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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年7月4日読了 6 分6 分6 分

保健師助産師看護師法 第27条の12

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  1. 第二十七条第一項、第二十七条の二第一項(第二十七条の五第三項において準用する場合を含む。)、第二十七条の三第一項、第二十七条の四第一項又は第二十七条の十の規定による指定、認可又は許可には、条件を付し、及びこれを変更することができる。
  2. 2.前項の条件は、当該指定、認可又は許可に係る事項の確実な実施を図るため必要な最小限度のものに限り、かつ、当該指定、認可又は許可を受ける者に不当な義務を課することとなるものであつてはならない。

この条文の基本情報

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 保健師助産師看護師法第27条の12は、日本の保健師助産師看護師法に含まれる条文です。
  2. 保健師助産師看護師法第27条の12の条文原文は「第二十七条第一項、第二十七条の二第一項(第二十七条の五第三項において準用する場合を含む。」で始まります。
  3. 保健師助産師看護師法第27条の12は第三章 試験に置かれています。
  4. 保健師助産師看護師法の公布日は昭和23年7月30日です。
  5. 保健師助産師看護師法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年7月4日時点では廃止情報はありません。
  6. 保健師助産師看護師法第27条の12の前の条は保健師助産師看護師法第27条の11です。
  7. 保健師助産師看護師法第27条の12の次の条は保健師助産師看護師法第27条の13です。
  8. 保健師助産師看護師法第27条の12には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第27条の12
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000203
  • 本サイト収録保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第27条の12(LawPlayer 収録、取得日 令和8年7月4日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC0000000203/27_12

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点保健師助産師看護師法27条の12は、試験関係の指定・認可・許可に条件を付し変更できると定める。条件は必要最小限度に限られ、不当な義務は課せない。

Q · 看護師養成所などの指定に、役所はどこまで条件を付けられるの?

付けられるが、確実な実施に必要な最小限度に限られる

保健師助産師看護師法27条の12第1項により、同法が列挙する指定・認可・許可には条件を付し、後から変更することができます。ただし2項は、条件を当該事項の確実な実施に必要な最小限度に限り、指定等を受ける者に不当な義務を課すものであってはならないと定めています。この限度を超える条件は違法として、変更の協議、審査請求、取消訴訟で争う余地があります。

解説

役所の「指定します」「認可します」という一言には、但し書きが付いてくることがある。保健師助産師看護師法27条の12は、第3章(試験)にある指定・認可・許可に、行政が条件(法律用語で「附款」。許可本体にくっつける追加の注文のこと)を付け、後から変えることも認めている。ただし、2項がこの権限に二重の上限をかけている。条件は、指定などに関わる事項を確実に実施させるために「必要な最小限度」のものに限られる。さらに、指定を受ける者に「不当な義務」を課すものであってはならない。看護職の養成や試験に関わる学校法人、養成所の運営者、事務を担う法人の側から見ると、ここが効いてくる。届いた指定書に妙に重い注文が付いていても、黙って飲み込むしかないわけではない。その条件が目的に照らして本当に最小限か、と問い返す根拠が法律の条文に書かれている。どの指定・認可・許可が対象になるかは、本条が列挙する各条の現行規定で確かめる必要がある。

法的な位置づけ

保健師助産師看護師法第27条の12は、同法第3章(試験)に定める一定の指定・認可・許可について、行政庁が条件(附款)を付し、またこれを変更できる権限を定める規定である。同時に、条件の内容を当該事項の確実な実施に必要な最小限度に限定し、指定等を受ける者に不当な義務を課すことを禁止する。

手順・フロー

AI による整理。効力は条文原文が基準です

手順

  1. 1.付された条件を一覧化する 指定書・認可書の本文より先に条件欄を読み、条件を一項目ずつ書き出す。各条件が何の確実な実施を目的とするのかを対応表にまとめる
  2. 2.受領日を記録し期限を管理する 通知書を受け取った日を記録し、審査請求(原則3か月)・取消訴訟(原則6か月)の期限をカレンダーに登録する
  3. 3.所管庁に条件の趣旨を文書で確認する 目的との関係が不明な条件、他施設より重い条件について、確実な実施にどう必要なのかを文書で照会する。2項(必要最小限・不当な義務の禁止)を根拠として明示する
  4. 4.変更協議または不服申立てを選ぶ 協議で変更が見込めるなら変更を申し入れる。解決しない場合は期限内に審査請求または取消訴訟を検討する。条件違反が生じているなら、並行して是正計画を所管庁へ先に報告する

よくある質問 AI による整理

Q1保健師助産師看護師法27条の12とは?

同法第3章(試験)に定める一定の指定・認可・許可に、行政が条件を付し、変更できることを定めた規定です。条件は必要最小限度に限られます。

Q2指定に付ける「条件」とは何のこと?

行政法でいう附款の一種で、指定や認可の本体に付け加えられる追加の注文です。本条では、指定等に係る事項の確実な実施を図るためのものに限られます。

Q3指定の条件は後から変更される?

変更される可能性があります。本条1項は条件を付すだけでなく変更することも認めています。ただし変更後の条件も、2項の必要最小限度などの制限に服します。

Q4指定の条件に不服があるときの期限はいつまで?

審査請求は処分を知った日の翌日から原則3か月以内(行政不服審査法18条)、取消訴訟は知った日から原則6か月以内(行政事件訴訟法14条)です。

Q5必要最小限度を超える条件は違法?

違法と評価されえます。2項は条件の適法性を決める要件であり、確実な実施に必要な限度を超える条件や、不当な義務を課す条件は争いの対象になります。

Q6本条の対象になる指定・認可・許可はどれ?

本条が列挙する27条1項、27条の2第1項(27条の5第3項で準用する場合を含む)、27条の3第1項、27条の4第1項、27条の10の各規定によるものです。

Q7条件違反で指定は取り消される?

条件違反は指導や処分を判断する材料になりえます。もっとも取消しなどの重い不利益処分の前には、行政手続法13条の聴聞などの手続が原則として必要です。

Q8指定の条件について事前に協議できる?

できる余地があります。申請や事前相談の段階で、条件案が2項の必要最小限度を超えないか確認を求めるのが、通知後に争うより効果的とされます。

この条文についての質問 AI による整理

Q1指定に付いた条件だけ取り消してもらうことってできるんですか?

本条2項は、条件を必要最小限で不当な義務のないものに限っている。これに反する条件は違法として争うことができる。条件だけを取り消せるかどうかは、条件がなくても指定が成り立つかによって決まり、学説や裁判例で見解が分かれている。実務のポイント:実務では、争う前に条件の変更を協議して決着することが多い。行政にも条件を変更する権限があるため、協議の余地は残されている。

Q2条件を守れなかったら、いきなり指定取消しになりますか?

条件違反は、指導や指定取消しを判断する材料になりうる。もっとも、取消しのような重い処分の前には、行政手続法に基づく聴聞などの手続がとられるのが原則である(同法13条)。実務のポイント:所管庁が最も嫌うのは、違反を隠されることである。違反に先に気付いて報告し、是正計画を出した施設と、指摘されてから慌てた施設とでは、その後の扱いに大きな差が出る。

間違えやすい点 AI による整理

  • 条件付きの指定は、条件ごと受け入れるか指定そのものをあきらめるかの二択だと思われがちである。実際には、条件だけが違法なら条件の部分を争う道が議論されている。ただし、条件と指定が切り離せるかどうかについては、行政法の学説や裁判例で見解が分かれている
  • 「最小限度」「不当な義務の禁止」が書かれていることは知っていても、その重さまで分かっている人は少ない。本条は行政に配慮を求めるだけの訓示ではなく、条件の適法性そのものを決める要件である。この要件を満たさない条件は、違法として争う対象になる
  • 役所から見れば、条件は「指定後もきちんとやってもらうための確認事項」にすぎない。指定を受ける側から見れば、条件はその後何年も続く運営コストである。この認識の差に気付かないまま署名すると、教員の配置や実習の確保で毎年の予算を圧迫されることになる

他国ではどう定めているか 3 か国

台湾
行政程序法第93条・第94条

台湾は行政手続の一般法で附款を規律し、法律の根拠または要件確保の目的がある場合に限り附款を許し、処分の目的との正当合理的な関連を要求する。日本は個別法ごとに本条のような規定を置く点が異なる

韓国
행정기본법 제17조

韓国は2021年施行の行政基本法で附款の一般規定を置き、処分の目的に照らし必要な最小限の範囲内であることなどを要件とする。本条2項と考え方が近い

ドイツ
VwVfG § 36

ドイツは行政手続法で附款(Nebenbestimmungen)の種類と許容要件を一般的に定め、附款は行政行為の目的に反してはならないとする

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 看護師養成所の指定通知に「専任教員を基準より○名多く配置すること」という条件が付いてきた。基準を上回る人数を求める根拠はどこにあるのか? 2項の「必要な最小限度」に照らして、条件の撤回や変更を協議する余地がある
  • 指定を受けた学校の事務長であるあなたは、付された条件のうち実習施設の確保に関する項目を、年度替わりの混乱で守れていなかった。条件違反は指導や指定取消しの判断材料になりうる。気付いた時点で是正計画を立て、所管庁へ先に報告するほうが傷は浅い
  • 条件付き指定の通知書が届いて2か月半がたった。不服があるなら、審査請求の期限(原則3か月)はもうすぐ切れる
  • 行政書士として養成所の新設申請を手伝っている。同業者の指定書に付いた条件を事前に集めておくと、自分の依頼人がどんな条件を付けられるかを予測でき、申請書の段階で先回りして手当てできる

取るべき行動

被害を受けた側:1. 付された条件を一項目ずつ書き出し、それぞれ何の確実な実施のためなのかを所管庁に文書で確認する2. 目的との関係が説明できない条件や、他の施設より重い条件があれば、2項(必要最小限・不当な義務の禁止)を根拠に変更を申し入れる3. 協議で解決しなければ、行政不服審査法に基づく審査請求、または行政事件訴訟法に基づく取消訴訟を検討する。期限は短いので、通知書の受領日を記録しておく

訴えられた側:条件違反を指摘された場合は、まず違反した事実と原因を整理し、是正計画と期日を示して所管庁に先に報告する。条件そのものが過大だったと考える場合でも、違反状態を放置したまま争うのは不利になる。是正を進めながら、並行して条件の変更を求めるのが現実的である(最新の運用状況をご確認ください)

時効(請求できる期限):本条に固有の期限はない。条件付きの指定などに不服がある場合、審査請求は処分があったことを知った日の翌日から原則3か月以内(行政不服審査法18条)、取消訴訟は処分があったことを知った日から原則6か月以内(行政事件訴訟法14条)に行う必要がある

学説

通説(附款の限界論):附款は法律が許容する場合に、行政行為の目的に照らして必要な限度でのみ付すことができる。本条2項は、この一般論を個別法で明文化し、必要最小限度と不当な義務の禁止という二重の上限を設けたものと理解される。

附款の独立争訟をめぐる見解:違法な附款のみを取り消せるかについては、附款が本体と不可分なら本体ごと争うべきとする見解と、可分なら附款のみ争えるとする見解があり、事案ごとの判断となる。

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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