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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年9月5日読了 6 分6 分6 分

公認会計士法 第34条の35(届出)

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  1. 外国の法令に準拠し、外国において、他人の求めに応じ報酬を得て、財務書類の監査又は証明をすることを業とする者は、金融商品取引法第二条第一項第十七号に掲げる有価証券で同項第九号に掲げる有価証券の性質を有するものその他の政令で定める有価証券の発行者その他内閣府令で定める者が同法の規定により提出する財務書類(以下「外国会社等財務書類」という。)について第二条第一項の業務に相当すると認められる業務を行うときは、あらかじめ、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣に届け出なければならない。ただし、外国会社等財務書類について同項の業務に相当すると認められる業務を行う者に対する監督を行う外国の行政機関その他これに準ずるものの適切な監督を受けると認められる者として内閣府令で定めるものについては、この限りでない。
  2. 2.内閣総理大臣は、前項の規定による届出があつたときは、その旨を官報で公示しなければならない。

この条文の基本情報

届出とは何ですか?

定義届出とは、公認会計士法第34条の35に定められた規定で、「外国の法令に準拠し、外国において、他人の求めに応じ報酬を得て、財務書類の監査又は証明をすることを業とする者は、金融商品取引法第二条第一項第十七号に掲げる有価証券…」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 公認会計士法第34条の35(届出)は、日本の公認会計士法に含まれる条文です。
  2. 公認会計士法第34条の35の条文原文は「外国の法令に準拠し、外国において、他人の求めに応じ報酬を得て、財務書類の監査又は証明をすることを業とする者は、金融商品取引法第二条第一項第十七号に掲げる有価証券…」で始まります。
  3. 公認会計士法第34条の35は第五章の五に置かれています。
  4. 公認会計士法の公布日は昭和23年7月6日です。
  5. 公認会計士法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年9月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 公認会計士法第34条の35の前の条は公認会計士法第34条の34の14です。
  7. 公認会計士法第34条の35の次の条は公認会計士法第34条の36です。
  8. 公認会計士法第34条の35には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式公認会計士法(昭和二十三年法律第百三号)第34条の35
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000103
  • 本サイト収録公認会計士法(昭和二十三年法律第百三号)第34条の35(LawPlayer 収録、取得日 令和8年9月5日)https://lawplayer.com/jp/article/323AC0000000103/34_35

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点公認会計士法34条の57は、外国監査人が日本で提出される外国会社等財務書類を監査する前に、内閣総理大臣への届出を義務付ける。本国で適切な監督を受ける者は除外される。

Q · 外国の監査法人が、日本で提出される外国企業の決算書を監査してもいいの?

原則は事前に内閣総理大臣へ届出が必要。同等監督なら不要

公認会計士法34条の57により、外国の法令に準拠して監査を業とする者が、金融商品取引法に基づき提出される外国会社等財務書類について監査証明に相当する業務を行うときは、あらかじめ内閣総理大臣(実務上の窓口は金融庁)に届け出なければなりません。届出があれば官報で公示されます。ただし、本国の監督機関から適切な監督を受けていると認められる者として内閣府令で定める者は、届出が不要です。

解説

東京証券取引所に上場する外国企業や、日本でサムライ債を出す海外発行体の決算書は、日本の公認会計士がチェックしているとは限らない。本国の監査法人が監査したものが、そのまま日本の開示書類に載ることがある。ただし、それが許されるのは入口で手続を踏んだ場合だけである。公認会計士法34条の57によると、外国の制度に基づいて監査をしている者(以下「外国監査人」)が、日本の金融商品取引法に基づいて提出される外国会社等の財務書類(以下「外国会社等財務書類」)について監査証明に相当する業務を行うときは、事前に内閣総理大臣(実務上の窓口は金融庁)へ届け出なければならない。届出があれば官報で公示される。つまり日本の当局は、日本市場向けの決算書に誰が署名しているかを名簿で把握している。例外もある。本国の監督機関から「日本と同等」と認められた監督を受けている者で、内閣府令が定めるものは届出が要らない。外国株や外国債に投資しているなら、監査人の名前を官報や開示書類で確かめることができる。この確認ができるかどうかで、同じ銘柄を持っていても見えている景色が変わる。

法的な位置づけ

公認会計士法第34条の57は、外国監査人の事前届出制度を定める規定である。外国の法令に準拠し報酬を得て財務書類の監査又は証明を業とする者が、外国会社等財務書類について監査証明業務に相当する業務を行う場合に、内閣総理大臣への事前届出を義務付け、届出の官報公示を定める。本国当局の適切な監督を受ける者は適用除外とされる。

手順・フロー

AI による整理。効力は条文原文が基準です

手順

  1. 1.届出義務の対象かを確認する 受託予定の業務が、金融商品取引法に基づき提出される外国会社等財務書類についての監査証明に相当する業務かどうかを確認する。対象となる有価証券の範囲は政令で定められているため、発行体と有価証券の種類を特定する
  2. 2.適用除外に当たるかを確認する 本国の監督機関から適切な監督を受けていると認められる者として内閣府令で定める者に該当するかを、金融庁の公表資料で確認する。同等性評価は見直されることがあるため、最新の情報を確認する
  3. 3.業務開始前に届出を行う 届出義務者に該当する場合は、監査証明に相当する業務を始める前に、内閣府令で定める様式に従って内閣総理大臣(窓口は金融庁)に届け出る。業務開始後の届出では足りない
  4. 4.官報公示を確認し、届出後の体制を整える 届出が官報で公示されたことを確認する。あわせて、届出事項に変更があった場合の手続と、日本当局からの報告要請に応じる社内体制を整える

よくある質問 AI による整理

Q1外国監査法人等とは何ですか?

外国の法令に準拠し、日本で提出される外国会社等財務書類について監査証明に相当する業務を行う外国の監査人を指します。公認会計士法34条の57の届出制度の対象です。

Q2外国会社等財務書類とは何ですか?

金融商品取引法の規定により、外国会社などの発行者が日本で提出する財務書類のことです。対象となる有価証券の範囲は政令で定められています。

Q3外国監査人の届出はいつまでにすればいい?

「あらかじめ」、つまり外国会社等財務書類について監査証明に相当する業務を始める前に届け出る必要があります。業務を始めた後の届出では足りません。

Q4外国監査人の届出先はどこですか?

法律上の届出先は内閣総理大臣ですが、実務上の窓口は金融庁です。届出の方法と様式は内閣府令で定められています。

Q5外国監査人の届出は公表される?

公表されます。公認会計士法34条の57第2項により、内閣総理大臣は届出があった旨を官報で公示しなければなりません。

Q6届出が不要な外国監査人はいる?

います。本国の監督機関から適切な監督を受けていると認められる者として内閣府令で定める者は、届出義務の適用除外となります。

Q7東証上場の外国企業の監査人は誰か調べられる?

調べられます。有価証券報告書などの開示書類で監査人名を確認し、官報の公示や金融庁の公表資料と照合すれば、届出の状況を把握できます。

Q8外国監査人が届出をしないとどうなる?

法令違反となり、日本向け開示書類の手続に支障が出るおそれがあります。具体的な制裁や監督措置は関連規定と最新の改正状況を確認する必要があります。

この条文についての質問 AI による整理

Q1外国の監査法人が監査した決算書って、日本でそのまま通用するんですか?

条件付きで通用する。公認会計士法34条の57による事前届出を行うか、内閣府令の適用除外に該当していることが前提となる。そのうえで、金融商品取引法193条の2の枠組みで日本の監査証明に代わるものとして扱われる。実務のポイント:届出をした者は官報で公示されるため、監査人の名前を検索すれば、日本の監督下にあるかどうかを個人でも確認できる。

Q2届出が要らない外国監査人って、日本の監督から完全に外れてるんですか?

完全に外れているわけではない。34条の57第1項ただし書の適用除外は、本国当局による適切な監督を受けていると評価されていることが前提である。日本は監督を本国当局に委ねているのであって、放棄しているのではない。実務のポイント:適用除外は国ごとの同等性評価に依存するため、相手国の制度が変われば適用除外も変わりうる。金融庁の公表資料を定期的に確認しておくとよい。

間違えやすい点 AI による整理

  • 外国の大手監査法人のネットワーク加盟事務所なら日本でも当然に監査できる、という見方は誤りである。日本の財務書類について監査に相当する業務を行うには、原則として事前届出が要る。ブランドの知名度は、日本法上の資格の代わりにならない
  • 届出は形式的な紙一枚の手続だと軽く見られがちだが、それでは影響を小さく見積もりすぎている。届出をした外国監査人は、日本の当局による報告徴収や検査の対象に入る。届出は単なる登録ではなく、日本の監督に服するという意思表示に近い(監督の具体的範囲は最新の改正状況をご確認ください)
  • 「外国企業の数字は信用できるか」と問うより先に、「その数字に誰が責任を負っているか」を問うべきである。監査人が日本当局の監督下にあるのか、本国当局の同等監督に委ねられているのかで、問題が起きたときに頼れる相手が変わる
比較の観点この条文ほかの条文
規律の対象公認会計士法34条の57:外国会社等財務書類を監査する外国監査人の事前届出公認会計士法2条:日本の公認会計士・監査法人が行う監査証明業務の定義
金融商品取引法193条の2:開示書類の財務計算書類に求められる監査証明
主体外国の法令に準拠して監査・証明を業とする者日本の公認会計士・監査法人
有価証券報告書等を提出する会社(監査証明を受ける側)
手続上の要点業務開始前の届出、官報公示、本国同等監督なら適用除外公認会計士資格・監査法人としての登録が前提
外国監査法人等による監査証明を代替として認める枠組みを持つ

他国ではどう定めているか 3 か国

台湾
會計師法・證券交易法

台湾では外国会計師の執業に許可等の規律を設けている。日本の事前届出・同等性評価と同様の仕組みかは個別に確認が必要

ドイツ
WPO § 134

ドイツは EU 域外の監査人に登録を求め、同等性が認められる場合は監督を軽減する。日本の適用除外と発想が近い

アメリカ
Sarbanes-Oxley Act § 106

米国は米国上場企業を監査する外国監査法人に PCAOB 登録を求める。日本の届出制より登録・検査の色彩が強い

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 東証に上場している海外テック企業の有価証券報告書を開いたら、監査報告書に知らない外国事務所の名前があった。日本の監査法人ではないこの事務所が、日本の当局の監督下にあるのかどうか。官報の公示と金融庁の届出者リストを照合すれば、数分で確かめられる
  • あなたは外資系監査ファームの日本窓口担当である。本国チームが「日本向けの財務書類も、いつも通りうちで監査すればいい」と言ってきた。来月が提出期限なのに、届出がまだ済んでいない。事前届出を欠いたまま進めれば、提出会社側の開示手続まで止まりかねない
  • もし、本国の監督制度について日本の当局が評価を変えたらどうなる? これまで届出が要らなかった監査人にも届出が必要になる可能性がある。同等性の評価は一度決まったら永久に続くものではない

取るべき行動

被害を受けた側:1. 外国会社等の開示書類で監査人の名称を確認する2. 官報公示または金融庁が公表する外国監査法人等の一覧と照合し、届出済みか適用除外の対象かを把握する3. 監査の質に疑問がある場合は、金融庁や公認会計士・監査審査会の情報提供窓口へ具体的な資料を添えて情報提供する4. 損害が生じたときの賠償請求は、金融商品取引法上の虚偽記載責任を軸に弁護士と検討する

訴えられた側:1. 日本の開示書類にかかわる業務を受ける前に、自社が届出義務者なのか、内閣府令の適用除外に該当するのかを確認する2. 届出義務者であれば、業務を開始する前に内閣府令の様式で届出を行う3. 届出事項に変更があったときの手続と、日本当局からの報告要請に応じる社内体制を整える4. 届出漏れが判明した場合は、自己判断で放置せず、速やかに金融庁へ相談して是正する

時効(請求できる期限):届出の期限は「あらかじめ」、つまり外国会社等財務書類について監査証明に相当する業務を開始する前である。事後の届出では足りない。紛争に移行した場合の請求には特定の時効の定めはなく、一般消滅時効(民法166条、権利を行使できることを知った時から5年または権利を行使できる時から10年)や、金融商品取引法上の個別の除斥期間が問題となる(最新の改正状況をご確認ください)

改正沿革 AI による整理

改正の年表

  1. 1.平成19年(2007年) 新設:公認会計士法の改正により、外国監査法人等に対する届出制度が創設された。条番号はその後の改正で移動している可能性があるため、現行条文で要確認

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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