普通地方公共団体の財政の運営、普通地方公共団体の財政と国の財政との関係等に関する基本原則については、この法律に定めるもののほか、別に法律でこれを定める。
要点地方自治法243条の4は、指定公金事務取扱者に資格喪失・帳簿違反・報告違反・検査妨害のいずれかがあるとき、長が指定を取り消せると定める。取消し時は第2項により告示される。
Q · 自治体から公金事務の指定を受けたら、簡単には切られないの?
四つの違反事由のどれか一つで、長の裁量により取り消されます。
地方自治法243条の4により、長は指定公金事務取扱者の指定を取り消すことができます。事由は四つで、(1)政令で定める資格の喪失、(2)帳簿の備付け・記載義務違反、(3)報告義務違反・虚偽報告、(4)立入検査の拒否・妨害・虚偽陳述です。取消しは「できる」規定で長の裁量ですが、一度の帳簿不備や検査対応のまずさでも引き金になります。取り消したときは第2項により告示され、競合や取引先にも公知されます。不利益処分のため、事前に行政手続法13条の聴聞があり、不服があれば審査請求や取消訴訟で争えます。
コンビニのレジで住民税を払う、〇〇Payで国民健康保険料を納める。その裏側で、あなたのお金を実際に受け取り役所へ渡しているのが指定公金事務取扱者だ。令和5年改正で生まれたこの仕組みは、自治体が公金の収納事務を民間に任せる制度で、243条の4はその「免許の取り上げ」を定める。長は、対象者が資格を失ったとき、帳簿を備えず若しくは偽りの記載をしたとき、報告を怠り若しくは虚偽報告をしたとき、立入検査を拒んだときに、指定を取り消すことができる。ここで効くのは「できる」の二文字。取消しは義務ではなく裁量だ。さらに取り消したら第2項で告示され、公にされる。あなたがこの事業者側なら、たった一度の帳簿不備や検査対応のまずさが、収益源と社会的信用を同時に失う引き金になりうる。
地方自治法243条の4は、指定公金事務取扱者の指定取消しを定める規定である。普通地方公共団体の長は、対象者が政令で定める資格を失ったとき、帳簿の備付け・記載・保存義務に違反したとき、報告を怠り若しくは虚偽報告をしたとき、又は立入検査を拒み妨げ忌避したときに、指定を取り消すことができる。取消し時は告示される。
自治体が公金の収納・支出事務を委託した民間事業者です。令和5年改正で創設され、コンビニ収納や決済アプリの多くがこれに当たります。243条の4はその指定取消しを定めます。
四つの事由のいずれかです。政令で定める資格の喪失、帳簿の備付け・記載・保存義務違反、報告義務違反・虚偽報告、立入検査の拒否・妨害・虚偽陳述です。
243条の4第1項2号により取消事由になり得ます。ただし取消しは長の裁量で、不備が軽微で是正済みなら指導・是正で済む余地もあります。
条文上の再申請禁止規定はありませんが、取消しは第2項で告示され信用に影響します。再指定の可否は資格要件の充足と自治体の判断によります。
第2項により長が告示します。自治体の公報や公式サイトで公表され、誰でも閲覧できる公開情報です。取引先や金融機関の与信調査でも参照され得ます。
令和5年(2023年)改正で創設され、令和6年(2024年)4月1日に施行されました。私人への公金事務委託を一本化した新しい制度です。
裁量です。243条の4第1項は「取り消すことができる」と定め、事由があっても自動取消しではありません。是正や指導で済ませる余地が残ります。
243条の4第1項3号に該当し、独立した取消事由になります。数字を一桁盛るだけでも該当し、取消し+告示で競合にまで知れ渡ります。
その指定は失われ、第2項で告示もされます。ただし取消しは長の裁量(243条の4第1項は「できる」規定)で、自動ではありません。不備が軽微で是正済みなら取消しを免れる余地があります。業界裏話ヒント:取消しは不利益処分なので、行政手続法13条で原則『聴聞』が必要。役所はいきなり切れず、必ず弁明の場を設ける義務がある。この聴聞を軽視して欠席する事業者ほど取り消される。出席して是正を示せるかどうかで結果が分かれる
拒否、妨害、忌避、質問への黙秘や虚偽陳述は、243条の4第1項4号でそれ自体が独立した取消事由になります。本体の帳簿に問題がなくても、検査対応の態度だけで指定を失います。業界裏話ヒント:検査妨害が独立の取消事由とされているのは、行政が実態を把握できなくなること自体を重く見るから。『とりあえず追い返す』が最悪手で、むしろ全面協力してその場で疑義を解く方が、結果的に処分を軽くする
分かります。第2項で長は取消しの旨を告示しなければならず、これは誰でも閲覧できる公開情報です。業界裏話ヒント:この告示は取引先や金融機関の与信調査で参照されうる。公金を任されていた事業者が指定を取り消された記録は、入札参加資格や融資審査でマイナスに働く。取消しの実害は、失う業務そのものより、この公知による信用毀損の方が長く尾を引く
この条文に関連づけられた条文はまだありません。
ログインすると、他の読者と一緒にこの条文へメモを残せます。
ログインして共同ノートを始める以下は各文が単独で意味の通る客観的事実です。引用は e-Gov法令検索を基準としてください。