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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年9月5日読了 7 分7 分7 分

建築士法 第23条の4(登録の拒否)

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  1. 都道府県知事は、登録申請者が次の各号のいずれかに該当する場合又は登録申請書に重要な事項についての虚偽の記載があり、若しくは重要な事実の記載が欠けている場合においては、その登録を拒否しなければならない。
  2. 一破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
  3. 二第七条第二号から第四号までのいずれかに該当する者
  4. 三第二十六条第一項又は第二項の規定により建築士事務所について登録を取り消され、その取消しの日から起算して五年を経過しない者(当該登録を取り消された者が法人である場合においては、その取消しの原因となつた事実があつた日以前一年内にその法人の役員であつた者でその取消しの日から起算して五年を経過しないもの)
  5. 四第二十六条第二項の規定により建築士事務所の閉鎖の命令を受け、その閉鎖の期間が経過しない者(当該命令を受けた者が法人である場合においては、当該命令の原因となつた事実があつた日以前一年内にその法人の役員であつた者でその閉鎖の期間が経過しないもの)
  6. 五暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第二条第六号に規定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなつた日から五年を経過しない者(第九号において「暴力団員等」という。)
  7. 六心身の故障により建築士事務所の業務を適正に行うことができない者として国土交通省令で定めるもの
  8. 七営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者でその法定代理人(法定代理人が法人である場合においては、その役員を含む。)が前各号のいずれかに該当するもの
  9. 八法人でその役員のうちに第一号から第六号までのいずれかに該当する者のあるもの
  10. 九暴力団員等がその事業活動を支配する者
  11. 十建築士事務所について第二十四条第一項及び第二項に規定する要件を欠く者
  12. 2.都道府県知事は、登録申請者が次の各号のいずれかに該当する場合は、その登録を拒否することができる。
  13. 一第八条第一号又は第二号のいずれかに該当する者
  14. 二営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者でその法定代理人(法定代理人が法人である場合においては、その役員を含む。)が前号に該当するもの
  15. 三法人でその役員のうちに第一号に該当する者のあるもの
  16. 3.都道府県知事は、前二項の規定により登録を拒否した場合においては、遅滞なく、その理由を記載した文書をもつて、その旨を当該登録申請者に通知しなければならない。

この条文の基本情報

登録の拒否とは何ですか?

定義登録の拒否とは、建築士法第23条の4に定められた規定で、「都道府県知事は、登録申請者が次の各号のいずれかに該当する場合又は登録申請書に重要な事項についての虚偽の記載があり、若しくは重要な事実の記載が欠けている場合におい…」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 建築士法第23条の4(登録の拒否)は、日本の建築士法に含まれる条文です。
  2. 建築士法第23条の4の条文原文は「都道府県知事は、登録申請者が次の各号のいずれかに該当する場合又は登録申請書に重要な事項についての虚偽の記載があり、若しくは重要な事実の記載が欠けている場合におい…」で始まります。
  3. 建築士法第23条の4は第六章 建築士事務所に置かれています。
  4. 建築士法の公布日は昭和25年5月24日です。
  5. 建築士法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年9月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 建築士法第23条の4の前の条は建築士法第23条の3です。
  7. 建築士法第23条の4の次の条は建築士法第23条の5です。
  8. 建築士法第23条の4には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式建築士法(昭和二十五年法律第二百二号)第23条の4
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC1000000202
  • 本サイト収録建築士法(昭和二十五年法律第二百二号)第23条の4(LawPlayer 収録、取得日 令和8年9月5日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC1000000202/23_4

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点建築士法23条の4は、建築士事務所の登録申請について、知事が必ず拒否すべき10の事由と拒否できる3の事由を定める。拒否時は理由を書面で通知する。

Q · 建築士の免許があれば、設計事務所の登録は必ず通るの?

通るとは限らず、役員の経歴次第で法人ごと拒否される

建築士法23条の4は、事務所登録を拒否する事由を定めています。第1項は、破産して復権していない者、7条の欠格事由に当たる者、登録取消しから5年以内の者、暴力団員等、管理建築士を置いていない者などで、該当すれば知事は必ず拒否します。法人の場合は役員の一人が該当するだけで拒否されます。第2項の事由は知事の裁量による拒否で、拒否するときは理由を書面で通知しなければなりません(3項)。

解説

建築士の免許を持っていることと、建築士事務所を開けることは、法律上まったく別の話である。他人から報酬を得て設計や工事監理を「業として」行うには、都道府県知事の事務所登録(建築士法23条)が要る。本条はその入口に立つ審査官のチェックリストだ。第1項の10号は該当すれば必ず拒否される事由(羈束:知事に裁量がなく、該当すれば必ず拒否)、第2項の3号は知事が拒否するかどうかを選べる事由(裁量)。見落とされやすいのは、審査対象があなた個人にとどまらない点である。法人なら役員の一人、未成年なら法定代理人、さらに「事業活動を支配する者」まで見られる。過去に罰金刑を受けた共同経営者を取締役に迎えた時点で、会社全体の登録が止まりうる。もう一つの盲点は10号で、専任の管理建築士(事務所の技術面を統括する責任者として法定された建築士)がいなければ、ほかの条件をすべて満たしていても登録されない。有効期間は5年なので、更新のたびに本条の審査をもう一度くぐることになる。誰を役員に入れ、誰を管理建築士に据えるか。その人選が、開業できるかどうかを左右する。

法的な位置づけ

建築士法第23条の4は、建築士事務所登録の拒否事由を定める規定である。第1項は破産者で復権を得ない者、欠格事由該当者、登録取消し後5年を経過しない者、暴力団員等、管理建築士の要件を欠く者などを必要的拒否事由とし、第2項は8条該当者等を裁量的拒否事由とする。第3項は拒否理由の書面通知を義務づける。

手順

  1. 1.役員候補・出資者の経歴を事前確認 法人設立や登記の前に、役員候補全員について破産・復権の状況、7条・8条の欠格歴、過去の登録取消し・閉鎖命令への関与を書面で確認する。出資者が事業を実質的に支配する立場になる場合は、反社会的勢力との関係も確認する
  2. 2.専任の管理建築士を確保 24条の要件を満たす管理建築士(管理建築士講習の修了者)を専任で置けるか確認する。退職リスクに備えて二人目の講習修了者を育てておくと、更新時に10号で止まらない
  3. 3.申請書を登記簿・実態と照合して提出 申請書の役員欄・管理建築士欄・所在地を登記簿と雇用の実態に照らして一字ずつ照合し、退任した役員の記載が残っていないか確認する。重要事項の記載漏れも拒否事由になる
  4. 4.拒否された場合は理由文書で根拠を特定 3項の理由記載文書で、第1項(必要的拒否)か第2項(裁量的拒否)か、何号を根拠にしているかを確認する。裁量的拒否なら経過年数や再発防止体制の資料をそろえ、審査請求の期限(3か月)を逆算して動く

よくある質問 AI による整理

Q1建築士事務所の登録拒否事由とは?

建築士法23条の4が定める、知事が事務所登録を拒む理由です。必ず拒否される10号と、知事の裁量で拒否できる3号の二層構造になっています。

Q2建築士事務所の登録 欠格事由 何年?

7条の欠格事由や登録取消しを理由とする場合、多くは刑の執行終了や取消しの日から5年間です。暴力団員も、やめてから5年間は拒否されます。

Q3役員に前科があると建築士事務所は登録できない?

役員の一人が1号から6号のいずれかに当たれば、法人全体の登録が必ず拒否されます(8号)。経営者本人に問題がなくても同じです。

Q4管理建築士がいないと事務所登録できる?

できません。24条1項・2項の管理建築士の要件を欠く者は10号により必ず拒否されます。専任の管理建築士を確保してから申請するのが前提です。

Q5建築士事務所の登録 拒否されたらどうする?

まず理由記載文書(3項)で根拠の号を確認します。不服があれば、知った日の翌日から3か月以内に審査請求、6か月以内に取消訴訟を検討します。

Q6建築士事務所の登録申請 虚偽記載 どうなる?

重要な事項の虚偽記載や重要な事実の記載漏れがあれば、それだけで必ず拒否されます。登録後に発覚すれば取消しの対象にもなりえます。

Q7建築士事務所 登録取消し 元役員も影響ある?

あります。取消しの原因となった事実の前1年以内に役員だった者は、取消しの日から5年間、自分の事務所も登録できません(3号)。

Q8未成年でも建築士事務所を登録できる?

営業に関し成年者と同一の行為能力を持たない未成年者は、法定代理人が1号から6号に当たると必ず拒否されます(7号)。法定代理人も審査対象です。

この条文についての質問 AI による整理

Q1昔、建築基準法違反で罰金を払ったことがあるんですけど、事務所って開けますか?

刑の執行が終わってから5年以内なら、7条の欠格事由を通じて本条1項2号で必ず拒否されます。5年を過ぎても、2項1号(8条該当)により知事が拒否する裁量は残りえます。実務のポイント:裁量拒否の運用は都道府県によって差があり、窓口での事前相談で反省の経緯や業務体制を説明しておくと、扱いが変わることがある

Q2自己破産したら、もう建築士事務所はできないんですよね?

拒否事由は「破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者」(本条1項1号)です。個人の破産では、免責許可決定が確定すれば当然に復権します(破産法255条)。実務のポイント:再起を急ぐなら、免責決定が確定した日付の分かる書類を手元に置いておくこと。窓口で復権の事実を即座に示せるかどうかで、審査の進み方が変わる

Q3管理建築士が辞めちゃったら、事務所はすぐ閉めないといけないんですか?

24条の要件を欠いた状態は、本条1項10号の拒否事由に当たるだけでなく、登録後の監督処分(26条)の対象にもなりえます。実務のポイント:管理建築士講習は開催日程が限られており、急に受講しようとしても数か月待つことがある。所員の誰かに先に修了させておく事務所は、退職の打撃をほとんど受けない

間違えやすい点 AI による整理

  • 建築士免許があれば事務所も当然に開けると思われがちだが、免許(個人の資格)と事務所登録(業として行う許可)は別制度である。免許を持っていても、登録のないまま報酬を得て設計すれば無登録業務の禁止(23条の10)違反となり、刑事罰の対象になる
  • 欠格事由は「本人に前科があるかどうか」の問題だと捉えると、前提を誤る。法人申請では役員全員、さらに事業を実質的に支配する者まで審査される。経営者本人がクリーンでも、取締役一人の過去で会社全体が拒否される。審査の単位は人ではなく組織である
  • 罰金くらいなら事務所には関係ないと思う人は多いが、建築士法違反や建築物の建築に関する罪での罰金は7条の欠格事由に連動し、刑の執行が終わってから5年間は2号経由で必ず拒否される。5年を過ぎても第2項で知事の裁量的拒否が残りうる。罰金は「払って終わり」ではない
  • 破産したら一生事務所を持てないと絶望する人がいるが、拒否事由は「復権を得ない者」に限られる。個人の破産では、免責許可決定が確定すれば当然に復権する(破産法255条)。重いのは破産そのものではなく、復権までの期間である
比較の観点この条文ほかの条文
対象となる場面23条の4:建築士事務所の登録(業として行う許可)の拒否7条:建築士免許(個人の資格)の絶対的欠格
26条:登録後の取消し・閉鎖命令
審査の単位申請者本人+法人役員+法定代理人+事業を支配する者免許を受けようとする個人
登録済みの事務所の開設者
知事・大臣の裁量1項は必要的拒否、2項は裁量的拒否の二層構造該当すれば免許を与えない
事由に応じて取消し・閉鎖命令等を選択
相互の関係7条・26条を号で引用して入口審査に組み込む23条の4第1項2号の引用元
23条の4第1項3号・4号の引用元

他国ではどう定めているか 2 か国

台湾
建築師法 第4条

台湾は建築師の資格段階で消極資格を定め、開業は直轄市・県市の主管機関による開業証書の発給で管理する。日本のように法人役員や事業支配者まで照合する構造かどうかは個別確認が必要

韓国
건축사법 제9조

韓国も建築士の欠格事由を定め、事務所開設は申告制で管理する。日本の登録制との手続の違いに注意

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 大手設計事務所から独立し、仲間三人で法人を作って事務所登録を申請した。取締役の一人が4年前、建築基準法違反で罰金刑を受けていたことを、あなたは知らなかった。8号(役員の欠格)に当たって法人ごと拒否され、開業予定日に間に合わない
  • 前の勤務先が監督処分で登録を取り消された。その原因となった違反の当時、あなたは取締役だった。辞めて自分の事務所を開こうとしたら、取消しの日から5年間は登録できないと窓口で告げられた。会社の違反のツケが個人に回ってきたのである
  • 管理建築士が急に退職を申し出た。もし後任が見つからないまま更新時期を迎えたら、どうなる? 24条の要件を欠いたままでは10号で拒否される。満了日まであと2か月なら、講習修了者の確保はもう間に合わないかもしれない
  • 申請書の役員欄に、去年辞めた監査役の名前を残したまま出してしまった。うっかりでも「重要な事項についての虚偽の記載」と扱われれば、それだけで拒否事由になる
  • 地場の工務店グループから資金援助を受けて事務所を立ち上げた。出資者の背後に暴力団関係者がいた場合、名義上の役員が全員クリーンでも、9号(暴力団員等による事業支配)で拒否される

取るべき行動

被害を受けた側:1. 拒否通知の理由記載文書(3項)で根拠条項を特定する2. 第2項の裁量拒否であれば、経過年数・再犯防止策・業務体制を示す資料をそろえて再申請するか、審査請求を検討する3. 役員の欠格が原因なら、当該役員の辞任と変更登記を済ませてから再申請する4. 事実誤認による拒否であれば、行政書士または弁護士に相談し、審査請求や取消訴訟の期限を逆算して動く

訴えられた側:1. 申請書の役員欄・管理建築士欄・所在地を、登記簿と雇用実態に照らして一字ずつ照合する。記載漏れも虚偽記載と扱われうる2. 役員候補に欠格の可能性があれば、就任を見送るか、5年の経過を待つ3. 管理建築士は退職リスクを見越し、講習修了者を二人目として育てておく4. 虚偽記載のまま登録されても、後から発覚すれば26条の取消しと5年の再登録禁止が待っている。自主的な訂正が最も安い

時効(請求できる期限):拒否処分を知った日の翌日から3か月以内に審査請求(行政不服審査法18条)、6か月以内に取消訴訟(行政事件訴訟法14条)。登録の有効期間は5年(23条)で、更新申請には有効期間満了前の提出期限が施行規則で定められている(満了の30日前まで、最新の改正状況をご確認ください)

学説

一般的理解:本条は、危険性の高い事由を第1項で羈束的に排除し、比較的軽い事由を第2項で知事の裁量に委ねる二層構造をとる。第3項の理由提示義務は、行政手続法8条の一般原則を個別法で確認したものと位置づけられる。

改正沿革 AI による整理

  • 平成26年(2014年)改正(要検証) 暴力団員等の排除に関する拒否事由が整備されたとされる。号の構成変更の詳細は人的検証が必要
  • 令和元年(2019年)成年被後見人等の欠格条項見直し(要検証) 成年被後見人・被保佐人の一律排除から、「心身の故障により業務を適正に行うことができない者」として国土交通省令で個別判断する方式へ改められたとみられる

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建築士法の全文を見る所属する編章節を開く:第六章 建築士事務所

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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