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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 最終改正 収録時点 令和8年10月2日読了 6 分6 分6 分

地方税法 第73条の6(土地改良事業の施行に伴う換地の取得等に対する不動産取得税の非課税)

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  1. 道府県は、土地改良法による土地改良事業の施行に伴う換地の取得で政令で定めるもの又は同法による農用地の交換分合による土地の取得に対しては、不動産取得税を課することができない。
  2. 2.道府県は、土地収用法(昭和二十六年法律第二百十九号)第八十二条の規定によつて土地をもつて損失を補償された場合における当該土地の取得に対しては、不動産取得税を課することができない。
  3. 3.道府県は、土地区画整理法による土地区画整理事業の施行に伴う換地の取得(農住組合法第八条第一項及び密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律第四十六条第一項において適用する土地区画整理法第百四条第一項又は第九項の規定による換地の取得を含む。)、同法第百四条第六項の規定により土地の共有持分を取得した場合における当該土地の共有持分の取得若しくは土地区画整理法第百四条第七項(農住組合法第八条第一項及び密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律第四十六条第一項において適用する場合を含む。)の規定により建築物の一部(その建築物の共用部分の共有持分を含む。以下この項において同じ。)及びその建築物の存する土地の共有持分を取得した場合における当該建築物の一部及びその建築物の存する土地の共有持分の取得又は土地区画整理法第百四条第十一項(農住組合法第八条第一項及び密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律第四十六条第一項において適用する場合並びに大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法第二十一条第二項、地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律(平成四年法律第七十六号)第二十八条第二項、被災市街地復興特別措置法(平成七年法律第十四号)第十七条第二項、中心市街地の活性化に関する法律第十六条第二項及び高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(平成十八年法律第九十一号)第三十九条第二項において準用する場合を含む。)の規定により保留地を取得した場合における当該保留地の取得に対しては、不動産取得税を課することができない。
  4. 4.道府県は、大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法第十六条第四項若しくは被災市街地復興特別措置法第十四条第四項の規定により土地の共有持分を取得した場合における当該土地の共有持分の取得又は同法第十五条第五項の規定により住宅若しくは住宅等を取得した場合における当該住宅若しくは住宅等の取得に対しては、不動産取得税を課することができない。
  5. 5.道府県は、大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法による住宅街区整備事業の施行に伴う換地の取得若しくは同法第八十三条において準用する土地区画整理法第百四条第七項の規定により施設住宅の一部等を取得した場合若しくは大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法第九十条第二項の規定により施設住宅の一部若しくは施設住宅の敷地若しくはその共有持分を取得した場合(住宅街区整備事業を施行する者及び住宅街区整備組合の参加組合員以外の者が取得した場合に限る。)における当該施設住宅の一部等若しくは施設住宅の一部若しくは施設住宅の敷地若しくはその共有持分の取得で政令で定めるもの又は同法第八十三条において準用する土地区画整理法第百四条第十一項の規定により保留地を取得した場合における当該保留地の取得に対しては、不動産取得税を課することができない。
  6. 6.道府県は、新都市基盤整備法(昭和四十七年法律第八十六号)による新都市基盤整備事業の施行に伴う換地の取得に対しては、不動産取得税を課することができない。

この条文の基本情報

土地改良事業の施行に伴う換地の取得等に対する不動産取得税の非課税とは何ですか?

定義土地改良事業の施行に伴う換地の取得等に対する不動産取得税の非課税とは、地方税法第73条の6に定められた規定で、「道府県は、土地改良法による土地改良事業の施行に伴う換地の取得で政令で定めるもの又は同法による農用地の交換分合による土地の取得に対しては、不動産取得税を課すること…」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 地方税法第73条の6(土地改良事業の施行に伴う換地の取得等に対する不動産取得税の非課税)は、日本の地方税法に含まれる条文です。
  2. 地方税法第73条の6の条文原文は「道府県は、土地改良法による土地改良事業の施行に伴う換地の取得で政令で定めるもの又は同法による農用地の交換分合による土地の取得に対しては、不動産取得税を課すること…」で始まります。
  3. 地方税法第73条の6は第二章 道府県の普通税に置かれています。
  4. 地方税法の公布日は昭和25年7月31日です。
  5. 地方税法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年10月2日時点では廃止情報はありません。
  6. 地方税法第73条の6の前の条は地方税法第73条の5です。
  7. 地方税法第73条の6の次の条は地方税法第73条の7です。
  8. 地方税法第73条の6には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第73条の6
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000226
  • 本サイト収録地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第73条の6(LawPlayer 収録、取得日 令和8年10月2日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC0000000226/73_6

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点地方税法73条の6は、区画整理や土地改良の換地、収用の替地など公共事業に伴う土地の取得に不動産取得税を課さないと定める。保留地を後から買う場合は課税される。

Q · 区画整理で換地をもらったら、不動産取得税はかかるの?

換地による取得は非課税だが、保留地の購入や売買は課税

地方税法73条の6第3項により、土地区画整理事業の換地処分で換地を取得しても不動産取得税は課されません。土地改良事業の換地や農用地の交換分合(第1項)、収用裁決による替地(第2項)、新都市基盤整備事業の換地(第6項)なども同様です。ただし非課税になるのは事業に基づく取得そのものであり、区画整理地内の土地を売買で買った場合や、施行者から保留地を購入した場合は通常どおり課税されます。

解説

区画整理で土地の形も場所も変わり、登記簿の地番まで書き換わる。それでも都道府県は、その「新しい土地」に不動産取得税(土地や建物を手に入れたときに一度だけかかる都道府県の税、本則税率4%)をかけられない。法律の世界では、換地は新しく手に入れた土地ではなく、元の土地が姿を変えたものとして扱われるからだ。対象は土地改良事業の換地と農用地の交換分合、土地収用で現金の代わりにもらう替地(かえち)、区画整理の換地、そして被災市街地の復興事業や住宅街区整備事業で与えられる共有持分や住宅などである。ただし落とし穴がある。区画整理の保留地(事業費をまかなうために施行者が売りに出す土地)を後から買った個人は、ここでは守られない。第3項で非課税になるのは、換地処分の時点で施行者が保留地を取得する場面だからだ。「区画整理の土地だから税金はかからない」と思い込んで買うと、数か月後に納税通知書が届く。課税されない取得と課税される取得の境目を知っているかどうかで、資金計画の精度がまったく変わってくる。

法的な位置づけ

地方税法第73条の6は、不動産取得税の非課税範囲を定める規定であり、土地改良事業・土地区画整理事業・住宅街区整備事業・新都市基盤整備事業の施行に伴う換地の取得、農用地の交換分合、土地収用法82条に基づく替地の取得、および法定の共有持分・建築物の一部・保留地の取得について、道府県の課税権を排除する。

よくある質問 AI による整理

Q1換地とは何ですか?

土地区画整理事業や土地改良事業で、従前の土地の代わりに割り当てられる新しい土地です。法律上は従前の土地と同一視されるため、地方税法73条の6で不動産取得税が非課税になります。

Q2仮換地の土地を買うと不動産取得税はかかる?

かかります。仮換地の段階で買っているのは従前の土地であり、通常の売買として課税対象です。その後の換地処分による取得だけが非課税になります。

Q3圃場整備で田んぼの区画が変わったら取得税はかかる?

土地改良法による土地改良事業の換地の取得で政令で定めるものは、地方税法73条の6第1項により不動産取得税が課されません。

Q4農地の交換分合 不動産取得税 かかる?

土地改良法による農用地の交換分合による土地の取得は、地方税法73条の6第1項で非課税です。当事者同士の任意の交換は対象外なので注意が必要です。

Q5換地の清算金に税金はかかる?

不動産取得税とは別に、清算金の受取りは譲渡所得として所得税の問題になりえます。租税特別措置法の換地処分等の特例が使えるかは、税務署や税理士に確認してください。

Q6換地後も固定資産税は払うの?

払います。地方税法73条の6が止めるのは一度だけかかる不動産取得税で、毎年の固定資産税は換地後も課税され続けます。

Q7被災地の復興事業で住宅をもらったら課税される?

被災市街地復興特別措置法の規定により土地の共有持分や住宅等を取得した場合は、地方税法73条の6第4項で不動産取得税が非課税になります。

Q8収用で替地をもらう方法はある?

土地収用法82条により、土地所有者は収用委員会に替地による補償を求めることができます。裁決で替地が認められれば、その取得は地方税法73条の6第2項で非課税です。

この条文についての質問 AI による整理

Q1区画整理で換地をもらったのに、県から取得の申告書が送られてきました。払わなきゃダメ?

換地処分による換地の取得は、地方税法73条の6第3項で非課税です。ただ、県の側は登記の変更を見て機械的に照会を送ってくるので、申告書に換地処分通知書の写しを添えて「換地による取得」と書いて出せば済みます。実務のポイント:放っておくと、たまに担当者の確認漏れで納税通知書まで出てしまうことがあります。照会が届いた段階で書類を出しておくのが、いちばん手間がかかりません

Q2保留地を買うと、土地代のほかにどれくらいの税金がかかりますか?

本条で非課税になるのは施行者が保留地を取得する場面だけなので、買主には普通に取得税がかかります。土地の本則税率は4% ですが、現在は特例で3%、さらに宅地は課税標準が2分の1になる特例があります(地方税法附則11条の2、11条の5)(最新の改正状況をご確認ください)。実務のポイント:保留地は登記簿上の評価額がまだ付いていないことが多く、県が独自に評価して税額を出します。思っていたより高く出ることもあるので、契約前に県税事務所へ見込額を聞いておくと安心です

Q3収用で替地をもらうのと、現金をもらって自分で買うのでは、本当に違うんですか?

違います。収用委員会の裁決で替地による補償を受けた場合は、本条第2項で非課税です。現金を受け取って自分で土地を買った場合は課税されますが、収用された不動産の価格を課税標準から差し引く特例が別の条文にあります。実務のポイント:控除特例には「収用から一定期間内に買うこと」などの条件があり、手続も自分で動かなければなりません。条件を満たさなければ全額が課税されます。替地にすれば、こうした管理の手間ごと要らなくなります

間違えやすい点 AI による整理

  • 「区画整理地内の土地は不動産取得税がかからない」と覚えている人が多いが、正確には「換地処分によって換地を受けること」が非課税なのである。区画整理地内で土地を売買すれば、仮換地の段階でも換地処分後でも普通の課税対象になる。保留地を施行者から買う場合も同じく課税される
  • 非課税なのは不動産取得税だけである点を、多くの人が軽く見ている。固定資産税は換地後もかかり続けるし、換地で受け取る清算金は所得税の問題になりうる(租税特別措置法33条の3に換地処分等の特例がある)。どの税金が止まり、どの税金が残るのかを税目ごとに分けて見ないと、「税金は全部ゼロ」と誤解したまま確定申告の期限を過ぎてしまう
  • 土地所有者からすれば「補償で土地を交換させられた」という感覚だが、法律が見ているのは「取得の原因が何か」だ。同じ収用でも、裁決で替地を受けた場合は本条第2項で非課税、現金を受け取って自分で代わりの土地を買った場合は課税(別の条文の控除特例が使えるかは別問題)。手続の形が違うだけで、税の扱いはまったく異なる
比較の観点この条文ほかの条文
規定の性格地方税法73条の6:公共事業に伴う換地・替地等の取得を非課税とする地方税法73条の2:不動産の取得を課税客体とする原則規定
地方税法73条の7:相続・法人の合併等の形式的な所有権移転を非課税とする
非課税の理由事業により土地を入れ替えさせられたもので、従前地と経済的に同じとみなせる(原則として取得の理由を問わず課税)
権利の移転が形式的・包括的で、流通税を課す実質がない
典型的に課税される場面保留地の購入、区画整理地内の土地の売買、現金補償後に自分で土地を購入売買・贈与・新築など一般的な不動産の取得
遺贈のうち相続人以外への特定遺贈など、形式的移転にあたらない取得

他国ではどう定めているか 4 か国

台湾
契税条例・平均地権条例

台湾には日本の不動産取得税に当たる税目はなく、建物の取得には契税、土地の移転には土地増値税が中心となる。市地重劃による土地の分配は、所有権の移転として扱わない運用が基本

韓国
지방세법・지방세특례제한법

韓国では取得税が地方税として課され、都市開発事業の換地などは特例法で非課税・減免が整理されている

ドイツ
GrEStG § 1 Abs. 1 Nr. 3 Satz 2

ドイツの不動産取得税では、農地整理(Flurbereinigung)や建設法典による土地区画整理(Umlegung)に伴う所有権移転は課税対象から除外される

アメリカ
IRC § 1033

米国には全国一律の不動産取得税はなく、移転税は州ごとに異なる。収用などの非自発的な換価による代替資産の取得は、連邦所得税で課税の繰延が認められる

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 区画整理の換地処分の公告から数週間後、県税事務所から「不動産取得申告書」の用紙が届いた。親から継いだ畑が住宅地の換地に変わっただけなのに、税金を払うのか? 換地そのものは本条第3項で非課税だ。ただ条例で申告を求められることはあるので、換地処分通知書の写しを添えて申告すれば、申告するだけで終わる
  • あなたは不動産会社の営業担当として、区画整理地内の保留地を顧客に紹介している。「区画整理だから取得税はかかりませんよ」と言ってしまった。保留地を買う人は非課税の対象外。この一言が後で説明義務違反のクレームになりかねない
  • 道路拡張の収用で、収用委員会の裁決により現金ではなく近くの替地で補償を受けた。その替地には取得税がかからない(第2項)。現金で受け取って自分で土地を買った場合とは、扱いがまったく違ってくる
  • 仮換地の段階で、売主から区画整理地内の土地を買う契約を結んだ。決済はあと10日後。ここで買っているのは「従前の土地」であり、普通の売買なので取得税がかかる。その後の換地処分で非課税になるのは二回目の取得だけで、最初の購入分の税額を資金計画から外してはいけない

取るべき行動

被害を受けた側:1. 換地や替地なのに取得税の納税通知書が届いたら、換地処分通知書、収用裁決書、登記事項証明書をそろえ、「どの項の非課税にあたるか」を明記して県税事務所に照会する2. 誤った課税と判断されれば、取消しや減額更正で済むことが多い3. 話が通らなければ、通知を受け取った日の翌日から3か月以内に知事に審査請求を出す(行政不服審査法18条)

訴えられた側:保留地や区画整理地内の土地を売る側、仲介する側なら:1. 重要事項説明や広告で「取得税非課税」と言い切らない2. 買主が受けるのは保留地の購入なのか、従前地の売買なのかを書面で区別して説明する3. 誤った説明をしてしまったら、納税通知が届く前に訂正し、税額の見込みを示しておく。後手に回るほど損害賠償請求のリスクが大きくなる

時効(請求できる期限):不動産取得の申告期限は都道府県の条例で決まり、取得から30日〜60日以内とするところが多い。課税処分に不服があれば、処分を知った日の翌日から3か月以内に審査請求をする(行政不服審査法18条)。取消訴訟は原則として審査請求を経てからでないと起こせない(地方税法19条の12)。都道府県が更正・決定できる期間は原則5年(地方税法17条の5)(最新の改正状況をご確認ください)

学説

通説:不動産取得税は所有権移転の事実に着目する流通税であり、取得の原因を原則として問わない。本条はその例外として、公共事業により従前地と実質的に同一の土地を取得する場合に限り課税を排除するものと理解される。

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地方税法の全文を見る所属する編章節を開く:第二章 道府県の普通税

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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