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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年4月5日読了 8 分8 分8 分

高圧ガス保安法 第39条の14(認定の基準等)

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  1. 経済産業大臣は、認定の申請が次の各号のいずれにも該当すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。
  2. 一保安の確保のための組織がその業務遂行能力を持続的に向上させる仕組みを有することその他の経済産業省令で定める基準に適合するものであること。
  3. 二保安の確保の方法が高度な情報通信技術を用いたものであることその他の経済産業省令で定める基準に適合するものであること。
  4. 2.認定の申請をした者は、保安の確保のための組織及び保安の確保の方法について、経済産業大臣が行う検査を受けなければならない。ただし、第三十九条の十六第一項に規定する協会又は経済産業大臣の指定する者による調査を受けた場合には、当該調査を受けた事項については当該検査を受けることを要しない。

この条文の基本情報

認定の基準等とは何ですか?

定義認定の基準等とは、高圧ガス保安法第39条の14に定められた規定で、「経済産業大臣は、認定の申請が次の各号のいずれにも該当すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 高圧ガス保安法第39条の14(認定の基準等)は、日本の高圧ガス保安法に含まれる条文です。
  2. 高圧ガス保安法第39条の14の条文原文は「経済産業大臣は、認定の申請が次の各号のいずれにも該当すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。」で始まります。
  3. 高圧ガス保安法第39条の14は第三章の三 認定高度保安実施者に置かれています。
  4. 高圧ガス保安法の公布日は昭和26年6月7日です。
  5. 高圧ガス保安法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 高圧ガス保安法第39条の14の前の条は高圧ガス保安法第39条の13です。
  7. 高圧ガス保安法第39条の14の次の条は高圧ガス保安法第39条の15です。
  8. 高圧ガス保安法第39条の14には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式高圧ガス保安法(昭和二十六年法律第二百四号)第39条の14
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000204
  • 本サイト収録高圧ガス保安法(昭和二十六年法律第二百四号)第39条の14(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/326AC0000000204/39_14

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点高圧ガス保安法第39条の14は、認定高度保安実施者の認定に、保安組織の持続的改善の仕組みと高度な情報通信技術による保安方法の両方を求め、申請者に大臣の検査を課す。

Q · 最新のセンサーやIoTを入れていれば、認定高度保安実施者の認定は取れるの?

取れない。組織と技術の両基準を満たす必要がある

高圧ガス保安法第39条の14第1項は、①保安組織が業務遂行能力を持続的に向上させる仕組みを有すること(1号)、②保安の方法が高度な情報通信技術を用いたものであること(2号)の両方に該当すると認めるときでなければ、経済産業大臣は認定をしてはならないと定めています。具体的な基準は経済産業省令に委ねられています。また申請者は大臣の検査を受ける必要がありますが、高圧ガス保安協会または大臣の指定する者の調査を受けた事項は検査が免除されます(同条2項ただし書)。

解説

コンビナートのプラントは、法律上「止めて、開けて、検査を受ける」のが原則である。その原則に例外を与えるかどうかを決める、二つの関門が本条だ。経済産業大臣が「認定高度保安実施者」(国から自主保安の力を認められた事業者)として認定できるのは、申請が二つの基準を両方満たすときに限られる。第一は組織の基準で、保安組織が業務遂行能力を持続的に高めていく仕組み(PDCA を回し続ける体制)を持っていること。第二は技術の基準で、保安の方法がセンサー、IoT、データ解析など高度な情報通信技術を使ったものであること。具体的な水準は経済産業省令で定める。条文は「認めるときでなければ、認定をしてはならない」という書き方をしている。片方だけ優れていても通らない。さらに申請者は大臣の検査を受けなければならないが、高圧ガス保安協会または大臣が指定する者の調査を済ませた事項は、その検査が免除される。立派な体制図だけを並べた申請書では通らない。実際に動いている仕組みを、第三者の調査で先に固めておけるかどうか。審査の速さと確実さはそこで差がつく

法的な位置づけ

高圧ガス保安法第39条の14は、認定高度保安実施者の認定基準と認定時の検査を定める規定である。保安組織の業務遂行能力を持続的に向上させる仕組み(組織基準)と、高度な情報通信技術を用いた保安方法(技術基準)の双方への適合を認定の要件とし、申請者に経済産業大臣の検査を義務付ける。協会または指定者の調査を受けた事項は検査を要しない。

よくある質問 AI による整理

Q1認定高度保安実施者とは何ですか?

高圧ガス保安法に基づき、経済産業大臣から自主保安の力を認められた事業者です。組織の持続的な改善の仕組みと、高度な情報通信技術を用いた保安方法の両方が認定の基準とされています。

Q2認定高度保安実施者の認定基準は何条に書いてありますか?

高圧ガス保安法第39条の14第1項です。1号が組織の基準、2号が技術の基準を定め、具体的な水準は経済産業省令に委ねられています。

Q3認定の申請をすると必ず検査を受けるのですか?

原則として経済産業大臣の検査を受けます(同条2項本文)。ただし高圧ガス保安協会または大臣の指定する者の調査を受けた事項は、その検査が免除されます。

Q4組織の基準だけ満たしていれば認定されますか?

認定されません。条文は1号と2号の「いずれにも該当する」ことを要件としており、組織か技術のどちらか一方が欠けると認定をしてはならないとされています。

Q5高度な情報通信技術を用いた保安とは具体的に何ですか?

条文は詳細を経済産業省令に委ねています。一般にはセンサー、IoT、データ解析などで設備の状態を常時把握する保安方法が想定されます。具体的な要件は省令と公表資料で確認が必要です。

Q6認定を受けるのに会社の規模は関係ありますか?

条文上、規模の要件は定められていません。問われるのは保安の仕組みが持続的に改善されるか、高度な情報通信技術を用いた保安方法であるかという点です。

Q7不認定になったら不服申立てはできますか?

不認定は行政処分にあたるため、原則として審査請求(行政不服審査法)や取消訴訟(行政事件訴訟法)で争う余地があります。期間制限があるので早めに専門家へ相談を。

Q8高圧ガス保安協会の調査はどの条文が根拠ですか?

本条2項ただし書が引用する高圧ガス保安法第39条の16第1項が根拠です。調査を受けた事項については、大臣の検査を受けることを要しません。

この条文についての質問 AI による整理

Q1スーパー認定事業所と、この認定高度保安実施者って何が違うんですか?

現場ではどちらも「国が自主保安の力を認めた事業者」という意味で語られるが、本条が認定の基準として明文で置いているのは、組織の持続的な改善の仕組み(1項1号)と高度な情報通信技術を使った保安の方法(同2号)の二本立てである。実務のポイント:旧来の認定を持っているからといって新しい枠組みにそのまま乗れるとは限らない。経過措置の扱いは省令や告示で細かく決まるので、移行のスケジュールを経済産業省の公表資料で必ず確認する(最新の改正状況をご確認ください)

Q2大臣の検査って、協会の調査を受けたら本当に省略できるんですか?

できる。本条2項ただし書により、39条の16第1項に規定する協会または大臣の指定する者の調査を受けた事項については、大臣の検査を受けることを要しない。ただし省略されるのは調査を受けた事項だけである。実務のポイント:どの事項を調査に回し、どの事項を大臣の検査で見てもらうかの切り分けを申請前に決めておくと、審査が驚くほど短くなる。逆に調査範囲があいまいなままだと、同じ論点を二回説明させられる

Q3うちは中堅のメーカーですが、規模が小さいと認定は無理ですか?

条文には規模の要件は書かれていない。本条が求めるのは、組織が業務遂行能力を持続的に高める仕組みと、高度な情報通信技術を使った保安の方法で、詳細は経済産業省令で定める基準による。実務のポイント:審査で効くのは投資額の大きさではなく、改善の回路が記録として連続していることだ。小さな組織ほど担当者一人の頭に知識が集中しがちなので、そこを仕組みに落とせるかが勝負になる

間違えやすい点 AI による整理

  • 「最新の IoT とAI を入れれば認定に近づく」と考えがちだが、条文が先に置いているのは組織の基準である。センサーが異常を捉えても、それを受けて手順を直し、教育を更新し、次の改善につなげる回路がなければ、第一号で不合格になる。技術は条件の半分にすぎない
  • 大臣の検査は面倒な形式だと軽く見られがちだが、実地で見られるのは書類と現場が合っているかどうかである。高圧ガス保安協会などの調査を先に受けた事項はこの検査が免除されるので、どの事項を調査で先に固めておくかという順番の設計そのものが申請戦略になる
  • 「認定は大企業の名誉称号で、自分たちには関係ない」という見方がある。だが法律が見ているのは会社の規模ではなく、保安の仕組みが自走するかどうかだ。認定事業者の構内で働く協力会社や設備ベンダーの記録、データ、手順も、審査の材料に組み込まれていく
比較の観点この条文ほかの条文
規律の対象39条の14:認定高度保安実施者の認定基準と認定時の検査35条:特定施設の保安検査(定期的な検査の原則)
39条の16:協会・指定者による調査
主な判断・実施主体経済産業大臣(認定と検査)都道府県知事等(保安検査)
高圧ガス保安協会または大臣の指定する者
事業者にとっての意味組織と技術の両基準を満たせば検査の特例への入口が開く原則どおり一定周期で検査を受ける
調査を受けた事項は大臣の検査が免除される

他国ではどう定めているか 2 か国

台湾
職業安全衛生法第16条・危險性機械及設備安全檢查規則

台湾では高圧ガス特定設備などの危険性設備は検査機関による検査が原則で、事業者の組織力とデジタル技術を条件に検査の特例を認める日本型の認定制度とは設計が異なる

アメリカ
29 CFR 1910.119(Process Safety Management)

米国は規範的な定期検査よりも、事業者自身にハザード分析・変更管理・監査を求める性能規定型の安全管理を重視しており、自主保安の発想に近い

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 保安担当役員から「うちもスーパー認定を取れないか」と聞かれた。最新のドローン点検は入れてある。だが改善の記録が担当者の頭の中にしかないなら、第一号の基準で止まる。技術だけでは扉は開かない
  • 認定申請の書類を出したら、経済産業省の検査日程の連絡が来た。だが社内の改善会議の議事録は二年分欠けている。検査まであと三週間。先に高圧ガス保安協会の調査を受けて調査済みの事項を固めるか、欠けた記録を今から整えるか、今週中に決めないと間に合わない
  • もし同業他社だけが認定を取り、自社だけが従来どおり定期的な検査のたびにプラントを止め続けることになったら、どうなる? 停止期間の差は、そのまま稼働率と納期の差として取引先に見える
  • あなたは協力会社の計装エンジニアで、元請のプラントに無線センサー網を入れる案件を受けた。そのデータの品質と記録の残し方が、元請の認定審査で第二号の基準の根拠資料になるかもしれない。手順書の書き方一つが、他社の許認可を左右する
  • 認定を受けた後、保安部門のベテランが一斉に定年退職した。仕組みが人に依存していたなら、「持続的に向上させる仕組み」は実態を失う。条文の基準は認定を取る時だけでなく、維持する間も問われる前提で読むべきだ

取るべき行動

被害を受けた側:(申請が認められなかった事業者の場合)1. 不認定の通知に書かれた理由を、第一号(組織)と第二号(技術)のどちらで落ちたのか切り分ける2. 審査基準は行政手続法5条で定めて公にすることとされているので、どの基準のどの項目に照らして判断されたのかを担当部署に確認する3. 判断に誤りがあると考えるなら、審査請求または取消訴訟を検討する4. 争うより再申請の方が早いと見込めるなら、不足した事項について協会などの調査を先に受けて固め直す

訴えられた側:(認定事業者として検査や指摘を受ける側の場合)1. 認定の時点で示した組織体制と情報通信技術を使った保安の方法が、今も実際に動いているかを点検する2. 人事異動や設備更新で仕組みが崩れていないか、改善記録とデータで示せる状態にする3. 指摘事項は是正計画と完了の証跡をセットで残す4. 認定の取消しなどの不利益な処分が見込まれる場合は、弁明の機会で事実関係を書面で争えるよう、早めに弁護士や専門家と記録を整理する

時効(請求できる期限):本条自体に特定の期限はない。不認定などの処分に不服がある場合、審査請求は処分を知った日の翌日から3か月以内(行政不服審査法18条)、取消訴訟は処分を知った日から6か月以内(行政事件訴訟法14条)が原則である(高圧ガス保安法上の特則の有無を含め、最新の改正状況をご確認ください)

改正沿革 AI による整理

改正の年表

  1. 1.令和4年(2022年) 新設:高圧ガス保安法等の一部を改正する法律により、認定高度保安実施者の制度が創設され、組織の基準と高度な情報通信技術の基準を両立させる認定要件が定められた(施行日・その後の改正は最新の公表資料で要確認)

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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