税理士法 第49条の16(資格審査会)
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- 日本税理士会連合会に、資格審査会を置く。
- 2.資格審査会は、日本税理士会連合会の請求により、第二十二条第一項の規定による登録若しくは登録の拒否又は第二十五条第一項の規定による登録の取消しについて審議を行うものとする。
- 3.資格審査会は、会長及び委員四人をもつて組織する。
- 4.会長は、日本税理士会連合会の会長をもつてこれに充てる。
- 5.委員は、会長が、財務大臣の承認を受けて、税理士、国税又は地方税の行政事務に従事する職員及び学識経験者のうちから委嘱する。
- 6.委員の任期は、二年とする。ただし、欠員が生じた場合の補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
- 7.前各項に規定するもののほか、資格審査会の組織及び運営に関し必要な事項は、政令で定める。
この条文の基本情報
資格審査会とは何ですか?
定義資格審査会とは、税理士法第49条の16に定められた規定で、「日本税理士会連合会に、資格審査会を置く。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 税理士法第49条の16(資格審査会)は、日本の税理士法に含まれる条文です。
- 税理士法第49条の16の条文原文は「日本税理士会連合会に、資格審査会を置く。」で始まります。
- 税理士法第49条の16は第六章に置かれています。
- 税理士法の公布日は昭和26年6月15日です。
- 税理士法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 税理士法第49条の16の前の条は税理士法第49条の15です。
- 税理士法第49条の16の次の条は税理士法第49条の17です。
- 税理士法第49条の16には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
税理士法(昭和二十六年法律第二百三十七号)第49条の16 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC1000000237 - 本サイト収録
税理士法(昭和二十六年法律第二百三十七号)第49条の16(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/326AC1000000237/49_16
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点税理士法49条の24は、日本税理士会連合会に資格審査会を置く規定。日税連の請求で登録・登録拒否・登録取消しを審議し、会長と委員4人の計5人で組織する。
Q · 税理士の登録を審査する「資格審査会」って何をするところ?
日税連に置かれ、登録拒否や取消しを審議する5人の合議体
税理士法49条の24により、日本税理士会連合会には資格審査会が置かれます。日税連の請求を受けて、税理士の登録、登録の拒否(同法22条1項)、登録の取消し(同法25条1項)を審議します。構成は日税連会長と委員4人の計5人です。委員は財務大臣の承認を受けて、税理士、国税・地方税の行政事務に従事する職員、学識経験者から委嘱され、任期は2年です。組織と運営の細目は政令で定められます。
解説
税理士試験に合格しても、それだけで税理士を名乗れるわけではない。日本税理士会連合会(全国の税理士会をまとめる団体)の税理士名簿に登録されて、はじめて業務ができる。この登録で最も重い判断を担うのが、本条が置く「資格審査会」である。登録を認めるか拒むか、一度した登録を取り消すか。とくに職責に照らして適格性に疑問がある場合や、心身の故障、虚偽の申告、長期の所在不明が問題になる場面では、日税連は単独で決められず、審査会の議決を経る必要がある(税理士法22条、25条)。メンバーは日税連会長と委員4人の計5人である。委員は財務大臣の承認を得て、税理士、国税または地方税の行政事務に従事する職員、学識経験者の中から委嘱される。つまりあなたの登録の可否は、同業者、税務行政側の職員、学者が同じテーブルで判断する構造になっている。登録申請書の一行一行は、この5人に読まれることを前提に書くべき書類なのである。
法的な位置づけ
資格審査会とは、税理士法49条の24に基づき日本税理士会連合会に置かれる合議機関であり、日税連の請求により税理士の登録、登録の拒否および登録の取消しについて審議する。日税連会長を会長とし、財務大臣の承認を受けて税理士、国税または地方税の行政事務に従事する職員および学識経験者から委嘱された委員4人の計5人で組織される。
よくある質問 AI による整理
Q1税理士の資格審査会とは?
日本税理士会連合会に置かれる合議機関です。税理士法49条の24に基づき、税理士の登録、登録拒否、登録取消しを日税連の請求で審議します。
Q2税理士 登録できない 理由は?
欠格事由に当たる場合のほか、心身の故障や、税理士の職責に照らし不適当と認められる場合などに登録が拒否されることがあります(税理士法24条)。
Q3資格審査会の委員は何人?
会長1人と委員4人の計5人です。会長は日本税理士会連合会の会長が務め、委員4人は会長が財務大臣の承認を受けて委嘱します。
Q4資格審査会の委員の任期はいつまで?
任期は2年です。欠員が出て補欠の委員が選ばれた場合、その任期は前任者の残りの期間に限られます(税理士法49条の24第6項)。
Q5税理士の登録取消しはどんなときに起こる?
虚偽の申告による登録、心身の故障、2年以上継続する所在不明などの場合に、資格審査会の議決に基づいて取り消されることがあります(税理士法25条)。
Q6税理士の登録を拒否されたら不服を申し立てられる?
登録拒否に不服がある場合、国税庁長官に審査請求できる仕組みがあります。拒否の前には弁明の機会も与えられるため、まずはそこで事情を説明します。
Q7資格審査会の運営ルールはどこに書いてある?
本条第7項により、組織と運営の細目は政令で定めます。具体的には税理士法施行令に規定があり、議事の方法などはそちらで確認します。
Q8資格審査会は税務署の組織?
違います。設置先は日本税理士会連合会という業界団体です。委員に税務行政の職員が入りうるものの、審査会そのものは国の機関ではありません。
この条文についての質問 AI による整理
Q1資格審査会って、いつ開かれるんですか?自分の申請も全部チェックされるの?
資格審査会は、日本税理士会連合会の請求があったときに審議する(税理士法49条の24第2項)。すべての申請が審議に回るわけではなく、適格性などが問題となる登録拒否や登録取消しの場面で議決が必要になる(同22条、25条)。実務のポイント:通常の申請はほぼ書類審査で進む。審査会の議題に上がる段階では、すでに日税連の側に具体的な懸念がある。弁明の通知が届いたら、それは形式的な手続ではなく実質的な審査が始まった合図と考えるべきである
Q2審査会のメンバーに税務署の人がいるって本当ですか?
委員4人は、税理士、国税または地方税の行政事務に従事する職員、学識経験者の中から、会長が財務大臣の承認を受けて委嘱する(税理士法49条の24第5項)。任期は2年である。実務のポイント:構成を見ると、業界の自治だけで閉じず、税務行政と学識の目を入れる設計になっている。弁明では、業界の常識だけに頼らず、納税者の信頼や税務行政の適正という観点からも説明を組み立てると、どの立場の委員にも届きやすい
間違えやすい点 AI による整理
- 「試験に合格すれば、登録は事務手続にすぎない」と考えがちだが、実際は違う。登録の段階で、税理士の職責に照らした適格性があらためて審査される。合格は必要条件であって十分条件ではない
- 資格審査会を「税理士仲間の内輪の集まり」と見るのは前提から誤っている。委員には国税または地方税の行政事務に従事する職員も入り、委嘱には財務大臣の承認が要る。業界の自治団体の中に、行政の視点が制度として組み込まれているのである
- 審査会が開かれるのは新規登録のときだけだと思われがちだが、すでに登録している税理士の登録取消しも審議の対象になる。虚偽の申告による登録や心身の故障は、登録から何年たっていても問題になりうる
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規定の役割 | 税理士法49条の24:資格審査会の設置・権限・構成 | 税理士法22条:登録・登録拒否の決定手続 税理士法25条:登録取消しの事由と手続 |
| 判断する主体 | 会長と委員4人の計5人で組織される審査会(審議・議決) | 日本税理士会連合会(一定の拒否は審査会の議決が必要) 日本税理士会連合会(審査会の議決に基づき取消し) |
| 対象となる場面 | 日税連の請求があった登録・拒否・取消しの案件 | 新規の登録申請 すでに登録されている税理士 |
他国ではどう定めているか 3 か国
台湾は2018年に税理師法を制定し、税務代理専門職の資格と登録を法定化した。日本のような業界団体内の合議審査会との制度比較が論点となる
ドイツでは税理士の任命(Bestellung)を州の税理士会が担い、業界自治による資格管理の色彩が強い
米国では財務省・IRS が税務代理人の資格と懲戒を直接規律し、業界団体ではなく行政主導の構造である
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 合格通知を受け取って半年。過去の処分歴を申請書にどこまで書くべきか迷っているうちに、日税連から「弁明の機会」を知らせる通知が届いた。あなたの案件は、すでに資格審査会の議題に上がろうとしている
- 税理士事務所の所長として、長年連絡の取れない所属税理士の登録がどうなるのか気になっている。2年以上継続して所在不明の場合、資格審査会の議決に基づき登録が取り消される可能性がある(税理士法25条)。顧客名簿や担当先の引継ぎを、今から整理しておく必要はないだろうか?
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