災害対策基本法 第33条の7(業務の休廃止)
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- 登録被災者援護協力団体は、被災者援護協力業務を休止し、又は廃止したときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。
- 2.前項の規定により被災者援護協力業務を廃止した旨の届出があつたときは、当該登録被災者援護協力団体に係る登録は、その効力を失う。
この条文の基本情報
業務の休廃止とは何ですか?
定義業務の休廃止とは、災害対策基本法第33条の7に定められた規定で、「登録被災者援護協力団体は、被災者援護協力業務を休止し、又は廃止したときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 災害対策基本法第33条の7(業務の休廃止)は、日本の災害対策基本法に含まれる条文です。
- 災害対策基本法第33条の7の条文原文は「登録被災者援護協力団体は、被災者援護協力業務を休止し、又は廃止したときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。」で始まります。
- 災害対策基本法第33条の7は第五節に置かれています。
- 災害対策基本法の公布日は昭和36年11月15日です。
- 災害対策基本法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年9月22日時点では廃止情報はありません。
- 災害対策基本法第33条の7の前の条は災害対策基本法第33条の6です。
- 災害対策基本法第33条の7の次の条は災害対策基本法第33条の8です。
- 災害対策基本法第33条の7には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
災害対策基本法(昭和三十六年法律第二百二十三号)第33条の7 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/336AC0000000223 - 本サイト収録
災害対策基本法(昭和三十六年法律第二百二十三号)第33条の7(LawPlayer 収録、取得日 令和8年9月22日)https://lawplayer.com/jp/article/336AC0000000223/33_7
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点災害対策基本法33条の7は、登録被災者援護協力団体が業務を休止・廃止したとき内閣総理大臣への届出を義務づける。登録が失効するのは廃止の届出があった場合のみである。
Q · 登録した被災者支援団体が活動を一時的に止めるだけでも、国に届け出る必要はあるの?
必要。休止も廃止も届出義務があり、登録が消えるのは廃止のみ
災害対策基本法33条の7第1項により、登録被災者援護協力団体は被災者援護協力業務を休止したときも廃止したときも、内閣府令の定めに従って内閣総理大臣に届け出なければなりません。同条2項により、登録が効力を失うのは廃止の届出があった場合だけです。休止の届出であれば登録は残るため、活動を再開する余地が保たれます。届出の様式や期限は内閣府令で確認してください。
解説
「休止」と「廃止」。似た二つの言葉だが、本条では結果がまるで違う。登録被災者援護協力団体(国に登録され、被災者支援で行政に協力する民間団体)が業務を止めたとき、休止でも廃止でも、内閣府令の定めに従って内閣総理大臣に届け出なければならない。ただし、登録が自動的に効力を失うのは廃止を届け出た場合だけである。休止の場合は登録が残り、再開の余地も残る。資金難やメンバー不足で一時的に活動を止めるだけなら、届出書に「休止」と書くか「廃止」と書くかで、そのまま再開できるのか、登録審査をもう一度受けるのかが変わる。逆に、実際には動けないのに届出を怠ると、行政の側では「動ける団体」のまま残る。その結果、災害当日に連絡がつかず、支援の手配に穴が空く。届出は単なる事務作業ではない。被災地の支援体制表の一行を正しく書き換える作業である。
法的な位置づけ
災害対策基本法33条の7は、登録被災者援護協力団体による被災者援護協力業務の休止・廃止の届出を定める規定である。休止または廃止をしたときは内閣府令に従い内閣総理大臣への届出を要し、廃止の届出があったときに限り当該団体に係る登録は効力を失う。休止の届出では登録は存続する。
手順・フロー
AI による整理。効力は条文原文が基準です
手順
- 1.休止か廃止かを団体として決議する 理事会・総会で、再開の意思と現実的な見通しがあるかを検討し、「休止」か「廃止」かを決議する。議事録には区分と効力発生日を明記する
- 2.内閣府令で様式・記載事項・期限を確認する 災害対策基本法施行規則など内閣府令で定める届出様式、記載事項、提出期限、提出方法を確認する。不明点は内閣府(防災担当)に問い合わせる
- 3.内閣総理大臣あてに届出書を提出する 決議に基づき休止または廃止の届出書を作成して提出する。廃止の場合は届出によって登録が失効することを理解したうえで提出する
- 4.控えを保管し、関係自治体に共有する 届出書の控えと送付記録を保管する。平時に連携していた市町村・都道府県の防災担当にも休止・廃止を伝え、代わりの協力先を確保できるようにする
よくある質問 AI による整理
Q1被災者援護協力団体とは何ですか?
災害対策基本法に基づき国に登録され、被災者の援護について行政に協力する民間団体です。登録を受けた団体を登録被災者援護協力団体と呼びます。
Q2被災者援護協力団体の廃止届はどこに出す?
災害対策基本法33条の7第1項により、届出先は内閣総理大臣です。実際の窓口や様式は内閣府令で定められるため、内閣府(防災担当)の案内を確認してください。
Q3被災者援護協力団体の休止届 いつまでに出す?
法律本文には日数の定めがなく、休止したときに届出義務が生じます。「遅滞なく」などの具体的な期限は内閣府令で確認する必要があります。
Q4休止届を出したら登録は消える?
消えません。33条の7第2項で登録が効力を失うのは廃止の届出があった場合だけです。休止であれば登録は残り、再開の余地も残ります。
Q5NPO法人を解散したら災害支援団体の登録はどうなる?
解散によって被災者援護協力業務を廃止したことになれば、33条の7の廃止届出が必要です。届出によって登録が失効します。法人の解散手続とは別に処理します。
Q6廃止した後にもう一度登録できる?
廃止の届出で登録は失効するため、再び活動するには改めて登録の手続を経る必要があると考えられます。要件は登録制度の根拠規定と内閣府令で確認してください。
Q7休廃止の届出をしないと違法?
33条の7は「届け出なければならない」と義務として定めているため、怠れば法律上の義務違反になります。罰則の有無は最新の条文で確認が必要です。
Q8休止中に災害が起きたら協力しなければならない?
休止の届出をしている間は業務を止めている扱いです。再開して協力する場合は、内閣府令で再開時に必要な手続を確認し、自治体とも事前に調整してください。
この条文についての質問 AI による整理
Q1活動を一時的に止めるだけでも、届出は必要ですか?
必要である。災害対策基本法33条の7第1項は、休止も廃止と同じく届出の対象にしている。ただし登録が失効するのは廃止の場合だけなので、休止であれば登録は残る。実務のポイント:再開の見込みが少しでもあるなら休止を選ぶ方が後の負担は軽い。一方で、何年も休止のまま放置すると、行政側から実態を確認されるきっかけになりうる
Q2解散するのに廃止の届出を出し忘れたら、どうなりますか?
本条2項では、廃止の届出があったときに登録が失効する。そのため、届出がなければ登録は形の上で残る可能性がある。行政は実態のない団体を当てにしてしまい、災害時の手配に穴が空く。実務のポイント:届出をしないことへの罰則の有無は条文を確認する必要があるが、実務で大きいのは罰則よりも、自治体からの信頼を失うことである
間違えやすい点 AI による整理
- 「活動していなければ、登録はそのうち自然に消える」と考えがちだが、本条で登録が失効するのは廃止の届出があったときである。届出をしなければ、実態のない団体が登録簿に残り続けることになる
- 「届出は形式的なもので、急がなくてよい」という感覚は、行政の視点から見ると大きくずれている。行政にとって登録簿は、災害時に協力を求める先を選ぶための実働リストである。リストと実態の食い違いは、被災者に届くはずだった支援の遅れとして表に出る。法律上の届出義務には、こうした実務上の重みがある
- 「休止と廃止のどちらにすべきか」と迷う前に、まず問うべきことがある。団体として再開する意思と現実的な見通しがあるかどうかである。見通しがないまま休止にして放置すれば、廃止を先延ばしにしているだけになる
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規律する場面 | 33条の7:業務の休止・廃止の届出 | 33条の6:登録事項の変更届出(現行条文要確認) 33条の8:登録の取消し等の監督(現行条文要確認) |
| 手続の主体 | 登録団体自身が届け出る | 登録団体自身が届け出る 行政側(内閣総理大臣)が処分する |
| 登録への効果 | 休止=登録存続、廃止=届出により登録失効 | 登録は存続し、登録事項が更新される 取消しにより登録が失われる(要件は条文要確認) |
他国ではどう定めているか 3 か国
台湾も民間団体・志願服務団体を災害防救に組み込む枠組みを持つが、登録団体の休廃止届出と失効を条文単位で定める構造かどうかは要確認
韓国も民間団体・ボランティアとの協力体制を法定する。日本の登録・届出による失効と同様の構造かは要確認
米国は連邦法上の登録制ではなく、民間ボランティア団体との協定・調整によって連携する方式が中心
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 代表が高齢で引退し、後継者が見つからない。理事会では「しばらく様子を見よう」としか決まらなかった。この状態は休止なのか廃止なのか、届出の前に団体として決めておかなければならない
- もし届出を出さないまま団体が実質的に解散していたら、どうなる? 大雨の夜、自治体の担当者は登録団体の一覧を上から順に電話する。つながらない一本のために、炊き出しの手配が数時間遅れるかもしれない
- あなたは事務局長として、補助金の打ち切りを機に「休止」の届出を出した。半年後に新しい助成が決まった。届出が廃止ではなく休止だったので、登録をゼロから取り直さずに済む。ただし、再開時に必要な手続は内閣府令で確認しておく
取るべき行動
被害を受けた側:1. 頼りにしていた登録団体と連絡がつかないときは、市町村の防災担当課や都道府県に状況を伝え、別の支援の手配を求める。2. 自治体の担当者であれば、登録簿上の団体と平時から連絡確認をしておき、届出が漏れていないかを把握する。3. 実態がないのに登録が残っている疑いがあれば、内閣府に情報を提供する
訴えられた側:1. 団体で休止か廃止かを正式に決議し、議事録を残す。2. 内閣府令(災害対策基本法施行規則)で、届出の様式・記載事項・期限を確認する。3. 届出を出し、控えと送付記録を保管する。4. 届出が遅れていた場合は、すぐに出したうえで遅れた理由を説明する。罰則の有無は最新の条文で確認する。5. 業務の中で受け取った被災者情報の扱いは、登録団体に課される義務に沿って処理する
時効(請求できる期限):法律の本文には日数の定めがなく、休止または廃止をした「とき」に届け出る義務が生じる。具体的な期限(「遅滞なく」など)は内閣府令で確認する(最新の改正状況をご確認ください)。特定の時効は定められていない
- 災害対策基本法 第33条の2援護協力団体の登録制度の根拠(現行効力を要確認)
- 災害対策基本法 第33条の6登録事項の変更届出(現行効力を要確認)
- 災害対策基本法 第33条の8登録の取消し等の監督(現行効力を要確認)
- 行政手続法 第37条届出が到達した時点で義務を履行したとする一般則
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