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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 最終改正 収録時点 令和8年10月2日読了 8 分8 分8 分

地方税法 第485条(たばこ税に係る督促)

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  1. 申告納税者又は納税者が納期限(第四百八十条第一項から第三項までの規定による更正又は決定があつた場合には、第四百八十一条第一項の納期限。以下この項及び第四百八十五条の三第三項において同じ。)までにたばこ税に係る地方団体の徴収金を完納しない場合には、市町村の徴税吏員は、納期限後二十日以内に、督促状を発しなければならない。ただし、繰上徴収をする場合は、この限りでない。
  2. 2.特別の事情がある市町村においては、当該市町村の条例で、前項に規定する期間と異なる期間を定めることができる。

この条文の基本情報

たばこ税に係る督促とは何ですか?

定義たばこ税に係る督促とは、地方税法第485条に定められた規定で、「申告納税者又は納税者が納期限(第四百八十条第一項から第三項までの規定による更正又は決定があつた場合には、第四百八十一条第一項の納期限。」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 地方税法第485条(たばこ税に係る督促)は、日本の地方税法に含まれる条文です。
  2. 地方税法第485条の条文原文は「申告納税者又は納税者が納期限(第四百八十条第一項から第三項までの規定による更正又は決定があつた場合には、第四百八十一条第一項の納期限。」で始まります。
  3. 地方税法第485条は第三款に置かれています。
  4. 地方税法の公布日は昭和25年7月31日です。
  5. 地方税法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年10月2日時点では廃止情報はありません。
  6. 地方税法第485条の前の条は地方税法第484条です。
  7. 地方税法第485条の次の条は地方税法第485条の2です。
  8. 地方税法第485条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第485条
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000226
  • 本サイト収録地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第485条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年10月2日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC0000000226/485

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点地方税法485条は、たばこ税を納期限までに完納しない場合、市町村の徴税吏員が納期限後20日以内に督促状を発しなければならないと定める。繰上徴収の場合は督促を要しない。

Q · たばこ税の督促状を放っておいたら、どうなるの?

督促状発付日から10日経過で差押えの要件を満たします

地方税法485条により、たばこ税を納期限までに完納しないと、市町村の徴税吏員は納期限後20日以内に督促状を発します。督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに完納しなければ、徴税吏員は財産を差し押さえなければなりません(485条の3)。催告書が何通か届くのは自治体の任意の運用であり、法律上の猶予ではありません。全額を納められない場合は、10日以内に換価の猶予(15条の6)などを相談することが重要です。

解説

督促状は、お役所が親切で送ってくる「お知らせ」ではない。市町村たばこ税(たばこの卸売業者などが市町村に納める税)を納期限までに完納しなかった場合、地方税法485条は、市町村の徴税吏員(税金の取立てを担当する職員)に、納期限後20日以内に督促状を出すよう義務付けている。本条の文言は「発しなければならない」である。督促状は、差押えまでのカウントダウンを始める号砲なのだ。485条の3により、督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに完納しなければ、徴税吏員は財産を差し押さえなければならない。督促は行政処分(役所があなたに直接下す具体的な決定)であり、時効の進行にも影響する。例外は二つある。一つは、倒産などで繰上徴収(納期限の前倒し請求)を受けた場合で、このときは督促を経ずに進む。もう一つは、特別の事情がある市町村が条例で20日と違う期間を定める場合である。督促状が届いたら、手元に残っている交渉の時間は「月単位」ではなく「日単位」になる。

法的な位置づけ

地方税法485条は、市町村たばこ税に係る督促の規定であり、申告納税者又は納税者が納期限までに地方団体の徴収金を完納しない場合に、市町村の徴税吏員が納期限後20日以内に督促状を発すべき義務を定める。繰上徴収の場合を適用除外とし、特別の事情がある市町村には条例による期間の特例を認める。

手順・フロー

AI による整理。効力は条文原文が基準です

手順

  1. 1.督促状の発送日と金額を確認する 封筒を受け取ったらすぐに開封し、督促状の発付日、本税額、督促手数料(485条の2)、延滞金(482条)を確認する。差押え要件の起算点は届いた日ではなく発した日なので、発付日を基準に10日後の日付を手帳に書き込む
  2. 2.全額納付の可否を判断する 手元資金と売掛金の入金予定を照合し、督促状発付日から10日以内に全額を納められるかどうかを判断する。納められる場合は、指定の金融機関または窓口で納付し、領収証書を保管する
  3. 3.納められない場合は納税課に猶予を申請する 全額を用意できない場合は、10日以内に市町村の納税課へ連絡し、換価の猶予(15条の6)または徴収の猶予(15条)の申請を行う。分納計画を書面で提出し、財産収支状況を説明できるよう準備する
  4. 4.税額に不服があれば審査請求を並行して準備する 更正・決定の税額に不服がある場合は、処分を知った日の翌日から3か月以内に審査請求を行う。不服申立てだけでは徴収は止まらないため、納付または猶予の手続と並行して進める

よくある質問 AI による整理

Q1市町村たばこ税とは何ですか?

たばこの製造者や卸売販売業者などが、小売販売業者に売り渡したたばこの本数に応じて市町村に納める税です。使い道の決まっていない一般財源になります。

Q2たばこ税の督促状はいつ届きますか?

原則として納期限後20日以内に発送されます(地方税法485条1項)。ただし、特別の事情がある市町村は条例で別の期間を定めることができます。

Q3督促状が届いてから差押えまで何日ですか?

督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに完納しないと、差押えの要件を満たします(485条の3)。届いた日ではなく発した日から数える点に注意が必要です。

Q4督促状が来ないまま差し押さえられることはありますか?

あります。繰上徴収(13条の2)をする場合、本条ただし書きにより督促は不要です。倒産や強制執行の開始などが典型的な場面です。

Q5督促状を受け取ると時効はどうなりますか?

督促は徴収権の消滅時効の進行に影響し、時効が更新されます(地方税法18条の2)。5年の時効を待てば逃げ切れるという考えは通用しにくくなります。

Q6たばこ税の督促状に不服がある場合はどうすればいいですか?

督促は行政処分として審査請求の対象になり得ます。期限は処分を知った日の翌日から3か月以内です。ただし、不服を申し立てても徴収は原則として止まりません。

Q7たばこ税を一括で払えないときは分割できますか?

要件を満たせば、換価の猶予(15条の6)や徴収の猶予(15条)で分割納付が認められる場合があります。差押え前に納税課へ申請するのが原則です。

Q8督促状が遅れて届いたら無効になりますか?

一般に、20日の期間は訓示規定と解されており、遅れただけで督促や税額が無効になるわけではありません。期限の遅れを争点にするのは得策ではありません。

この条文についての質問 AI による整理

Q1督促状って無視したら、本当にすぐ差し押さえられるんですか?

法律上はそのとおりである。督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに完納しなければ、徴税吏員は差し押さえなければならない(485条の3)。実務では催告書をはさむ自治体も多いが、それは法律の義務ではない。実務のポイント:差押えの最初の対象は預金と売掛金になりやすい。取引先に差押通知が届くと、税金そのものより取引の信用のほうが先に失われる

Q2督促状に書いてある手数料って、払わないといけないものですか?

払う必要がある。督促手数料は485条の2により条例で定められ、税と一緒に徴収される地方団体の徴収金の一部である。金額は数十円から数百円程度のことが多いが、自治体によって違う。実務のポイント:本当に重いのは手数料ではなく延滞金のほうである。納期限の翌日から1か月を過ぎると延滞金の割合が上がる(482条、割合は最新の改正状況をご確認ください)。督促状が届いた時点で、すでに高い割合への切り替えが迫っていることが多い

間違えやすい点 AI による整理

  • 督促状は「何度か届くうちの一通目」だと思われがちだが、法律の仕組みとしては督促は一回で足りる。2通目、3通目の催告書は役所が任意で送っているものにすぎず、差押えの要件は最初の督促状から10日で満たされる
  • 督促が納期限から20日を過ぎて届いたのだから無効だ、と考えるのは問いの立て方が誤っている。この20日の期間は一般に訓示規定(守るべき目安であり、破っても処分の効力には直結しない規定)と解されており、督促が遅れただけで税の支払義務が消えるわけではない。むしろ注目すべきは、督促の後に延滞金が日々積み上がり、時効もリセットされるという点である
  • 納税者からすれば督促状は「紙一枚の催促」だが、法律から見れば時効の進行を作り直し、差押えの前提要件を満たす行政処分である。この見え方の落差に気付かないまま放置すると、反論の機会も猶予を申請する機会も同時に失う
比較の観点この条文ほかの条文
規律する段階485条:納期限後の督促(滞納処分の前提)485条の3:督促後の差押え
13条の2:納期限前の繰上徴収
期間・起算点納期限後20日以内に督促状を発する(条例で別期間可)督促状発付日から起算して10日を経過した日までに完納しないとき
納期限を待たずに直ちに請求可能
主な発動要件納期限までに徴収金を完納しないこと督促を経て、なお完納しないこと
破産・強制執行の開始など、徴収確保が困難となる事由
納税者側の対応10日以内に納付または猶予の申請差押え後は解除交渉・換価の猶予申請
督促なしで手続が進むため即時の対応が必要

他国ではどう定めているか 4 か国

台湾
稅捐稽徵法第20條・第39條

台湾では督促状に相当する独立の手続より、繳納期間経過後の滞納金加算と、一定期間経過後の行政執行分署への移送強制執行が中心となる

韓国
지방세징수법(독촉)

韓国も地方税について督促状の発付を滞納処分の前提とする二段構えを採用しており、日本の制度と構造が近い

ドイツ
Abgabenordnung § 259

ドイツでは強制執行前に原則として Mahnung(督促)を行うが、法律上は Soll-Vorschrift(原則規定)であり、例外が認められる

アメリカ
26 U.S.C. § 6303

米国連邦税では、査定後60日以内に notice and demand を送付し、これが lien・levy(差押え)の前提となる

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 資金繰りが詰まり、たばこの卸売を営む会社が先月分の市町村たばこ税を納め損ねた。2週間後、市役所から督促状が届く。経理担当者が「いつもの催促だろう」と封筒を寝かせた10日余りの間に、差押えの要件はもう満たされている
  • 督促状の発送日から数えてあと4日。あなたが卸売業者の社長なら、何から手を付ける? 全額を用意できないのなら、残り日数のうちに納税課の窓口へ行き、換価の猶予の申請や分納の相談を始めるしかない。黙っていても期限は延びない
  • 主要取引先の倒産が明らかになった直後、市から繰上徴収の通知が来た。督促状は来ない。「督促の後に差押え」という順番を当てにしていた経営者は、手順が丸ごと飛ばされたことに後から気付く
  • あなたの側に心当たりはなく、更正で増えた税額に納得していない。それでも督促状は届く。不服を申し立てても、それだけでは徴収は止まらない。争うことと、差押えを避けることは、別々に手を打つ必要がある

取るべき行動

被害を受けた側:納税する側として督促状を受け取った場合の手順。1. 督促状の発送日と、督促手数料(485条の2、金額は条例で決まる)・延滞金の額を確認する2. 全額を納められるなら、発送日から10日以内に納める3. 納められないなら、10日以内に納税課へ連絡し、換価の猶予(15条の6)や徴収の猶予(15条)の要件に当てはまるか相談する4. 税額に不服があれば、審査請求とは別に、差押えを避ける手立ても同時に打つ

訴えられた側:市町村の徴税担当者の立場で考える場合の手順。1. 納期限後20日以内に督促状を発送し、発送日を記録に残す2. 繰上徴収をした案件は督促の対象外として扱いを分ける3. 20日と違う期間を使うなら、条例上の根拠が「特別の事情」を満たしているか確認する4. 督促の10日後に差押えへ進む前に、猶予の申請が出ていないかを照合する

時効(請求できる期限):督促状は納期限後20日以内に発送される(条例で別の期間を定められる)。督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに完納しないと差押えの要件を満たす(485条の3)。審査請求は処分を知った日の翌日から3か月以内(行政不服審査法18条)。徴収権の消滅時効は法定納期限の翌日から5年(地方税法18条)だが、督促によって時効の進行が作り直される(18条の2)(最新の改正状況をご確認ください)

学説

通説:本条の「納期限後20日以内」は徴税吏員の事務処理上の目安を示す訓示規定と解され、期間経過後の督促も有効とされる。督促は滞納処分の前提要件であり、時効更新の効果を持つ行政処分と位置付けられる

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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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