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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年9月5日読了 6 分6 分6 分

公認会計士法 第34条の24(登録)

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有限責任監査法人は、内閣総理大臣の登録(次条から第三十四条の三十一までにおいて単に「登録」という。)を受けなければ、第二条第一項の業務又は第三十四条の五各号に掲げる業務を行つてはならない。

この条文の基本情報

登録とは何ですか?

定義登録とは、公認会計士法第34条の24に定められた規定で、「有限責任監査法人は、内閣総理大臣の登録(次条から第三十四条の三十一までにおいて単に「登録」という。」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 公認会計士法第34条の24(登録)は、日本の公認会計士法に含まれる条文です。
  2. 公認会計士法第34条の24の条文原文は「有限責任監査法人は、内閣総理大臣の登録(次条から第三十四条の三十一までにおいて単に「登録」という。」で始まります。
  3. 公認会計士法第34条の24は第五章の三に置かれています。
  4. 公認会計士法の公布日は昭和23年7月6日です。
  5. 公認会計士法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年9月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 公認会計士法第34条の24の前の条は公認会計士法第34条の23です。
  7. 公認会計士法第34条の24の次の条は公認会計士法第34条の25です。
  8. 公認会計士法第34条の24には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式公認会計士法(昭和二十三年法律第百三号)第34条の24
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000103
  • 本サイト収録公認会計士法(昭和二十三年法律第百三号)第34条の24(LawPlayer 収録、取得日 令和8年9月5日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC0000000103/34_24

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点公認会計士法34条の24は、有限責任監査法人が内閣総理大臣の登録を受けなければ、監査証明業務も非監査業務も行えないと定める規定である。

Q · 有限責任監査法人は、登録しないまま監査の仕事をしてもいいの?

だめ。登録前は監査も非監査業務も一切できない

公認会計士法34条の24により、有限責任監査法人は内閣総理大臣の登録(実務上は権限委任を受けた金融庁長官が扱う)を受けるまで、監査証明業務(2条1項)も非監査業務(34条の5各号)も行えません。登録は責任限定の対価であり、最低資本金や財務情報の開示などの要件を満たす必要があります。なお有限責任でも、監査を担当した指定有限責任社員個人は無限責任を負います。

解説

監査法人の名刺に入っている「有限責任」の四文字は、ただの飾りではない。公認会計士法34条の24により、有限責任監査法人は内閣総理大臣の登録(実務上は権限委任を受けた金融庁長官が扱う)を受けるまで、監査証明業務(2条1項)もコンサルなどの非監査業務(34条の5)も一切行えない。監査法人は本来「無限責任」が原則で、ある社員がミスをすれば、その案件に関わっていない社員まで個人資産で責任を負う。その責任に上限を設けるには対価が必要で、それが登録制度である。最低資本金、財務情報の開示などのハードルを越えた法人だけが「有限責任」を名乗れる。投資家や監査を依頼する会社にとって重要なのは、有限責任であっても、その監査を担当した「指定有限責任社員」個人は無限責任を負い続けるという点だ。粉飾決算で損をしたとき、法人全体を追うのか担当者個人を追うのか。その問いの出発点がこの条文にある

法的な位置づけ

公認会計士法第34条の24は、有限責任監査法人の業務開始要件を定める規定であり、内閣総理大臣の登録を受けることを、監査証明業務および同法34条の5各号に掲げる非監査業務を行うための前提とする。登録を欠く有限責任監査法人は、いずれの業務も行うことができない。

よくある質問 AI による整理

Q1有限責任監査法人とは何ですか?

社員の責任を原則として出資額までに限定する監査法人です。公認会計士法34条の24の登録を受けて初めて業務を行えます。

Q2有限責任監査法人の登録はどこに申請しますか?

法律上は内閣総理大臣の登録ですが、権限は金融庁長官に委任されています(公認会計士法49条の4)。申請手続は34条の25以下に定めがあります。

Q3有限責任監査法人 登録しないとどうなる?

監査証明業務も非監査業務も行えません。違反すれば行政処分や罰則の対象となりえます(最新の改正状況をご確認ください)。

Q4有限責任監査法人でも会計士個人は責任を負う?

負います。監査を担当した指定有限責任社員は、その業務から生じた債務について法人と連帯して無限責任を負う仕組みです。

Q5大手監査法人はすべて有限責任ですか?

いわゆる大手四社はいずれも有限責任監査法人です。中小の監査法人には無限責任のままのところもあります。

Q6有限責任監査法人の登録要件は?

最低資本金などの財産的基盤や、計算書類の開示などの規律があります。具体的な数値要件は施行令で定められており、現行規定の確認が必要です。

Q7粉飾決算で監査法人に損害賠償できる?

金融商品取引法上の監査人責任などを根拠に請求できる余地があります。有限責任監査法人なら担当社員個人も請求先に入りえます。

Q8有限責任監査法人 登録情報 確認方法は?

金融庁が監査法人の登録・届出の情報を公表しています。法人名で有限責任監査法人として登録されているかを確認できます。

この条文についての質問 AI による整理

Q1有限責任監査法人と普通の監査法人って、何が違うんですか?

普通の監査法人では、社員全員が法人の債務について連帯して無限責任を負います。有限責任監査法人は本条の登録を受けることで、担当外の社員の責任を出資額までに限定できます。実務のポイント:有限責任でも、監査を担当した指定有限責任社員は無限責任を負います。賠償を請求する側は、法人名だけでなく署名者の名前も必ず控えておくこと

Q2登録を受けずに監査をしたら、どうなりますか?

本条は登録を受けなければ監査証明業務(2条1項)も非監査業務(34条の5)も行ってはならないと定めており、違反は罰則と行政処分の対象になります(最新の改正状況をご確認ください)。実務のポイント:怖いのは罰則より信用の失墜です。上場会社の監査には別途、日本公認会計士協会の上場会社等監査人名簿への登録も必要で、一つの手続ミスが顧客離れに直結します

Q3監査法人を選ぶとき、有限責任か無限責任かって気にするべき?

依頼する会社の立場では、事故が起きたときに賠償に充てられる資産の範囲に関わります。有限責任監査法人は、本条の登録要件として資本金や財務情報の開示などの規律を受けます。実務のポイント:有限責任化した監査法人は計算書類の開示などで内部の財務状況が外から見えやすくなります。監査法人の財務的な体力を確かめたいなら、その開示を読むのが早い

間違えやすい点 AI による整理

  • 「有限責任なら誰も個人責任を負わない」と思われがちだが、それは違う。有限責任監査法人でも、個別の監査を担当する指定有限責任社員は、その業務から生じた債務について法人と連帯して無限責任を負う仕組みになっている。有限責任が守るのは「その案件に関わっていない社員」であり、監査を担当した会計士個人ではない
  • 法人の名前に「有限責任」と入っていることは知っていても、その名乗りが登録を条件とする許可制に近いものだという重みは見落とされている。登録がなければ監査業務そのものが禁止され、違反すれば罰則の対象となる(最新の改正状況をご確認ください)。登録は事務手続ではなく、営業を続けられるかどうかを左右する要件だ
  • 監査を依頼する会社の側から見ると、監査法人の法人形態は単なる相手の内部事情に見える。しかし法律から見れば、有限責任化は事故が起きたときに賠償を負担する資産の範囲を相手側があらかじめ絞り込む行為である。この落差は、粉飾が発覚して賠償を請求するときに初めて表面化する
比較の観点この条文ほかの条文
規律の対象34条の24:有限責任監査法人の業務開始に登録を要求2条1項:登録なしに禁止される監査証明業務の内容
34条の5:登録なしに禁止される非監査業務の範囲
誰が責任を負うか登録により担当外社員の責任を出資額までに限定する前提を作る業務内容の定義であり責任主体は直接定めない
業務範囲の定義であり責任主体は直接定めない
実務上の確認ポイント金融庁の登録情報で有限責任監査法人か確認監査報告書の有無と署名者
コンサル等の受任内容が各号に該当するか

他国ではどう定めているか 4 か国

台湾
會計師法

台湾も法人形態の会計師事務所を認め、主管機関の許可・登録を要する。責任範囲の設計は日本と異なりうるため要確認

韓国
공인회계사법

韓国の회계법인は金融委員会への登録を要する。登録を業務の前提とする点で日本と類似

ドイツ
WPO §§ 27–28

ドイツは Wirtschaftsprüfungsgesellschaft として認可(Anerkennung)を受ける必要がある。有限会社形態も選択可能

アメリカ
Sarbanes-Oxley Act § 102

米国は上場会社監査を行う事務所に PCAOB への登録を義務付ける。責任限定は州法上の LLP 制度が担う

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 保有株の会社で粉飾決算が発覚し、株価が半値になった。監査報告書には「適正意見」がついていた。監査をした有限責任監査法人に賠償を請求できるのか? 法人の財産に加えて、監査報告書に署名した指定有限責任社員個人まで射程に入る。名前は監査報告書の末尾に載っている
  • あなたは監査法人のパートナーで、事務所を有限責任化する定款変更を準備している。社員総会の議決は終わったが、登録はまだ下りていない。登録前の期間に受けた監査契約で事故が起きれば、無限責任の時代と同じ扱いになりうる。登録日と契約日のずれを、今のうちにカレンダー上で潰しておく必要がある
  • IPO 準備中のスタートアップの CFO が、監査法人の候補を比較している。大手四社はいずれも有限責任監査法人だが、中小の監査法人には無限責任のところもある。どちらを選ぶかで、事故が起きたときに誰の財産まで責任が及ぶかが変わる
  • 有限責任監査法人の登録事項に変更が生じたのに、届出を忘れていた。金融庁の検査で指摘されたのは、上場企業の期末監査まであと2週間という時期だった

取るべき行動

被害を受けた側:1. 粉飾や不適切会計で損害を受けたら、問題の期間の有価証券報告書と監査報告書を保存し、監査法人名と指定有限責任社員の氏名を控える2. 金融庁が公表している監査法人の登録情報で、有限責任監査法人として登録されているかを確認する3. 会社への請求と並行して、金融商品取引法上の監査人責任を検討する4. 証券訴訟の経験がある弁護士に相談し、集団訴訟に参加できるかを確認する

訴えられた側:1. 自分が担当した監査で指摘を受けたら、まず自分が指定有限責任社員として指定されていたか、その指定の範囲を書面で確認する2. 監査調書、品質管理の記録、審査の記録を保全し、注意義務を尽くしたことを立証する準備をする3. 法人として登録や変更届出に不備がないかを点検し、手続上の瑕疵を相手方に攻撃材料として与えない4. 損害賠償責任保険の適用範囲を確認する

時効(請求できる期限):本条そのものに特定の時効はない。一般消滅時効(民法166条、権利を行使できることを知った時から5年、行使できる時から10年)が適用される。不法行為として構成する場合は民法724条(知った時から3年、行為の時から20年)。金融商品取引法上の請求には別の短い期間制限が置かれているため、早めに確認すること(最新の改正状況をご確認ください)

改正沿革 AI による整理

  • 平成19年(2007年)改正、平成20年(2008年)4月施行 有限責任監査法人制度の創設に伴い新設。有限責任監査法人に内閣総理大臣の登録を義務付けた。以後の改正の有無と内容は人による検証が必要

改正の年表

  1. 1.平成19年(2007年) 新設:公認会計士法改正により有限責任監査法人制度が創設され、本条で内閣総理大臣の登録を業務の要件とした(平成20年施行)。以後の改正の有無は要確認

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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