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放送法 第116条の6(審議機関の設置等の特例)

法令番号
昭和二十五年法律第百三十二号
公布
最終改正
施行
効力
現行
種別
法律
データ取得日
令和8年4月5日
AI 解説の確認日
引用形式
放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第116条の6
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  1. 認定特定放送番組同一化実施方針を提出した二以上の国内基幹放送事業者が当該認定特定放送番組同一化実施方針に従つて特定放送番組同一化を行う場合には、当該二以上の国内基幹放送事業者は、共同して審議機関を置くことができる。この場合においては、第七条第二項の規定による審議機関の委員の委嘱は、これらの国内基幹放送事業者が共同して行う。
  2. 2.認定特定放送番組同一化実施方針を提出した国内基幹放送事業者が当該認定特定放送番組同一化実施方針に従つて特定放送番組同一化を行う場合における当該国内基幹放送事業者(当該国内基幹放送事業者が特定地上基幹放送事業者でない場合にあつては、その基幹放送局設備を当該国内基幹放送事業者の国内基幹放送の業務の用に供する基幹放送局提供事業者)に対する第九十二条第一項の規定の適用については、同項中「その基幹放送局を用いて行われる基幹放送に係る放送対象地域」とあるのは「第百十六条の四第一項に規定する特定放送番組同一化の対象となる二以上の国内基幹放送に係るそれぞれの放送対象地域を併せて一の放送対象地域とみなした場合における当該みなされた一の放送対象地域」と、「当該基幹放送」とあるのは「当該二以上の国内基幹放送のいずれか」とする。
  3. 3.認定放送持株会社の関係会社(第百五十八条第二項に規定する関係会社をいう。)である認定特定放送番組同一化実施方針を提出した国内基幹放送事業者が当該認定特定放送番組同一化実施方針に従つて特定放送番組同一化を行う場合における当該国内基幹放送事業者に対する第百六十三条の規定の適用については、同条中「その放送対象地域」とあるのは「その第百十六条の四第一項に規定する特定放送番組同一化の対象となる二以上の国内基幹放送に係るそれぞれの放送対象地域を併せて一の放送対象地域とみなした場合における当該みなされた一の放送対象地域」と、「当該放送対象地域」とあるのは「当該みなされた一の放送対象地域」とする。

この条文の基本情報

審議機関の設置等の特例とは何ですか?

定義審議機関の設置等の特例とは、放送法第116条の6に定められた規定で、「認定特定放送番組同一化実施方針を提出した二以上の国内基幹放送事業者が当該認定特定放送番組同一化実施方針に従つて特定放送番組同一化を行う場合には、当該二以上の国内…」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 放送法第116条の6(審議機関の設置等の特例)は、日本の放送法に含まれる条文です。
  2. 放送法第116条の6の条文原文は「認定特定放送番組同一化実施方針を提出した二以上の国内基幹放送事業者が当該認定特定放送番組同一化実施方針に従つて特定放送番組同一化を行う場合には、当該二以上の国内…」で始まります。
  3. 放送法第116条の6は第三款 特定放送番組同一化実施方針の認定に置かれています。
  4. 放送法の公布日は昭和25年5月2日です。
  5. 放送法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 放送法第116条の6の前の条は放送法第116条の5です。
  7. 放送法第116条の6の次の条は放送法第117条です。
  8. 放送法第116条の6には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第116条の6
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000132
  • 本サイト収録放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第116条の6(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC0000000132/116_6

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点放送法116条の6は、認定実施方針に従い番組同一化を行う地方局に、審議機関の共同設置と、92条・163条の努力義務を合算地域で測る特例を認める。

Q · 地方局が隣の県と同じ番組を流すのは、放送法上問題ないの?

認定方針に従う同一化なら適法で、義務も合算地域で測られる

放送法116条の6は、認定特定放送番組同一化実施方針に従って番組同一化を行う国内基幹放送事業者に三つの特例を設けています。①番組審議機関を複数の局で共同設置し、委員も共同で委嘱できる。②あまねく受信の努力義務(92条1項)は、対象となる複数の放送対象地域を一つの地域とみなし、いずれかの放送が届けば足りる。③認定放送持株会社の関係会社に課される地域向け番組の努力義務(163条)も、合算地域を基準に適用されます。

解説

地方局のテレビ番組が、隣の県の局とまったく同じ内容になる。令和の放送法改正(令和5年改正とされるが、施行時期は要確認)で認められた「特定放送番組同一化」である。経営が苦しい地方局が番組を共通化し、コストを抑えるための仕組みだ。この条文は、同一化に踏み切った局に対して三つの特例を定めている。第一に、番組の質をチェックする審議機関(番組審議会)を複数の局で共同設置できる。委員も共同で委嘱する。第二に、電波を地域の隅々まで届ける努力義務(92条)について、二つの放送対象地域を「一つの地域」とみなす。あなたの家に届くのがA局でもB局でも、どちらか一方が届けば足りるという計算になる。第三に、認定放送持株会社グループの局に課される地域向け番組の努力義務(163条)も、合算した広い地域を基準に測る。視聴者から見れば、「地元のための番組」と「地元の声を聞く場」の物差しが、県境を越えて一回り大きくなったということである。物差しが変わったことを知っていれば、地元の情報が減ったときに、どこに声を届ければよいかが見えてくる。

法的な位置づけ

放送法116条の6は、特定放送番組同一化の特例を定める規定である。認定特定放送番組同一化実施方針に従い同一化を行う国内基幹放送事業者について、審議機関の共同設置と委員の共同委嘱を認め、92条1項のあまねく受信努力義務および163条の地域性確保努力義務を、対象となる複数の放送対象地域を併せた一の地域を基準として適用する。

よくある質問 AI による整理

Q1特定放送番組同一化とは何ですか?

複数の放送対象地域の地方局が、認定を受けた実施方針に従って放送番組を共通化する仕組みです。定義は放送法116条の4に置かれています。

Q2番組審議会は共同で設置できますか?

できます。放送法116条の6第1項により、同一化を行う二以上の局は審議機関を共同設置でき、委員の委嘱も共同で行います。

Q3あまねく受信の努力義務とは?

放送法92条1項が定める、基幹放送が放送対象地域であまねく受信できるよう努める義務です。同一化した局では合算地域が基準となります。

Q4番組同一化をすると地元向け番組の義務はなくなる?

なくなりません。認定放送持株会社の関係会社に課される163条の努力義務は残り、基準となる地域が合算地域に置き換わるだけです。

Q5番組同一化は総務省の認定が必要?

本条の特例は「認定特定放送番組同一化実施方針」に従う場合に限られます。認定を受けない共通化には本条の特例は及びません。

Q6地方局の番組共通化はなぜ認められた?

広告収入の減少で地方局が単独で番組を制作し続けるのが難しくなったため、経営の持続性を確保する制度として導入されたとされています。

Q7番組審議会の議事概要はどこで見られる?

各放送局が公式サイトなどで番組審議会の議事概要を公表しています。共同設置の場合も審議の内容は公表の対象となります。

Q8テレビが映らない地域の相談先は?

まず放送局の視聴者窓口に連絡し、改善されない場合は総務省の各総合通信局に受信環境について相談できます。

この条文についての質問 AI による整理

Q1隣の県と同じ番組ばっかりって、放送法違反じゃないんですか?

実施方針について認定を受けて行う特定放送番組同一化であれば、適法な仕組みである(116条の4以下)。しかも本条3項により、持株会社グループの局の地域向け番組の努力義務は、合算した地域を基準に測られる。実務のポイント:「違反だ」という抗議より、「認定された実施方針のどの部分に沿って地元向け枠を確保しているのか」と聞く方が、局は回答を練らざるを得なくなる

Q2番組審議会って、普通の視聴者でも意見を言えるんですか?

審議機関は放送事業者が学識経験者に委員を委嘱して置くもので(6条、7条)、一般視聴者が委員になる仕組みではない。ただし局は視聴者の意見を審議会に報告し、議事の概要を公表する運用をしている。共同設置の場合は委員の委嘱も共同で行う(本条1項)。実務のポイント:意見を送るときは、宛先に「番組審議会へ報告を希望」と明記する。審議会の議題に上がれば、その内容が議事概要に残る

間違えやすい点 AI による整理

  • 「番組を共通化すれば、各局の番組審議会はいらなくなる」と思われがちだが、審議機関そのものは廃止されない。各局単独で置くか、共同で置くかを選べるようになっただけである。番組の適正を外部の目で点検するという6条の役割は、共同設置でも残る
  • 「放送局には全国どこでも電波を届ける義務がある」という理解は、そもそも前提がずれている。92条は努力義務であり、しかも放送対象地域ごとの義務である。同一化後はその地域自体が合算されるため、問うべきは「この局が届いているか」ではなく「二局のどちらかが届いているか」になる
  • 視聴者から見れば、番組が隣県と同じになった時点で「地元局は手を抜いた」と映る。だが法律から見れば、実施方針の認定を受けた適法な経営判断であり、義務の物差しも合算地域に置き換わっている。この落差を知らずに「放送法違反だ」と抗議しても、相手の担当者はまったく動かない
比較の観点この条文ほかの条文
規律の対象放送法116条の6:同一化を行う局への三つの特例放送法6条・7条:審議機関の設置と委員委嘱の原則
放送法92条:あまねく受信の努力義務
基準となる単位二以上の放送対象地域を併せた「一の放送対象地域」放送事業者ごとに審議機関を置く
その基幹放送局による放送の放送対象地域ごと
義務の充足方法二以上の国内基幹放送のいずれかが届けば足りる各局が自ら委員を委嘱する
当該基幹放送があまねく受信できるよう努める
適用の前提認定特定放送番組同一化実施方針に従うこと放送事業者であること(原則)
特定地上基幹放送事業者または基幹放送局提供事業者

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 夕方のローカルニュースで、気づけば隣県の祭りや事故の話題が半分を占めている。地元の市議会の話題はほとんど出てこない。局が特定放送番組同一化を実施していれば、地域向け番組の努力義務は二県を合わせた「一つの地域」で測られる。県単位では減っていても、合算地域の基準では義務違反と言い切れない構造になっている
  • あなたが地方局の編成担当で、隣県の系列局との番組同一化を役員会に上げる立場にいたらどうなる? 審議会を共同設置するなら、両県の委員構成のバランスを説明できなければ、地元の自治体や視聴者団体から「うちの県の声が消える」と反発される
  • 山間部の集落で、地元局の電波は届かないが隣県局の電波なら映る。同一化の後は、これで「あまねく受信」の努力義務を果たしたと評価されうる。中継局の更新が後回しにされても、法的には文句を言いにくい
  • 番組審議会の改選まであと一か月。共同設置に移行すれば、自治体や地元団体が推薦する委員枠は実質的に半分になる。いま意見書を出さなければ、次の任期の構成はそのまま固まる

取るべき行動

被害を受けた側:1. 地元局が特定放送番組同一化を行っているか、局の公式サイトや公表資料で確認する2. 番組審議会が共同設置か単独設置か、委員の所属地域を議事概要で確かめる3. 地元向け情報の減少を具体的に記録する(日付、番組名、扱われなかった地元の出来事) 4. 局の視聴者窓口と番組審議会あてに書面で意見を送る。自治体や地元団体と連名にすると重みが増す5. 受信困難地域の問題は、総務省の総合通信局にも相談できる

訴えられた側:1. 実施方針の内容と認定の範囲を社内で再確認し、同一化の対象外となる番組まで共通化していないか点検する2. 共同設置の審議会は、各放送対象地域の視聴者の声が反映されるよう委員構成を設計し、その考え方を説明できるようにしておく3. 合算地域で見ても受信の空白が生じていないか、中継局の整備状況を把握する4. 地元からの意見には、議事概要と編成方針の両面で記録に残る形で回答する

時効(請求できる期限):特定の時効はないが、一般消滅時効(民法166条、債権5年または10年)が適用される。実務上は、番組審議会の委員改選時期と実施方針の変更時期が、意見を反映させやすい事実上の締め切りとなる

改正沿革 AI による整理

  • 令和5年(2023年)放送法改正とみられる 複数の放送対象地域における放送番組の同一化制度の導入に伴い、審議機関の共同設置と92条・163条の読替特例として新設されたとみられる。改正法の番号・施行日・条番号は人的検証が必要

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

出典と編集方針

出典
e-Gov法令検索上流データと同期
AI 解説
編集部による整理 · 条文の原文ではありません AI 解説は条文の原文をもとにモデルが生成し、確認手順を経たものです。理解の補助であり、法的効力は公式の原文が基準です。

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