府県知事が試験事務を引き受けることを原則としている。ただし天災の場面では大臣の「必要」判断が入るため、日程変更や中止がまったく起きないとまでは言い切れない
- 「試験を誰が実施するか」は受験者には関係ないと考えるのは視点がずれている。実施主体が国や知事に移ると、申込先や問い合わせ窓口、公示の出どころが変わることがある。受験者にとって大事なのは「試験があるか」より「どこからの公示を見ればよいか」である
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規律の対象 | 58条の16:試験事務を国又は委任都道府県知事が自ら行う場面 | 58条の8:指定試験機関による試験事務の休廃止の許可 58条の15:指定の取消しと試験事務の停止命令 |
| 主な名宛人 | 経済産業大臣・委任都道府県知事 | 指定試験機関(許可を申請する側) 指定試験機関(処分を受ける側) |
| 受験者への影響 | 試験の実施主体が国又は知事に移り、公示の出どころが変わり得る | 休止が許可されると本条の代行の契機となる 停止命令が出ると本条の代行の契機となる |
他国ではどう定めているか 2 か国
台湾では高圧ガス関連設備の操作人員資格を労働安全衛生法制の中で規律しており、日本のように指定試験機関の機能停止時に国が代行する明文の仕組みとは構造が異なる
韓国も高圧ガスの安全管理を専門法で規律する。試験事務の代行規定の有無は個別に確認を要する
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 試験直前に大規模地震が起き、会場も事務局も機能停止した。今年の受験はどうなる? 天災による実施困難は本条の想定する場面だが、国が代行するかどうかは大臣が「必要」と認めるかにかかっている。延期や中止の判断が先に出る可能性もある
- あなたが試験機関の担当役員だとする。不正採点が発覚し、経済産業大臣から試験事務の一部停止を命じられた(58条の15第2項)。停止した部分の事務は国または知事へ移る。引継ぎ書類の準備は今日から始めなければならない
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