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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年4月5日読了 6 分6 分6 分

航空法 第132条の7(使用者の整備及び改造の義務)

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登録無人航空機の使用者は、登録無人航空機の整備をし、及び必要に応じ改造をすることにより、当該登録無人航空機を第百三十二条の三の規定により登録を受けることができないもの又は第百三十二条の五第一項に規定する措置が講じられていないものとならないように維持しなければならない。

この条文の基本情報

使用者の整備及び改造の義務とは何ですか?

定義使用者の整備及び改造の義務とは、航空法第132条の7に定められた規定で、「登録無人航空機の使用者は、登録無人航空機の整備をし、及び必要に応じ改造をすることにより、当該登録無人航空機を第百三十二条の三の規定により登録を受けることができな…」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 航空法第132条の7(使用者の整備及び改造の義務)は、日本の航空法に含まれる条文です。
  2. 航空法第132条の7の条文原文は「登録無人航空機の使用者は、登録無人航空機の整備をし、及び必要に応じ改造をすることにより、当該登録無人航空機を第百三十二条の三の規定により登録を受けることができな…」で始まります。
  3. 航空法第132条の7は第一節に置かれています。
  4. 航空法の公布日は昭和27年7月15日です。
  5. 航空法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 航空法第132条の7の前の条は航空法第132条の6です。
  7. 航空法第132条の7の次の条は航空法第132条の8です。
  8. 航空法第132条の7には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式航空法(昭和二十七年法律第二百三十一号)第132条の7
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/327AC0000000231
  • 本サイト収録航空法(昭和二十七年法律第二百三十一号)第132条の7(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/327AC0000000231/132_7

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点航空法132条の7は、登録無人航空機の使用者に、整備と必要に応じた改造により、登録基準と登録記号表示・リモートID等の措置を満たす状態を維持する義務を課す。

Q · ドローンは一度登録すれば、その後は何もしなくていいの?

いいえ。登録後も基準・表示・リモートIDを保つ義務があります

航空法132条の7により、登録無人航空機の使用者は、整備と必要に応じた改造によって、機体が132条の3の「登録を受けることができないもの」にならないよう、また132条の5第1項の登録記号表示・リモートID等の措置が欠けないよう維持しなければなりません。改造は禁止されていませんが、改造後も基準を満たしていることが求められます。義務は登録を受けている間ずっと続きます。

解説

審査に通って登録記号をもらった時点では、まだ義務を果たし終えていない。航空法132条の7が求めているのは、登録した日から機体を手放す日まで、その状態を保ち続けることである。具体的には二つ。一つ目は、機体を132条の3で「登録を受けることができないもの」(安全性を著しく損なうおそれがある機体など)にしないこと。二つ目は、132条の5第1項の措置(登録記号の表示とリモート ID 機能)が外れた状態にしないこと。条文には「整備をし、及び必要に応じ改造をすることにより」とある。改造そのものは禁止されていない。改造してでも基準を満たす状態に戻せ、という書き方である。逆に言えば、プロペラガードを自作したり、散布タンクや照明を後付けしたり、外付けリモート ID を外したりした瞬間に、登録時の前提が崩れていることがある。義務を負うのは「使用者」であって、所有者とは限らない。会社の機体を任されている担当者、レンタル機を借りた人も含まれうる。この義務は登録の日に終わるのではない。整備のたびに確認し続けるものである。

法的な位置づけ

航空法第132条の7は、登録無人航空機の使用者に課される機体の維持義務を定める規定である。使用者は整備および必要に応じた改造により、当該機体が同法132条の3に定める登録不可事由に該当せず、かつ132条の5第1項に定める登録記号の表示等の措置が講じられた状態を継続的に保たなければならない。

手順

  1. 1.登録記号の表示状態を確認 フライト前に、機体の登録記号表示が剥がれ・日焼け・汚れで読めなくなっていないか確認する。判読しにくい場合は飛行前に貼り替える
  2. 2.リモートIDの発信を確認 外付けリモートIDの充電状態と取付けを確認し、スマホの受信アプリで自機の発信を確認する。ファームウェア更新後は設定が初期化されていないかも確かめる
  3. 3.機体の損傷と改造部位を点検 アーム・プロペラ・バッテリー・後付け部品のひびや緩みを点検し、安全性を著しく損なう状態でないか確認する。不具合があれば飛行を中止して整備する
  4. 4.改造前に記録と影響確認を行う 部品を後付け・交換する前に、変更内容と理由を写真付きで記録し、重量バランス・飛行安定性・リモートID取付けへの影響と、登録事項の変更届出の要否を確認する

よくある質問 AI による整理

Q1ドローンの維持義務とは何ですか?

航空法132条の7が定める、登録後も機体を登録基準に適合させ、登録記号表示やリモートID等の措置を保ち続ける使用者の義務です。

Q2ドローンの維持義務を負うのは誰?

条文上は「登録無人航空機の使用者」です。所有者と別に使用者が登録されている場合、日々の管理を担う使用者が義務の主体になります。

Q3ドローンを改造したら登録し直す必要がある?

本条は改造を禁止していません。ただし改造後も132条の3の基準と132条の5第1項の措置を満たす必要があり、登録事項の変更届出が必要か別途確認が必要です。

Q4ドローンの登録記号はどこに表示する?

機体の外部から確認しやすい場所に、所定の大きさで表示します。詳細は航空法施行規則と国土交通省の登録要領で定められています。

Q5内蔵リモートIDと外付けリモートIDの違いは?

内蔵型は機体に組み込まれ、外付け型は後付けの発信機です。外付け型は電源や取付けを別に管理する必要があり、発信が止まる例が起きやすいです。

Q6ドローン登録の有効期間はいつまで?

登録の有効期間は3年とされ、期間内に更新手続きが必要です。更新を忘れると登録が失効し、未登録機として飛ばせなくなります。

Q7ドローンの整備記録は義務?

本条自体は記録の作成を明示していません。ただ維持義務を果たしたことを示す証拠として、整備・改造の記録を残しておくと事故時の説明に役立ちます。

Q8中古ドローンを買ったら何を確認すべき?

登録の移転・変更手続き、登録記号表示の状態、リモートIDの発信、改造歴の有無です。受け取り時に状態を記録しておくと責任の境界を示せます。

この条文についての質問 AI による整理

Q1登録記号のシール、剥がれかけてるんですけど飛ばしたらまずいですか?

まずい。登録記号の表示は132条の5第1項の措置の一部であり、本条は表示が欠けた状態にしないよう維持することを求めている。読めない表示は、実質的に表示していないのと変わらない。実務のポイント:現場の慣れた操縦者は、シールではなく耐候性のある素材で機体の複数箇所に表示し、予備のシールをケースに入れている。剥がれは現場で起きるからである

Q2外付けのリモート ID って、電池が切れてたらアウトですか?

発信していなければ、132条の5第1項の措置が講じられているとは言いにくい。本条は機器を付けていることではなく、措置が機能している状態を保つことを求めている。実務のポイント:機体と外付け機器のバッテリーは別管理になりがちで、機体だけ充電して出発する事故が多い。離陸前に受信アプリで自機の発信を確認する手順をチェックリストに入れておくと確実である

Q3自分でライトとかカメラマウントを付けるのは違法ですか?

改造そのものは本条で禁止されていない。問題は、改造の結果、機体が132条の3の「登録を受けることができないもの」(安全性を著しく損なうおそれがある機体など)になっていないか、である。重量バランス、飛行安定性、リモート ID の取付状態に影響しないかがポイントになる。実務のポイント:法的には問題がなくても、メーカー保証やドローン保険が改造機を対象外にしている例は多い。改造の前に約款を読むほうが、後で読むより何十万円も安くつく

間違えやすい点 AI による整理

  • 「登録が完了したから、もう法的には問題ない」と思われがちだが、本条が求めているのは登録時の状態を保ち続けることである。登録審査に通ったことは、今日飛ばす機体が適法である証明にはならない
  • 改造は禁止されていると思っている人もいるが、条文はむしろ「必要に応じ改造をすること」で基準を守れと書いている。そもそも「改造してよいか」という問いの立て方がずれている。問うべきは、改造した後も132条の3と132条の5第1項の基準を満たしているか、である
  • 機体の持ち主から見れば、リモート ID は「付けてあるもの」にすぎない。法律から見れば、電波を出し続けて初めて措置が講じられている状態になる。バッテリー切れも、ファームウェア更新で設定が初期化された状態も、外から見れば区別がつかない。このずれに気付かないまま飛ばすと、本人が知らないうちに義務違反の状態が続いていく
比較の観点この条文ほかの条文
規律する場面132条の7:登録後、機体を基準適合状態に維持する義務132条の3:登録を受けることができない機体の基準
132条の5:登録記号表示とリモートID等の措置
時間軸登録期間中ずっと続く継続的義務登録審査の時点で判断される
飛行させる際に講じておくべき措置
義務の主体登録無人航空機の使用者(登録を申請する側の機体の適否)
登録無人航空機の所有者等(条文の現行文言を要確認)

他国ではどう定めているか 3 か国

台湾
民用航空法 第九章之二・遙控無人機管理規則

台湾も一定重量以上の遙控無人機に註冊と識別標示を求める。登録後の状態維持は管理規則側で運用される

ドイツ
Durchführungsverordnung (EU) 2019/947

EU は操縦者(運航者)登録を中心とし、機体のクラス表示と Remote ID を組み合わせる設計で、機体単位登録の日本とは軸が異なる

アメリカ
14 CFR Part 48・Part 89

米国は FAA 登録と Remote ID を別規則で定め、Remote ID 発信を飛行時の要件とする点で日本の構造に近い

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 機体の登録記号シールが、屋外保管の日焼けで半分読めなくなっていた。それでも飛ばしたら、どうなる? 132条の5第1項の「表示」が欠けた状態であり、本条の維持義務に反する状態で飛ばしていることになる
  • 農業法人で散布ドローンの担当になったあなた。前任者が独自にタンクを大型化していたが、記録は残っていない。登録上の使用者はあなたの名前になっている。改造が安全性に影響していないか説明を求められたとき、答えられるのはあなたしかいない
  • 外付けリモート ID のバッテリーが切れていた。気付いたのは飛行後だった
  • 撮影案件の前日の夜、機体のアームにひびを見つけた。現場まであと12時間で、代わりの機体はない。テープで補強して飛ばすか、案件を断るか。本条の「整備」は、こういう夜にこそ問われる
  • あなたのドローンが落ちて、通行人の車のボンネットがへこんだ。相手方の弁護士がまず求めてくるのは整備記録である。記録がなければ「維持義務を怠っていた」と推認されかねず、民法709条の過失を争うための足場がなくなる

取るべき行動

被害を受けた側:1. ドローンによる物損や負傷を受けたら、その場で機体・登録記号・落下地点を撮影する2. 登録記号から所有者・使用者が分かることがある。警察への届出を優先し、相手の特定は警察を通じて進める3. 相手方に整備記録・改造履歴の開示を求める。維持義務の懈怠は民法709条の過失を裏付ける事情になりうる4. 相手方のドローン保険の有無を確認し、賠償交渉は保険会社とも並行して進める

訴えられた側:1. 事故機は修理せず、そのままの状態で保全する。修理すると、整備状態を示す証拠が自分の手で消える2. 整備記録・部品交換・ファームウェア更新の履歴を時系列でまとめる3. 改造があった場合は、それが登録基準に影響しない理由を整理する4. 国土交通省への事故報告義務の有無を直ちに確認する(最新の改正状況をご確認ください) 5. 保険会社に連絡し、改造が補償対象外にならないか約款を確認する

時効(請求できる期限):本条自体に特定の時効はない。維持義務は登録を受けている間ずっと続く。事故による損害賠償は、損害および加害者を知った時から3年(人の生命・身体の侵害は5年、民法724条、724条の2)、不法行為の時から20年。登録には有効期間があり(3年とされる)、更新を忘れると登録自体が失効する(最新の改正状況をご確認ください)

改正沿革 AI による整理

改正の年表

  1. 1.令和2年(2020年) 新設:航空法改正により無人航空機の登録制度が創設され、登録機の維持義務を定める本条が設けられた。登録義務化は令和4年(2022年)6月20日施行(施行日・条番号は最新の改正状況をご確認ください)

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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