マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第5条の13(管理計画の認定)
- 法令番号
- 平成十二年法律第百四十九号
- 公布
- 最終改正
- 施行
- 効力
- 現行
- 種別
- 法律
- データ取得日
- 令和8年7月4日
- AI 解説の確認日
- 公式原文
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- 引用形式
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成十二年法律第百四十九号)第5条の13
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- 管理組合の管理者等は、国土交通省令で定めるところにより、当該管理組合によるマンションの管理に関する計画(以下「管理計画」という。)を作成し、マンション管理適正化推進計画を作成した都道府県等の長(以下「計画作成都道府県知事等」という。)の認定を申請することができる。
- 2.管理計画には、次に掲げる事項を記載しなければならない。
- 一当該マンションの修繕その他の管理の方法
- 二当該マンションの修繕その他の管理に係る資金計画
- 三当該マンションの管理組合の運営の状況
- 四その他国土交通省令で定める事項
この条文の基本情報
管理計画の認定とは何ですか?
定義管理計画の認定とは、マンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の13に定められた規定で、「管理組合の管理者等は、国土交通省令で定めるところにより、当該管理組合によるマンションの管理に関する計画(以下「管理計画」という。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の13(管理計画の認定)は、日本のマンションの管理の適正化の推進に関する法律に含まれる条文です。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の13の条文原文は「管理組合の管理者等は、国土交通省令で定めるところにより、当該管理組合によるマンションの管理に関する計画(以下「管理計画」という。」で始まります。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の13は第三章 管理計画の認定等に置かれています。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律の公布日は平成12年12月8日です。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年7月4日時点では廃止情報はありません。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の13の前の条はマンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の12の2です。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の13の次の条はマンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の14です。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第5条の13には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成十二年法律第百四十九号)第5条の13 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/412AC1000000149 - 本サイト収録
マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成十二年法律第百四十九号)第5条の13(LawPlayer 収録、取得日 令和8年7月4日)https://lawplayer.com/jp/article/412AC1000000149/5_13
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点マンション管理適正化法5条の13は、管理組合の管理者等が管理計画を作成し、推進計画を作成した都道府県等の長に認定を申請できると定める。申請は任意である。
Q · マンションの管理計画認定って、必ず申請しないといけないの?
義務ではなく任意。推進計画のある自治体でのみ申請できる
マンション管理適正化法5条の13は、管理組合の管理者等が管理計画を作成し、認定を「申請することができる」と定めています。したがって申請は任意で、申請しなくても罰則はありません。ただし申請先は、マンション管理適正化推進計画を作成した都道府県等の長に限られます。管理計画には、修繕その他の管理の方法、資金計画、管理組合の運営状況、国土交通省令で定める事項を記載する必要があります。
解説
同じ築25年、同じ駅徒歩8分の二棟のマンション。片方だけが、住宅金融支援機構の金利引下げや固定資産税の減額といった優遇の入口に立てる。差は立地でも築年数でもない。管理組合が「管理計画」を書いて、自治体の長に認定を申請したかどうかである。本条によれば、管理組合の理事長などの「管理者等」(組合を代表して動く人)は、修繕の方法、資金計画、組合運営の状況などを書いた計画を作り、認定を申請することが「できる」。義務ではない。だから多くの組合は何もしない。ただし申請できるのは、都道府県等がマンション管理適正化推進計画(自治体がつくる管理改善の基本計画)を作っている地域に限られる。区分所有者のあなたが総会で「うちも認定を取りに行こう」と一言言えば、自分の財布と将来の売却価格に関わる話が動き出す。言わなければ、誰も動かないまま修繕積立金不足だけが進んでいく
法的な位置づけ
管理計画認定申請とは、マンション管理適正化法第5条の13に基づき、管理組合の管理者等が、修繕その他の管理の方法、管理に係る資金計画、管理組合の運営状況等を記載した管理計画を作成し、マンション管理適正化推進計画を作成した都道府県等の長に対して認定を求める任意の手続をいう。
手順
- 1.自治体の推進計画の有無を確認 マンション所在地の市(町村の場合は都道府県)がマンション管理適正化推進計画を作成済みかを自治体サイトで確認する。未作成なら申請自体ができない
- 2.現状書類を集めて認定基準と照合 管理規約、長期修繕計画、直近の総会・理事会議事録、組合員名簿・居住者名簿、修繕積立金の収支資料を集め、国の基本方針にある認定基準と一項目ずつ照合して不足を洗い出す
- 3.不足項目の是正と総会決議 長期修繕計画の計画期間や積立金額など基準に届かない項目を是正し、管理計画の内容と認定申請について総会で決議を得る
- 4.事前確認を経て認定申請 必要に応じてマンション管理センターの手続支援サービス等で事前確認を受け、管理計画と添付書類を計画作成都道府県知事等に提出する
- 5.認定後の更新管理と引継ぎ 認定通知を受けたら有効期間5年の満了日と計画変更時の手続を引継ぎ書に記載し、役員交代で更新が途切れないようにする
よくある質問 AI による整理
Q1マンションの管理計画認定制度とは?
管理組合が作成した管理計画を、推進計画を作った都道府県等の長が基準に照らして認定する制度です。根拠は管理適正化法5条の13以下で、令和4年4月から始まりました。
Q2管理計画認定の申請方法は?
管理者等が国土交通省令の定めに従い管理計画と添付書類を作成し、計画作成都道府県知事等に申請します。実務ではマンション管理センターのオンライン手続支援を経由する例が多いです。
Q3管理計画認定の有効期間はいつまで?
認定の有効期間は5年です。継続するには期間満了前に更新の申請が必要で、更新を忘れると認定は失効します(同法5条の16、現行規定を要確認)。
Q4管理計画認定の申請に手数料はかかる?
自治体の審査手数料がかかる場合があり、金額は自治体ごとに異なります。支援機関の事前確認を使う場合はその手数料も別に必要です。
Q5管理計画認定を受けるメリットは?
フラット35の金利引下げ対象になり得ること、長寿命化工事を行った場合の固定資産税減額特例の要件になること、売却時に管理の良さを外部に示せることなどです。
Q6管理計画には何を書かないといけない?
法5条の13第2項により、修繕その他の管理の方法、管理に係る資金計画、管理組合の運営状況、国土交通省令で定める事項の4つが必要的記載事項です。
Q7推進計画がない市でも管理計画認定は申請できる?
できません。申請先はマンション管理適正化推進計画を作成した都道府県等の長に限られます。まず自治体サイトで推進計画の有無を確認しましょう。
Q8一棟所有の賃貸マンションも管理計画認定の対象?
対象外です。本法のマンションは区分所有者が2人以上いる建物が前提で、管理組合の管理者等が申請主体となるため、一棟所有の賃貸物件は想定されていません。
この条文についての質問 AI による整理
Q1認定取らないと、何か罰則あるんですか?
罰則はない。法5条の13は「申請することができる」と定めているだけである。ただし、認定を受けた後に管理が計画どおりでなくなれば、改善命令や認定の取消しの対象になる(同法5条の19、5条の20、現行効力を要確認)。実務のポイント:罰則がないので、議論の焦点は義務ではなく売却時の比較になる。近隣の認定物件の数を調べて総会で示すと、話が具体的に進みやすい
Q2申請って理事長が勝手に出していいの?
申請者は管理者等(法5条の13第1項)だが、実務では総会の決議を経るのが通常で、申請書類にも総会で決議したことを示す資料を求められることが多い。実務のポイント:反対意見が強い組合でも、まず「申請準備のための現状確認」だけを決議すると通りやすい。足りない項目を数字で見せれば、本申請の決議は二段階目で取りやすくなる
Q3うちの積立金、安すぎて認定通らないって本当?
あり得る。国の基本方針が定める認定基準には、長期修繕計画の内容と、修繕積立金の額が著しく低くないことが含まれている。安い積立金は、負担が少ないのではなく、将来の一時金や借入れを先送りしているだけの場合が多い。実務のポイント:国交省の修繕積立金ガイドラインの目安額と、自分の組合の㎡あたり単価を比べると、数分で判断がつく
間違えやすい点 AI による整理
- 「認定は大規模マンションや新築の話」と思われがちだが、逆である。制度の狙いは築年数の経った小規模マンションの管理不全を防ぐことにあり、築古で管理が良好な物件ほど、認定によって外から評価される利益が大きい
- 管理計画を「新しく作る書類」と考えると腰が重くなる。だが求められる中身の多くは、長期修繕計画、資金計画、総会・理事会の運営記録など、本来どの組合も持っているべきものだ。申請できないなら、それは書類作りの問題ではなく、すでに管理が崩れている兆候として受け止めるべきである
- 区分所有者の目には「理事会が任意でやる手続」に見える。だが買い手と金融機関の目には「やっていない=管理状態を説明できない物件」と映りうる。この見え方の差は、売却時の値引き交渉でいちばん効いてくる
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 制度の性質 | 5条の13:管理組合が自ら申請する任意の認定申請 | 5条の14:申請を受けた自治体の長による基準適合判断(現行規定を要確認) 5条の2:自治体から管理組合への助言・指導・勧告 |
| 動き出す主体 | 管理組合の管理者等 | 計画作成都道府県知事等 都道府県等(町村部は都道府県) |
| 強制性 | なし(申請しなくても罰則なし) | 基準を満たせば認定、満たさなければ不認定 行政指導で法的強制力は弱い |
| 組合にとっての効果 | 金融・税制優遇や市場評価の入口に立てる | 認定取得で5年間の認定マンションとなる 管理不全の是正を促される |
他国ではどう定めているか 4 か国
台湾は管理委員会の設置や公共基金の積立を法律で規律するが、行政が管理計画を認定して優遇と結びつける仕組みはない
韓国は一定規模以上の共同住宅に長期修繕計画の策定を義務づけており、日本の任意・誘導型より強制型に近い
フランスは区分所有建物の登録制度や複数年工事計画の策定を段階的に義務化しており、日本より強制色が強い
米国では連邦住宅局の融資を使うために管理組合の財務・運営状況の承認が必要で、市場と融資を通じた誘導という点で日本の認定制度に近い
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 中古マンションの内見で、同じ価格帯の二物件で迷っている。片方のポータルサイトの掲載ページに「管理計画認定」のマークがある。長期修繕計画が30年以上で、積立金が極端に安すぎないことを第三者がチェック済みという意味になる。迷ったら、まず管理組合の議事録で認定取得の経緯を確認する
- もし理事長の任期中に認定申請を提案されたら、あなたは何を準備すればいい? 長期修繕計画、管理規約、総会議事録、組合員名簿と居住者名簿の更新状況。どれか一つでも数年放置されていれば、申請書を書く前に組合の弱点が全部表に出る
- 総会まであと三週間。理事会が修繕積立金の値上げ案を出し、住民から猛反発を受けている。「値上げしないと認定基準を満たせず、売るときに不利になる」という説明は、感情論ではなく比較の材料として使える
- 管理会社から「認定取得サポート」の見積りが届いた。手数料は自治体と支援機関の分に分かれていて、合わせて数万円程度のこともある。払う価値があるかは、税の減額や融資の優遇と比べて決める
- あなたの市はまだ推進計画を作っていない。それでは申請自体ができない。マンションの問題に見えて、実は市役所の宿題である
取るべき行動
被害を受けた側:管理が放置されていると感じる区分所有者の場合:1. 自分の市区(町村なら都道府県)が推進計画を作っているか自治体サイトで確認する2. 管理規約、長期修繕計画、直近3年の総会議事録を閲覧請求する3. 国の基本方針にある認定基準と照らし合わせ、足りない項目を書き出す4. 区分所有者の5分の1以上の同意を集めて、集会の招集を請求する(区分所有法34条)。そこで認定申請を議題にする
訴えられた側:認定申請を迫られた理事長・管理者の場合:1. 申請は任意なので、拒否しても違法ではない。ただし判断の理由は議事録に残す2. マンション管理センターの手続支援サービスや、マンション管理士の事前確認を使って、不足項目を先に洗い出す3. 不足が大きければ、まず長期修繕計画の見直しを優先し、申請は翌年度に回す段取りを示す4. 認定後は5年ごとの更新と、計画変更時の手続が必要になる。担当者交代で途切れないよう引継ぎ書をつくる
時効(請求できる期限):申請期限はない。認定の有効期間は5年で、続けるには更新が必要(法5条の16、最新の改正状況をご確認ください)。税の特例などの優遇には適用期限があるため、各制度の期限を別に確認すること
改正沿革 AI による整理
- 令和2年(2020年)公布、令和4年(2022年)4月施行 マンション管理適正化法の改正により、管理計画認定制度を新設した。推進計画を作成した都道府県等の長が、管理組合の管理計画を認定する仕組みである。その後の改正の有無は人による確認が必要
改正の年表
- 1.令和2年(2020年) 新設:マンション管理適正化法の改正により、管理計画認定制度の中核規定として新設。令和4年(2022年)4月施行。その後の改正の有無は要確認
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第3条の2認定の前提となる都道府県等の推進計画
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第5条の14認定基準への適合判断(現行効力を要確認)
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第5条の165年ごとの認定更新(現行効力を要確認)
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第5条の19認定後の改善命令(現行効力を要確認)
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第5条の2管理組合への助言・指導・勧告
- 建物の区分所有等に関する法律 第34条集会招集請求で申請議題を提起
- 建物の区分所有等に関する法律 第25条申請主体となる管理者の選任
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出典と編集方針
- 出典
- e-Gov法令検索上流データと同期
- AI 解説
- 編集部による整理 · 条文の原文ではありません AI 解説は条文の原文をもとにモデルが生成し、確認手順を経たものです。理解の補助であり、法的効力は公式の原文が基準です。