弁護士となるには、入会しようとする弁護士会を経て、日本弁護士連合会に登録の請求をしなければならない。
要点弁護士法 9 条は、弁護士になるには入会する弁護士会を経て日本弁護士連合会に登録を請求しなければならないと定める。国ではなく弁護士会が登録を管掌する弁護士自治の入口である。
Q · 司法試験に受かったら、もう弁護士なんですか?
違います。弁護士会を経て日弁連に登録請求し、名簿に載って初めて弁護士です
弁護士法 9 条により、弁護士になろうとする者は入会する弁護士会を経て、日本弁護士連合会に登録を請求しなければなりません。司法試験合格や司法修習修了だけでは弁護士ではなく、この登録請求を経て弁護士名簿に登録されて初めて弁護士となります。重要なのは、国(法務省)が登録に関与せず、弁護士会と日弁連が登録を管掌する点です。これが国家権力から独立して市民を守る弁護士自治の制度的基礎になっています。
弁護士は国家資格だ。だが医師や税理士と決定的に違う一点がある。医師の免許は厚生労働大臣が出し、税理士も財務省所管の登録だが、弁護士の登録には国(法務省)が一切タッチできない。第9条はその入口を定める条文だ。弁護士になるには、入会しようとする弁護士会を経由して、日本弁護士連合会に登録を請求しなければならない。ここでの「経て」の二文字が重い。あなたは国の役所に願い出るのではなく、弁護士の自治団体に願い出る。そして弁護士会は、その請求を日弁連に進達するかどうかを判断でき、進達を拒絶することもできる(第12条)。司法試験に合格しただけでは弁護士ではない。この登録という関所を通り、弁護士名簿に名前が載って初めて弁護士になる。国家権力から独立して市民を守るために、弁護士は国家ではなく仲間の手で選別される。それが第9条の隠れた設計思想だ。
弁護士法 9 条は弁護士の登録請求手続を定める規定であり、弁護士となろうとする者は入会する弁護士会を経由して日本弁護士連合会に登録を請求しなければならない旨を規定する。国家機関ではなく弁護士会と日弁連が登録を管掌する点で、弁護士自治の制度的基礎をなす。
AI 輔助整理,以條文原文為準
必要です。弁護士法 9 条により、弁護士会を経て日本弁護士連合会に登録を請求し、弁護士名簿に登録されて初めて弁護士になります。司法試験合格だけでは弁護士ではありません。
入会しようとする弁護士会を経由して、日本弁護士連合会(日弁連)に請求します。国の役所(法務省)に直接願い出るのではない点が、他の国家資格と決定的に違います。
いいえ。合格は資格要件の一つにすぎません。登録請求を行い弁護士名簿に登録されて初めて弁護士であり、弁護士会は進達を拒絶できる余地もあります(弁護士法 12 条)。
強制加入です。弁護士は登録に際して必ず弁護士会に入会する必要があり、現役である限り脱退の自由はなく、会費も継続して発生します(会費額は会により異なります)。
日本弁護士連合会の弁護士検索で、氏名や登録番号から照合できます。登録がない者が有料で法律事務を扱えば非弁行為(弁護士法 72 条)です。契約前の照合を推奨します。
登録時の費用に加え、年に数十万円規模の会費が現役である限り発生します。額は所属弁護士会により異なるため、入会予定の弁護士会の最新の規定をご確認ください。
できます。弁護士会は日弁連への進達を拒絶でき(弁護士法 12 条)、品位を失うべき非行や心身の故障等が理由となります。拒絶には不服申立ての道が残されています。
その人は弁護士ではなく、有料で法律事務を扱えば非弁行為(弁護士法 72 条)です。弁護士会の懲戒も及ばず、守秘義務違反を問う先も曖昧になります。
弁護士自治という原則のためです。第9条が登録を弁護士会経由とし、国(法務省)に関与させないのは、国を相手取る訴訟で弁護士が萎縮しないよう独立性を守るためです。業界裏話ヒント:戦前の弁護士は司法大臣の監督下に置かれ、国に都合の悪い弁護活動が抑え込まれた歴史があります。戦後その反省から自治が確立した。弁護士会が国に厳しい立場を取れるのは偶然ではなく、第9条の設計の結果です。
日本弁護士連合会の弁護士検索で、氏名や登録番号から照合できます。登録がなければ弁護士ではなく、有料で法律事務を扱えば非弁行為(弁護士法72条)です。業界裏話ヒント:名刺の「登録番号」は弁護士会と日弁連の名簿に必ず紐づいています。怪しい「法律コンサルタント」「示談屋」は登録番号を出せないことが多い。契約前にこの一手間をかけるだけで、無資格者に高額を払うリスクを消せます。
| dimension | thisArticle | alternatives |
|---|---|---|
| 条文の役割 | 9 条:登録の請求(弁護士会を経て日弁連に請求) | — |
| 主体 | 弁護士になろうとする請求者 | — |
| 国(法務省)の関与 | なし(弁護士自治) | — |
| 不服申立ての可否 | 請求自体に時効なし | — |
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