国民年金法 第137条の6(創立総会)
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- 発起人は、規約を作成し、創立総会の日時及び場所とともに公告して、創立総会を開かなければならない。
- 2.前項の公告は、会日の二週間前までにしなければならない。
- 3.発起人が作成した規約の承認その他設立に必要な事項の決定は、創立総会の議決によらなければならない。
- 4.創立総会においては、前項の規約を修正することができる。ただし、会員の資格に関する規定については、この限りでない。
- 5.創立総会の議事は、その会日までに発起人に対し設立の同意を申し出た基金の理事長の半数以上が出席して、その出席者の三分の二以上で決する。
- 6.前各項に定めるもののほか、議事の手続その他創立総会に関し必要な事項は、政令で定める。
この条文の基本情報
創立総会とは何ですか?
定義創立総会とは、国民年金法第137条の6に定められた規定で、「発起人は、規約を作成し、創立総会の日時及び場所とともに公告して、創立総会を開かなければならない。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 国民年金法第137条の6(創立総会)は、日本の国民年金法に含まれる条文です。
- 国民年金法第137条の6の条文原文は「発起人は、規約を作成し、創立総会の日時及び場所とともに公告して、創立総会を開かなければならない。」で始まります。
- 国民年金法第137条の6は第二款に置かれています。
- 国民年金法の公布日は昭和34年4月16日です。
- 国民年金法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年10月2日時点では廃止情報はありません。
- 国民年金法第137条の6の前の条は国民年金法第137条の5です。
- 国民年金法第137条の6の次の条は国民年金法第137条の7です。
- 国民年金法第137条の6には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
国民年金法(昭和三十四年法律第百四十一号)第137条の6 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/334AC0000000141 - 本サイト収録
国民年金法(昭和三十四年法律第百四十一号)第137条の6(LawPlayer 収録、取得日 令和8年10月2日)https://lawplayer.com/jp/article/334AC0000000141/137_6
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点国民年金法137条の22は、国民年金基金連合会の創立総会を定める。公告は会日の二週間前までに行い、規約の承認は理事長の半数以上の出席と出席者の三分の二以上で決する。
Q · 創立総会に出れば、発起人が書いた規約を直せるんですか?
規約は直せますが、会員資格の規定だけは修正できません
国民年金法137条の22第4項本文は、創立総会で発起人が作成した規約を修正することを認めています。ただし但書により、会員の資格に関する規定は修正の対象外です。加えて公告は会日の二週間前までに行う必要があり(2項)、議決は設立の同意を申し出た基金の理事長の半数以上が出席し、その出席者の三分の二以上で決します(5項)。会員資格に意見があるなら、総会当日ではなく、規約案が確定する前に発起人へ働きかけるほかありません。
解説
新しい法人を立ち上げる場に呼ばれたとき、真っ先に確認すべきは議題ではなく招集の日付である。この条文は、六つの項の中に後から取り返しのつかない数字を三つ埋め込んでいる。公告は会日の二週間前まで(二項)、定足数は設立の同意を申し出た基金の理事長の半数以上、可決は出席者の三分の二以上(五項)。さらに厄介なのが四項の但書だ。創立総会は発起人が書いた規約を修正できるが、会員の資格に関する規定だけは触れない。つまり誰を仲間に入れるかという最大の政治問題は、あなたが会場に着く前に決着している。議事の細部は政令に委ねられているが(六項)、この骨格だけは法律が直接握っている。総会に出てから交渉しようと考えていたなら、その戦場はすでに閉じている。
法的な位置づけ
国民年金法137条の22は、国民年金基金連合会の設立過程における創立総会の手続を定める規定である。発起人による規約の作成と会日の二週間前までの公告、規約承認その他設立に必要な事項の総会議決、会員資格規定を除く修正権、設立の同意を申し出た基金の理事長の半数以上の出席と出席者の三分の二以上という議決要件を内容とする。
よくある質問 AI による整理
Q1国民年金基金連合会とは何ですか?
国民年金基金が会員となって組織する法人で、基金の解散などがあった場合に年金給付を引き継ぐ役割を担います。その設立手続の一部が国民年金法137条の22に置かれています。
Q2創立総会とはどんな会議ですか?
法人が正式に成立する前に、発起人が作成した規約を承認し、設立に必要な事項を決定する会議です。国民年金法137条の22第3項は、この総会の議決を必須としています。
Q3創立総会の定足数は何人ですか?
固定の人数ではありません。会日までに発起人へ設立の同意を申し出た基金の理事長の半数以上の出席が必要です(5項)。分母は同意を申し出た基金の数で決まります。
Q4創立総会の公告はいつまでに必要ですか?
会日の二週間前までです(2項)。会日から逆算して判定されるため、会場の都合などで日程を前倒しすると期間が足りなくなり、公告の打ち直しが必要になります。
Q5発起人は何をする人ですか?
規約を作成し、創立総会の日時及び場所とともに公告して、創立総会を開く役割です(1項)。規約案の内容を最初に決める立場のため、実質的な設計者になります。
Q6創立総会の議事手続はどこで定められていますか?
法律が直接定めるのは公告期間と議決要件までで、議事の手続その他創立総会に関し必要な事項は政令に委任されています(6項)。細部は政令の確認が必要です。
Q7創立総会に出席できるのは誰ですか?
議決の頭数として数えられるのは、会日までに発起人に対し設立の同意を申し出た基金の理事長です(5項)。同意を申し出ていない基金は分母にも分子にも入りません。
Q8国民年金基金と国民年金基金連合会は何が違うのですか?
基金は加入員に年金を支給する個別の法人、連合会は基金を会員として組織される上部団体です。137条の22は、後者を立ち上げる創立総会に関する規定です。
この条文についての質問 AI による整理
Q1公告から会日まで二週間を切っちゃった場合、総会はやり直しですか?
二項の二週間は招集手続の要件であり、これを欠いた総会の決議は効力を争われる余地が残ります。三項により規約の承認は創立総会の議決によることが必須なので、承認そのものが揺らぎます。実務のポイント:後の設立手続では招集の適法性を示す資料が確認される場面があり、日付が一日ずれた案件は、争点を抱えたまま進めるより公告を打ち直した方が結局は早い。
Q2総会で規約を直せるなら、発起人の案なんて叩き台にすぎないのでは?
四項本文は修正権を認めますが、但書が会員の資格に関する規定を明確に除外しています。誰を仲間に入れるかの線引きだけは、集まった側では動かせない構造です。実務のポイント:だから交渉すべき相手は総会当日の議長ではなく、規約案を確定する前の発起人。この順番を知っている人と知らない人では、同じ席に座っていても持ち帰るものが違う。
間違えやすい点 AI による整理
- 創立総会は形式的なセレモニーで、実質は認可権を握る行政が決めると思われがちだが、規約の承認その他設立に必要な事項の決定は創立総会の議決によらなければならない(三項)。行政の審査はその後に来る関門であって、中身を作るのは総会そのものである。
- 「総会でどう議論を運べば規約を変えられるか」という問いの立て方自体がずれている。会員の資格に関する規定は四項但書で修正対象から外れており、議論の巧拙とは無関係に動かない。問うべきは、いつ誰に働きかけるかである。
- 会日の二週間前までに公告が要ることは知っていても、その重みを軽く見ている人が多い。招集手続の瑕疵は、そこで成立した規約承認の効力まで巻き込んで争われる。日付一つのずれが、積み上げてきた設立準備をまるごと差し戻す。
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規律している場面 | 国民年金法137条の22:連合会の創立総会(招集・議決・修正権) | 国民年金法137条の15:連合会の設立に関する根拠規定(現行効力を要確認) 会社法73条:株式会社の募集設立における創立総会の決議 |
| 議決要件 | 同意を申し出た基金の理事長の半数以上が出席、出席者の三分の二以上 | 設立そのものの要件を定める規定であり、総会の多数決要件は定めない 議決権の過半数であって出席した設立時株主の議決権の三分の二以上 |
| 総会での修正の可否 | 規約は修正可。ただし会員の資格に関する規定は修正不可(4項但書) | — 定款の変更決議は可能だが、一定事項には別途の制限がある |
他国ではどう定めているか 4 か国
台湾でも設立前の会議で章程を承認する構造は共通するが、公的年金の実施主体は労働保険局等の行政機関が担い、基金の連合体という中間団体を法定する構造は取っていない
韓国も募集設立において創立総会を要求し、加重多数決による定款承認という骨格を共有する
ドイツは社団の定款と社員総会の決議を一般規定として置き、公法上の団体は個別法で設立手続を定める。日本のように特別法内に創立総会の議決要件を書き込む方式に近い
米国は organizational meeting を置くが、州法上の要件は緩やかで、公告期間や加重多数決を法律で強制する例は乏しい
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 公告を打った翌週に会場が押さえられなくなり、会日を三日前倒ししたらどうなる? 二週間前という要件は会日から逆算して判定される。前倒しした瞬間に公告からの期間が足りなくなり、その総会で承認した規約の効力が後の手続で蒸し返される。残された選択肢は公告を打ち直してもう二週間待つことで、日程は最初から組み直しになる。
- あなたが発起人側にいて、規約案の会員資格をやや厳しめに絞ったとする。総会当日に参加予定の基金から反発が出ても、四項但書によりその条項は修正の対象外である。設計者が握っていた権限の大きさを、反発した側だけが知らなかった。
改正沿革 AI による整理
改正の年表
- 1.平成元年(1989年) 新設:国民年金法改正により国民年金基金および国民年金基金連合会の制度が創設され、平成3年(1991年)4月から施行された。連合会の設立手続に関する規定群は、この制度創設に伴って置かれたものである(条番号の変遷は要確認)。
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