地方税法 第623条(遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率)
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遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率は、百分の一・四とする。
この条文の基本情報
遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率とは何ですか?
定義遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率とは、地方税法第623条に定められた規定で、「遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率は、百分の一・四とする。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 地方税法第623条(遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率)は、日本の地方税法に含まれる条文です。
- 地方税法第623条の条文原文は「遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率は、百分の一・四とする。」で始まります。
- 地方税法第623条は第五款に置かれています。
- 地方税法の公布日は昭和25年7月31日です。
- 地方税法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年10月2日時点では廃止情報はありません。
- 地方税法第623条の前の条は地方税法第622条です。
- 地方税法第623条の次の条は地方税法第624条です。
- 地方税法第623条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第623条 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000226 - 本サイト収録
地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第623条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年10月2日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC0000000226/623
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点地方税法623条は、遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率を1.4%と定める。ただし同税は地方税法附則により平成15年度以降課税停止中で、現在は実際に課されていない。
Q · 使っていない土地を持っていると、遊休土地の税金を毎年払わないといけないの?
税率は1.4%だが、平成15年度以降は課税停止中
地方税法623条は、遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率を1.4%と定めています。ただし特別土地保有税は地方税法附則により平成15年度以降課税が停止されており、現在この税が実際に課されることはありません。一方、国土利用計画法の遊休土地通知や利用・処分計画の届出は別制度として残っており、毎年の固定資産税・都市計画税もかかります。空き家がある土地は住宅用地特例の除外にも注意が必要です。
解説
税率は百分の一・四、つまり1.4%。条文はこれ以上何も言わない。ところが、この数字を実際に請求された土地所有者は、2003年度(平成15年度)以降まず存在しない。特別土地保有税は地方税法附則により、平成15年度以後は課税が停止されているからだ。条文は廃止されず、法典の中に残っている。背景はバブル期にある。買い占めた土地を寝かせて値上がりを待つ動きを抑えるため、国土利用計画法の「遊休土地」(取得後一定期間、利用されないまま放置された一定規模以上の土地)に毎年1.4%を課す仕組みが作られた。年1.4%なら、10年で地価の約14%が税で消える。持っているだけで損をさせる設計である。不動産の勉強会や古い解説書で「遊休地には特別土地保有税がかかる」と聞いたら、まず課税停止を確認するのが正しい順番だ。そのうえで、廃止ではなく「停止」である点も押さえておきたい。税制上の位置付けは今も残っている。
法的な位置づけ
地方税法623条は、遊休土地に対して課する特別土地保有税の税率を百分の一・四(1.4%)と定める規定である。対象となる遊休土地は、国土利用計画法に基づく遊休土地である旨の通知を前提とする。特別土地保有税は地方税法附則により平成15年度以降課税が停止されており、本条は法典に残るが実際の課税は行われていない。
よくある質問 AI による整理
Q1特別土地保有税とは何ですか?
土地の保有・取得や遊休土地に課される市町村税です。バブル期の土地投機抑制が目的でしたが、平成15年度以降は課税が停止されています。
Q2特別土地保有税 いつから課税停止?
地方税法附則により平成15年度(2003年度)以降、課税停止となっています。廃止ではなく停止のため、条文自体は法典に残っています。
Q3遊休土地 税率 何パーセント?
地方税法623条により1.4%(百分の一・四)と定められています。ただし課税停止中のため、現在この税率で課税されることはありません。
Q4特別土地保有税は廃止されたの?
廃止ではありません。附則で「課さない」とされているだけで、本条を含む規定は残っています。再開には法改正が必要です。
Q5遊休土地とは どんな土地?
国土利用計画法上、取得後一定期間利用されず放置された一定規模以上の土地で、都道府県知事から遊休土地である旨の通知を受けたものを指します。
Q6使ってない土地 税金 何がかかる?
毎年の固定資産税と、市街化区域内なら都市計画税がかかります。特別土地保有税は課税停止中のため、現在は課されません。
Q7遊休土地の通知が来たら どうする?
税とは別の国土利用計画法上の手続です。通知日から6週間以内に利用・処分計画を知事に届け出る必要があります(最新の改正状況をご確認ください)。
Q8特別土地保有税 重要事項説明で書く必要ある?
課税停止中であることを確認したうえで、現在課税されていない旨を整理して説明するのが実務上安全です。具体的な記載は所管の市町村に照会してください。
この条文についての質問 AI による整理
Q1親から相続した使ってない土地、遊休地の税金って払わなきゃいけないの?
特別土地保有税は、地方税法附則により平成15年度以降課税停止中である。本条の1.4%も実際には課されていない。かかるのは毎年の固定資産税と都市計画税だ。実務のポイント:本当に注意すべきなのは建物のほうである。空き家を放置して勧告を受けると住宅用地特例が外れ、土地の固定資産税が大きく増えうる。更地にするか残すかの判断は、税額の試算を先に済ませてから下すのが鉄則だ
Q2課税停止って、廃止とは違うんですか?また始まることもあるの?
違う。廃止なら条文は削除されるが、停止では本条を含む規定が法典に残り、附則で「課さない」としているだけである。復活させるには法改正が必要だが、制度の枠組みはそのまま残っている。実務のポイント:国税の地価税も同じく停止中で、土地保有課税は二本とも眠った状態にある。地価が急騰した局面で議論が再燃するのは、この「残された配線」があるからだ
間違えやすい点 AI による整理
- 「遊休地を持っていると特別土地保有税がかかる」は古い情報である。平成15年度以降、特別土地保有税は課税停止中で、遊休土地に対する1.4%も実際には課されていない
- 「課税停止なら遊休土地の制度ごと無くなった」と考えるのは前提の誤りだ。止まっているのは地方税法上の課税であり、国土利用計画法の遊休土地通知や、利用・処分計画の届出義務は別の法律の制度として残っている。税の話と土地利用規制の話を一緒くたにすると、届出期限を見落とす
- 土地を寝かせても税の負担はない、と安心している人ほど足元を見ていない。今のペナルティは別の場所にある。空き家を放置して特定空家や管理不全空家として勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例から外れる。土地に対する税負担が最大で数倍に跳ね上がりうる。国が使う道具が変わっただけで、放置への圧力は続いている
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 課税の対象 | 地方税法623条:国土利用計画法の通知を受けた遊休土地 | 特別土地保有税(土地に対して課するもの):一定規模以上の保有土地(地方税法585条ほか、条番号の現行対応は要確認) 特別土地保有税(土地の取得に対して課するもの):一定規模以上の土地取得 |
| 税率 | 1.4%(百分の一・四) | 1.4% 3% |
| 政策目的 | 取得後に放置された土地の利用・放出を促す | 大規模な土地保有の抑制 投機的な土地取得の抑制 |
| 現在の扱い | 平成15年度以降課税停止(地方税法附則) | 平成15年度以降課税停止(地方税法附則) 平成15年度以降課税停止(地方税法附則) |
他国ではどう定めているか 4 か国
台湾は私有空地に対し空地税を課しうる制度を持つ。日本と同様、未利用地の放置を税で抑止する発想だが、実際の運用は限定的とされる
中国は税ではなく行政上の土地閑置費と土地使用権の回収で未利用地に対処する
ドイツは2025年からの新固定資産税制で、市町村が建築可能な未利用地に高い税率(Grundsteuer C)を設定できる。日本が停止した方向とは逆に、未利用地課税を導入した例
米国は連邦レベルの制度はなく、都市ごとの空き店舗・空き家課税で対応する
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 相続した郊外の更地について、親戚から「放置すると遊休土地税を取られるぞ」と言われた。本当にそうだろうか? 特別土地保有税は平成15年度以降課税停止中である。気にするべきなのは固定資産税と、空き家が建っている場合の住宅用地特例の外れ方だ
- 古いバブル期の不動産投資本を読んで、土地を寝かせる戦略は税負担が重いと思い込んでいた。課税停止を知っているかどうかで、保有コストの試算は根本から変わる
- 都道府県知事から、国土利用計画法に基づく「遊休土地である旨の通知」が届いた。税は停止中でも、こちらの手続は生きている。通知の日から6週間以内に利用・処分の計画を届け出る必要があり、残された時間は限られている(最新の改正状況をご確認ください)
- 宅建士として土地の重要事項説明を準備中、同僚が特別土地保有税の欄を埋めようとして手が止まった。課税停止中の税をどう説明するか、あなたなら一言で整理できる
取るべき行動
被害を受けた側:1. 特別土地保有税を名目にした請求や説明を受けたら、課税停止中であること(地方税法附則)を市町村の税務課に照会し、書面で確認する2. 国土利用計画法の遊休土地通知が届いた場合、税とは別の手続として通知日を記録し、利用・処分計画の届出期限を逆算する3. 空き家が建っている土地は、固定資産税の住宅用地特例の適用状況を課税明細書で確認する
訴えられた側:1. 遊休土地として通知を受けた所有者は、未利用と評価された理由(規模、取得時期、利用状況)が事実と合っているかを確認する2. 実際は利用している、または利用計画が具体的にあるなら、その資料をそろえて計画届出で示す3. 勧告に不服がある場合や買取り協議に進んだ場合は、早い段階で弁護士または土地制度に詳しい専門家に相談する
時効(請求できる期限):特別土地保有税は平成15年度以降課税停止中のため、新たな納期限は発生しない。遊休土地通知を受けた場合の利用・処分計画の届出は、国土利用計画法上、通知があった日から起算して6週間以内(最新の改正状況をご確認ください)。それ以外は、特定の時効はないが、一般消滅時効(民法166条、債権5年または10年)が適用される
改正沿革 AI による整理
改正の年表
- 1.平成15年(2003年) 改正:地方税法附則により、平成15年度以降、特別土地保有税の課税を停止。条文は削除されず存続している
- 地方税法 第585条特別土地保有税の納税義務者等(現行効力を要確認)
- 地方税法 第596条土地・取得に対する特別土地保有税の税率(現行効力を要確認)
- 地方税法附則 第31条平成15年度以降の課税停止(現行効力を要確認)
- 国土利用計画法 第28条遊休土地である旨の通知、課税対象の前提
- 国土利用計画法 第29条遊休土地の利用・処分計画の届出
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