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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年7月4日読了 6 分6 分6 分

保健師助産師看護師法 第42条の4

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  1. 厚生労働大臣は、特定行為研修の業務の適正な実施を確保するため必要があると認めるときは、指定研修機関に対し、その業務の状況に関し報告させ、又は当該職員に、指定研修機関に立ち入り、帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
  2. 2.前項の規定により立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、かつ、関係人にこれを提示しなければならない。
  3. 3.第一項の規定による権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

この条文の基本情報

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 保健師助産師看護師法第42条の4は、日本の保健師助産師看護師法に含まれる条文です。
  2. 保健師助産師看護師法第42条の4の条文原文は「厚生労働大臣は、特定行為研修の業務の適正な実施を確保するため必要があると認めるときは、指定研修機関に対し、その業務の状況に関し報告させ、又は当該職員に、指定研修…」で始まります。
  3. 保健師助産師看護師法第42条の4は第四章の二 雑則に置かれています。
  4. 保健師助産師看護師法の公布日は昭和23年7月30日です。
  5. 保健師助産師看護師法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年7月4日時点では廃止情報はありません。
  6. 保健師助産師看護師法第42条の4の前の条は保健師助産師看護師法第42条の3です。
  7. 保健師助産師看護師法第42条の4の次の条は保健師助産師看護師法第42条の5です。
  8. 保健師助産師看護師法第42条の4には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第42条の4
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000203
  • 本サイト収録保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第42条の4(LawPlayer 収録、取得日 令和8年7月4日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC0000000203/42_4

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点保健師助産師看護師法42条の4は、厚生労働大臣が指定研修機関に業務報告を求め、職員に立入検査させる権限を定める。検査職員は身分証を提示し、犯罪捜査には使えない。

Q · 看護師の特定行為研修をしている機関に、国は立ち入って調べられるの?

できる。報告徴収と立入検査が認められている

保健師助産師看護師法42条の4により、厚生労働大臣は特定行為研修の業務の適正な実施を確保するため必要と認めるとき、指定研修機関に業務状況の報告を求め、職員に立ち入らせて帳簿書類その他の物件を検査させることができます。検査職員は身分証明書を携帯し関係人に提示する義務があり(2項)、この権限は犯罪捜査のためのものと解釈してはなりません(3項)。

解説

研修修了証は一枚の紙にすぎない。その紙を信用できるかどうかは、研修を行った機関が帳簿どおりに教えていたかで決まる。特定行為研修は、看護師が医師の手順書(医師があらかじめ書いておく実施条件の指示書)に基づいて、人工呼吸器の設定変更や脱水時の点滴量調整など、医師に近い行為を行うための研修である。その研修を行えるのは、厚生労働大臣の指定を受けた指定研修機関だけだ。本条は、その指定研修機関に対して厚生労働大臣が持つ監督手段を定めている。業務状況を報告させること、そして職員を立ち入らせて帳簿書類などを検査させることだ。検査に来る職員は身分証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。また、この権限を犯罪捜査に流用してはならないと明記されている。受講生の側から見れば、受講料を払った研修が基準どおりに行われていなかったとき、行政が立ち入って調べる根拠がここにある。研修機関の側から見れば、出欠簿、評価記録、指導者の配置記録の一枚一枚が、いつか国の職員に読まれる前提で作る書類になる。

法的な位置づけ

保健師助産師看護師法42条の4は、特定行為研修を行う指定研修機関に対する厚生労働大臣の監督権限を定める規定である。業務状況の報告徴収と、職員による帳簿書類その他の物件の立入検査を認め、検査職員に身分証明書の携帯・提示義務を課すとともに、当該権限を犯罪捜査目的と解釈することを禁じている。

手順・フロー

AI による整理。効力は条文原文が基準です

手順

  1. 1.報告徴収の文書内容を確認する 厚生労働省から届いた文書の報告事項、提出期限、提出方法、担当部署を確認する。不明点は期限内に担当部署へ照会し、照会記録を残す
  2. 2.帳簿書類を一か所に集約する 出欠簿、評価表、症例実習記録、指導者の配置記録、手順書の様式、カリキュラム表を期ごとに整理し、すぐ提示できる状態にする
  3. 3.立入検査当日に職員の身分証を確認する 来訪した職員に身分証明書の提示を求め、氏名と所属を記録する(本条2項)。対応責任者を一名決め、求められた書類を順に提示する
  4. 4.不備は改善計画とともに説明する 検査で指摘された不備は隠さず事実を説明し、改善計画書を作成して提出する。再発防止策として修了判定直後の記録整理を運用ルール化する

よくある質問 AI による整理

Q1指定研修機関とは何ですか?

看護師の特定行為研修を行うために厚生労働大臣の指定を受けた機関です。大学、病院、職能団体などが指定を受けており、指定後も本条による報告徴収・立入検査の対象となります。

Q2特定行為研修の立入検査では何を見られる?

条文上は「帳簿書類その他の物件」です。実務上は出欠簿、評価記録、症例実習の記録、指導者の配置記録、手順書の様式などが中心になると考えられます。

Q3立入検査の職員が身分証を見せないときは?

提示を求めることができます。本条2項は、立入検査をする職員に身分証明書の携帯と関係人への提示を義務づけています。

Q4特定行為研修の立入検査は警察の捜査と同じ?

違います。本条3項は、この権限を犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならないと明記しており、研修の適正実施を確認する行政調査です。

Q5厚生労働省から報告を求められたら期限はいつまで?

本条自体に期限の定めはなく、報告を求める文書で個別に指定されます。不明点は文書記載の担当部署に早めに照会するのが安全です。

Q6特定行為研修の不備はどこに相談できる?

まず研修機関の苦情窓口に書面で申し入れ、改善がなければ厚生労働省(医政局)や地方厚生局に資料を添えて情報提供する方法があります。

Q7立入検査の結果、指定は取り消される?

検査で基準不適合が判明した場合、同法37条の3に基づく指定取消しに進む可能性があります。本条はその判断材料を集める手段です。

Q8報告拒否や検査拒否は違法?

正当な理由なく拒むことは想定されておらず、虚偽報告や検査妨害は罰則の対象となりうるほか、指定継続にも影響します。最新の罰則規定は条文で確認してください。

この条文についての質問 AI による整理

Q1立入検査って断れるんですか?

本条1項は、厚生労働大臣が職員に立ち入らせて帳簿書類などを検査させることができると定めており、正当な理由なく拒むことは想定されていません。ただし職員は身分証明書を提示する義務を負い(本条2項)、犯罪捜査を目的とした権限でもありません(同3項)。実務のポイント:検査対応で実際に評価を分けるのは、拒むかどうかではなく、必要な書類が何分で出てくるかです。記録の所在をすぐに示せる機関は、それだけで管理体制が機能していると判断されやすい

Q2研修の内容がひどかったら、修了証って無効になるんですか?

研修の不備が判明しても、修了証が自動的に無効になるわけではありません。行政はまず本条で研修機関の業務状況を調べ、基準不適合なら指定の取消し(37条の3)などで対応します。個々の修了者の扱いは事案ごとの判断になります。実務のポイント:受講生にとって本当の問題は修了証の有効性より、現場で特定行為を安全にできるかどうかです。不安が残るなら、勤務先で追加の指導を受けた記録を作っておく。それがあなた自身を守る資料になる

間違えやすい点 AI による整理

  • 指定研修機関になってしまえば、あとは自由に研修を回せると考えがちだが、それは違う。指定は一度きりの合格証ではない。指定後も厚生労働大臣は業務状況の報告を求め、帳簿書類を検査できる。基準を満たさなくなったことが判明すれば、指定の取消し(37条の3)に進みうる
  • 立入検査と聞くと、警察の家宅捜索のようなものを想像して身構える人が多い。法律の側から見ると、まったく性格が違う。本条3項は、この権限を犯罪捜査のためのものと解釈してはならないと明記している。研修の適正な実施を確認するための行政上の調査である。一方で、行政の調査だからと軽く見て記録を整えないでいると、指定の継続そのものが危うくなる。恐れすぎても、侮りすぎても足をすくわれる
比較の観点この条文ほかの条文
規律の対象42条の4:指定研修機関に対する報告徴収・立入検査37条の2:看護師が特定行為を行う際の研修受講要件
37条の3:指定研修機関の指定と取消し
名宛人指定研修機関(および立入検査の職員)特定行為を手順書により行う看護師
指定を申請する研修機関
機能指定後の継続的な監督(事実の確認)特定行為実施の入口要件
指定という入口審査と、基準不適合時の出口

他国ではどう定めているか 3 か国

台湾
護理人員法第7條之1

台湾は専科護理師制度で医師監督下の医療業務を認める。訓練機構に対する監督の具体的規定は日本と構造が異なり、要確認

韓国
의료법 제78조・제61조

韓国は専門看護師制度を医療法で定め、医療機関に対する報告・業務検査の一般規定を置く

アメリカ
各州 Nurse Practice Act

米国は州看護委員会が APRN 教育プログラムの承認・監督を担い、連邦レベルの一律規定はない

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 受講した特定行為研修で、演習の時間がカリキュラムより明らかに短く、指導医も一度も現れなかった。それでも修了証は出た。この研修は本当に有効なのか? 個人で訴える前に、厚生労働省(地方厚生局)に情報提供すれば、本条の報告徴収や立入検査が動くきっかけになりうる
  • あなたは病院の教育担当で、自院が指定研修機関になっている。来週、厚生労働省から業務状況の報告を求める文書が届き、期限は二週間後。出欠簿の押印漏れ、症例実習の記録の空欄を、今から整え直す時間はほとんどない
  • 検査に来た職員が身分証を見せない。提示を求めてよい。本条2項が職員に提示義務を課している

取るべき行動

被害を受けた側:受講生として研修の不備を感じた場合:1. カリキュラム表、実際の講義・演習の日時、指導者の有無をメモと写真で残す2. 研修機関の苦情窓口に書面で問い合わせ、回答を保存する3. 改善がなければ、厚生労働省(医政局または地方厚生局)に具体的な事実と資料を添えて情報提供する。本条の報告徴収や立入検査が動く材料になる4. 受講料の返還を求める場合は、別途契約上の請求(民法415条など)として検討する

訴えられた側:指定研修機関として報告や検査を求められた場合:1. 文書の求める報告事項と期限を確認し、不明点は担当部署に照会する2. 立入検査では職員の身分証明書を確認する(本条2項) 3. 出欠簿、評価記録、指導者の配置記録、手順書の様式を整理して提示する4. 不備は隠さず、改善計画を添えて説明する。虚偽の報告や検査妨害は指定の継続を危うくし、罰則の対象となる可能性もある(最新の改正状況をご確認ください)

時効(請求できる期限):本条自体に特定の時効や期間の定めはなく、報告期限は求める文書で個別に指定される。検査の結果、指定取消しなどの処分を受けた場合、審査請求は処分を知った日の翌日から3か月以内(行政不服審査法18条)、取消訴訟は処分を知った日から6か月以内(行政事件訴訟法14条)

学説

通説:行政上の報告徴収・立入検査規定は行政調査の一般的形式であり、身分証提示義務と犯罪捜査転用禁止条項は、調査権限の濫用防止と憲法35条・38条への配慮を示す定型的な枠組みと理解される

改正沿革 AI による整理

  • 平成26年(2014年)公布、平成27年(2015年)10月1日施行(要検証) 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律により特定行為研修制度が設けられ、指定研修機関への監督規定として新設されたとみられる。条番号の変遷を含め人的検証が必要

改正の年表

  1. 1.平成26年(2014年) 新設:地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律により特定行為研修制度とともに新設されたとみられる。平成27年(2015年)10月1日施行(要検証)

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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