地方税法 第199条(鉱区税に係る督促手数料)
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道府県の徴税吏員は、督促状を発した場合においては、当該道府県の条例の定めるところによつて、手数料を徴収することができる。
この条文の基本情報
鉱区税に係る督促手数料とは何ですか?
定義鉱区税に係る督促手数料とは、地方税法第199条に定められた規定で、「道府県の徴税吏員は、督促状を発した場合においては、当該道府県の条例の定めるところによつて、手数料を徴収することができる。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 地方税法第199条(鉱区税に係る督促手数料)は、日本の地方税法に含まれる条文です。
- 地方税法第199条の条文原文は「道府県の徴税吏員は、督促状を発した場合においては、当該道府県の条例の定めるところによつて、手数料を徴収することができる。」で始まります。
- 地方税法第199条は第二章 道府県の普通税に置かれています。
- 地方税法の公布日は昭和25年7月31日です。
- 地方税法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年10月2日時点では廃止情報はありません。
- 地方税法第199条の前の条は地方税法第198条です。
- 地方税法第199条の次の条は地方税法第200条です。
- 地方税法第199条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第199条 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000226 - 本サイト収録
地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第199条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年10月2日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC0000000226/199
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点地方税法199条は、道府県の徴税吏員が鉱区税の督促状を発したとき、条例の定めにより手数料を徴収できると定める。金額や徴収の有無は各道府県の条例に委ねられる。
Q · 鉱区税の督促状に書かれた「督促手数料」は払わないといけないの?
条例に規定があれば必要。額は道府県ごとに異なる
地方税法199条により、道府県は鉱区税の督促状を発したとき、条例の定めに従って手数料を徴収できます。額や徴収の有無は各道府県の条例次第で、規定がなければ請求の根拠がありません。督促手数料は地方団体の徴収金に含まれるため、未納のままだと本税と同様に滞納処分の対象となります。納期限内に納付していたのに督促状が届いた場合は、振込控えを添えて誤発付を指摘できます。
解説
督促状の封筒が届いた時点で、払う額は鉱区税の本税だけではなくなっている。地方税法199条は、道府県の徴税吏員(都道府県で税の徴収を担当する職員)が鉱区税の督促状を出したとき、手数料を取れると定める。ただし金額も、そもそも取るかどうかも、法律ではなく各道府県の条例が決める。条例に規定がなければ、1円も請求できない。大事なのは、この手数料が地方税法1条でいう「地方団体の徴収金」に含まれる点だ。少額でも本税や延滞金と同じく、滞納処分(役所が裁判所を通さずに財産を差し押さえる手続)の対象になる。あなたが鉱業権者や、休眠中の鉱区を管理する担当者なら、督促状を「ただの催促」と読み流してはいけない。督促状の日付を起点に、差押えまでの残り時間が動き始めている。
法的な位置づけ
地方税法199条は鉱区税の督促手数料を定める規定であり、道府県の徴税吏員が督促状を発した場合に、当該道府県の条例の定めるところにより手数料を徴収できる旨を規定する。手数料の額および徴収の有無は条例に委任され、徴収された手数料は地方団体の徴収金として滞納処分の対象となる。
手順
- 1.督促状の発付日と内訳を記録する 督促状が届いたら、金額より先に発付日を確認して記録する。本税額・督促手数料額・延滞金の扱いを書き出し、差押えまでの残り日数をカレンダーに書き込む
- 2.道府県の税条例で手数料の根拠を確認する 当該道府県の税条例で、督促手数料の額と免除規定の有無を確認する。条例に規定がなければ請求の根拠がないため、県税事務所に照会する
- 3.納期限内の納付有無を照合する 納期限までに納付していたかを振込記録で照合する。納付済みであれば、振込控えを添えて県税事務所に誤発付を指摘し、手数料の取消しを求める
- 4.未納なら完納、困難なら差押え前に相談する 未納が事実なら本税・督促手数料・延滞金をまとめて完納する。一括納付が難しい場合は、差押えに着手される前に県税事務所へ分納や徴収猶予を相談する
よくある質問 AI による整理
Q1鉱区税とは何ですか?
鉱業権者に対し、鉱区の面積に応じて道府県が課す税です。採掘していなくても鉱業権が登録されている限り課税されます。
Q2督促手数料の根拠法は何ですか?
鉱区税については地方税法199条が根拠です。ただし同条は条例に委任しているため、実際の額と徴収の有無は各道府県の税条例で定まります。
Q3督促手数料 払わないとどうなる?
督促手数料は地方団体の徴収金に含まれるため、未納のままでは滞納状態が解消されず、本税と同様に差押えなどの滞納処分の対象になりえます。
Q4督促状が届いてから差押えまでいつまで?
督促状の発付日から起算して10日を経過しても完納しないときは、滞納処分に進みうるとされます。実際の着手時期は自治体の運用によります。
Q5督促手数料は免除できる?
免除の可否は各道府県の条例次第です。納期限内に納付済みだった誤発付なら、振込控えを示して取消しを求める余地があります。
Q6督促手数料 国税にもある?
国税通則法には督促手数料の規定がありません。地方税だけが地方税法の委任を受けた条例により、督促手数料を上乗せできる仕組みです。
Q7督促手数料は経費にできる?
税務上の取扱いは延滞金等との区別が問題になりえます。処理方針は顧問税理士に確認してください。本条自体は経費性を定めていません。
Q8相続した鉱業権の鉱区税 誰が払う?
鉱業権を相続した相続人が納税義務を承継しえます。存在を知らなかった場合でも督促が届くため、放棄や移転の手続を早めに検討すべきです。
この条文についての質問 AI による整理
Q1督促手数料っていくらなんですか?全国同じですか?
地方税法199条は金額を定めず、各道府県の条例に任せています。そのため額は自治体ごとに異なり、督促手数料を取らない自治体もあります。実務のポイント:督促手数料は督促状一通ごとにかかるのが一般的です。税目や年度ごとに督促状が分かれると、その分だけ手数料も増えます。滞納が複数ある場合は、まとめて早く片付けるのがいちばん安上がりです
Q2督促手数料だけ払わずに、本税だけ払っても大丈夫ですか?
大丈夫ではありません。督促手数料は地方税法1条の「地方団体の徴収金」に含まれ、本税と同じように滞納処分の対象になります。実務のポイント:手数料が残っていると滞納状態が解消されず、納税証明書の取得や入札参加資格の審査で引っかかることがあります。数百円を惜しんだせいで、数千万円規模の公共工事の入札に響くことがあるので注意してください
間違えやすい点 AI による整理
- 督促手数料は全国一律の法定額だと思われがちだが、地方税法199条は「条例の定めるところによつて」と書くだけである。金額はもちろん、取るかどうかまで各道府県の条例次第で、条例に規定がなければ請求の根拠そのものがない
- 数百円程度なので放っておいても実害はない、と考えるのは危険である。督促手数料は地方税法1条の「地方団体の徴収金」に含まれ、本税と一緒に滞納処分の対象になる。しかも督促は消滅時効を更新させるので、督促を受けた事実の重さは手数料の額とは比べものにならない
- 「督促手数料を払わされるのは不当だ」と怒る前に、問いを立て直す必要がある。争うべきなのは手数料の額ではなく、督促状が出された前提、つまり納期限に本当に未納だったのか、納付が記録されていたかどうかである。前提が崩れれば、手数料も一緒に崩れる
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規律対象 | 地方税法199条:鉱区税の督促に伴う手数料の徴収 | 地方税法198条:鉱区税の督促状の発付 地方自治法231条の3:分担金・使用料等の督促と手数料 |
| 金額の決め方 | 道府県の条例に委任(法律に金額規定なし) | 金額の問題ではなく督促の手続を定める 普通地方公共団体の条例に委任 |
| 未納時の帰結 | 地方団体の徴収金として滞納処分の対象 | 督促後一定期間で滞納処分に進みうる前提となる 地方税の滞納処分の例により処分しうる |
他国ではどう定めているか 3 か国
台湾では督促に手数料を課す制度はなく、納期徒過には滞納金で対応する。条例による手数料上乗せという日本の地方税の仕組みとは設計が異なる
中国は納期徒過に日割りの滞納金を課す方式で、督促状ごとの手数料という発想はない
フランスは地方税の納付遅延に一律10% の加算を課す。定額の督促手数料ではなく、率による制裁的加算である点が異なる
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 鉱区税の納期限を一日過ぎて振り込んだら、行き違いで督促状が届き、手数料まで請求された。払う必要はある? 督促状の発付後に完納した場合、条例が定める手数料はかかるのが原則で、行き違いだけでは免除されない。条例に免除規定があるかは、まず確認する価値がある
- 親が持っていた石灰石の試掘権を相続したが、存在すら知らなかった。県税事務所から督促状が届いて初めて気づく。鉱業権は登録されている限り課税され続ける
- 経理担当のあなたは、休眠鉱区の鉱区税を「金額が小さいから後回し」にしていた。督促状の発付日から10日が過ぎれば、差押えの手続がいつ始まってもおかしくない。残り日数を今日数え直すこと
- 顧問先の採掘会社から「督促手数料って交渉で消せますか」と相談された。税理士であるあなたは、まず当該道府県の条例と、督促状がどの時点で出されたかを確認する
取るべき行動
被害を受けた側:1. 督促状の発付日・本税額・手数料額・延滞金の扱いを記録する2. 当該道府県の税条例で督促手数料の額と免除規定を確認する3. 納期限内に払っていたなら、振込控えを添えて県税事務所に誤発付を指摘し、手数料の取消しを求める4. 督促そのものに不服があれば、審査請求の期限と手続を確認する(地方税法19条以下)
訴えられた側:1. 未納が事実なら、本税・手数料・延滞金をまとめて早急に完納する。延滞金は日割りで増える2. 一括で払えないなら、差押えの前に県税事務所へ分納や徴収猶予を相談する3. 休眠鉱区なら、鉱業権の放棄や移転を検討し、翌年度以降の課税を止める
時効(請求できる期限):督促状は納期限後20日以内に発するものとされる(地方税法198条。実務上は訓示規定と解されている)。督促状の発付日から起算して10日を経過しても完納しないときは、滞納処分(差押え)に進みうる。地方団体の徴収金の消滅時効は法定納期限の翌日から5年で(地方税法18条)、督促によって更新される(同18条の2)(最新の改正状況をご確認ください)
- 地方税法 第1条督促手数料を地方団体の徴収金に含める定義
- 地方税法 第198条鉱区税の督促状発付、手数料発生の前提
- 地方税法 第200条鉱区税に係る延滞金(現行効力を要確認)
- 地方税法 第18条地方団体の徴収金の消滅時効
- 地方自治法 第231条の3分担金等の督促手数料の一般規定
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