警察法 第70条(礼式等)
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警察職員の礼式、服制及び表彰に関し必要な事項は、国家公安委員会規則で定める。
この条文の基本情報
礼式等とは何ですか?
定義礼式等とは、警察法第70条に定められた規定で、「警察職員の礼式、服制及び表彰に関し必要な事項は、国家公安委員会規則で定める。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 警察法第70条(礼式等)は、日本の警察法に含まれる条文です。
- 警察法第70条の条文原文は「警察職員の礼式、服制及び表彰に関し必要な事項は、国家公安委員会規則で定める。」で始まります。
- 警察法第70条は第五章 警察職員に置かれています。
- 警察法の公布日は昭和29年6月8日です。
- 警察法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 警察法第70条の前の条は警察法第69条です。
- 警察法第70条の次の条は警察法第71条です。
- 警察法第70条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
警察法(昭和二十九年法律第百六十二号)第70条 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/329AC0000000162 - 本サイト収録
警察法(昭和二十九年法律第百六十二号)第70条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/329AC0000000162/70
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点警察法70条は、警察職員の礼式・服制・表彰に関し必要な事項を国家公安委員会規則に委任する規定。制服や階級章、表彰の細則は同規則で全国共通に定められる。
Q · 警察官の制服や敬礼って、誰がどこで決めているの?
警察法70条に基づき国家公安委員会規則で決まる
警察法70条は、警察職員の礼式・服制・表彰に関し必要な事項を国家公安委員会規則で定めると規定しています。これを受けて、敬礼などの礼式、制服や階級章などの服制、表彰の種類と手続が、それぞれ国家公安委員会規則で全国共通に定められています。法律本体には細則が書かれていないため、具体的な内容は規則の側を確認する必要があります。
解説
条文はわずか一文で、しかも「国家公安委員会規則で定める」と他に任せているだけに見える。だが、警察官の制服の色、階級章の形、敬礼の仕方、そして誰にどんな表彰を与えるかは、すべてこの一文を根拠に作られた規則で細かく決まっている。つまり、全国どこの交番でも同じ制服と同じ敬礼が見られるのは偶然ではない。国家公安委員会規則(国家公安委員会という合議制の機関が定める、法律より下位のルール)によって全国共通の基準が置かれているからだ。この仕組みを知っているあなたにとって、制服は単なる服ではなく「法令で定められた標章」になる。法令で定められた制服やそれに似せた物を資格なく身に着けることは、軽犯罪法1条15号の処罰対象になる。制服を見分ける目も、制服を悪用する者を疑う目も、ここから育つ
法的な位置づけ
警察法70条は、警察職員の礼式、服制及び表彰に関し必要な事項の定めを国家公安委員会規則に委任する規定である。法律は委任対象を礼式・服制・表彰の三事項に限定し、敬礼の方式、制服・階級章の仕様、表彰の種類と手続は、同委員会が定める規則により全国統一的に規律される。
よくある質問 AI による整理
Q1国家公安委員会規則とは何ですか?
国家公安委員会が警察法12条に基づき制定する規則です。法律より下位の法令で、警察の運営に関する細則を全国共通に定めます。
Q2警察官の制服は法律で決まっている?
法律本体には制服の仕様は書かれていません。警察法70条の委任を受けた国家公安委員会規則が、制服や階級章の基準を定めています。
Q3警察官の階級章の種類はどこで決まる?
階級そのものは警察法62条が定め、階級章の形状などの服制の細目は、同法70条に基づく国家公安委員会規則で定められています。
Q4警察官の敬礼のルールはある?
あります。警察法70条の委任を受けた国家公安委員会規則「警察礼式」が、警察職員の敬礼などの礼式を定めています。
Q5警察の表彰はどんな根拠で行われる?
警察法70条を根拠とする国家公安委員会規則「警察表彰規則」が、表彰の種類や手続を定めています。
Q6警察官の制服を着るのは違法?
資格がないのに法令で定められた制服やそれに似せた物を用いると、軽犯罪法1条15号により拘留又は科料の対象になりえます。
Q7警察の制服をネットで買うのは違法?
購入そのものを直接処罰する規定は軽犯罪法1条15号にはありません。問題になるのは、資格なくそれを「用いる」場面です。
Q8ニセ警察の見分け方は?
制服や手帳の見た目では判断しないことです。一度電話を切り、自分で調べた警察署の代表番号にかけ直して確認するのが確実です。
この条文についての質問 AI による整理
Q1警察官のコスプレって、本当に捕まることあるんですか?
警察官の制服は警察法70条に基づく国家公安委員会規則で定められており、法令で定められた制服やそれに似せた物を資格なく使うと軽犯罪法1条15号の対象になりえます。実務のポイント:実際に問題になりやすいのは、衣装そのものより「本物と誤認させる状況」です。階級章や帽章まで精巧に再現し、公道で人に声をかけるなどすれば一気に危うくなります。撮影スタジオ内と繁華街とでは、リスクの大きさがまったく違います
Q2ビデオ通話で警察手帳を見せられました。本物かどうかどう確かめればいいですか?
画面越しに手帳の真偽を見分けようとしないことです。警察官の身分を示す手帳や服装は規則で定められていますが、画像はいくらでも偽造できます。電話を切り、自分で調べた警察署の代表番号にかけ直して確認してください。実務のポイント:本物の警察が電話やSNSで送金、暗証番号、口座の「保全」を求めることはありません。この一点を覚えておくだけで、ニセ警察詐欺の大半は見抜けます
間違えやすい点 AI による整理
- 警察官の制服は各都道府県警察が自由にデザインしていると思われがちだが、基本となる服制は国家公安委員会規則で全国共通に定められている。地域ごとの差があるように見えても、その多くは規則の枠内での運用にすぎない
- 警察官の服装の問題は組織内部の話で、一般人には関係がないと思うかもしれない。しかし法律の側から見れば、服制が法令で定められていること自体が、一般人の「なりすまし」を処罰する前提になっている。内部規則がそのまま市民に向けたレッドラインを引いている
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 規定の性質 | 警察法70条:礼式・服制・表彰を規則へ委任する個別委任条項 | 警察法12条:国家公安委員会規則の一般的な制定権の根拠 警察法62条:警察官の階級を法律で直接定める規定 |
| 具体的な中身の所在 | 警察礼式・警察官の服制に関する規則・警察表彰規則 | 個別の国家公安委員会規則全般 法律本文に階級名が列挙されている |
| 市民への影響 | 服制が法令で定まることで、軽犯罪法1条15号のなりすまし処罰の前提となる | 規則制定の手続的根拠で、市民への直接の影響は小さい 階級章を通じて警察官の階級を外形上識別する前提となる |
他国ではどう定めているか 2 か国
台湾では警察の服制と表彰がそれぞれ法律(條例)で直接規律されており、規則への委任で済ませる日本より法律レベルでの規定密度が高い
中国では警用標志・制式服装を公安部門が統一して監製し、他の者による製造・使用を禁じる旨が法律本文に置かれている
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- ハロウィンで警察官のコスプレをして繁華街を歩いたら、どうなる? 本物と見分けにくい出来であれば、法令で定められた制服に似せた物の使用として軽犯罪法1条15号に触れるおそれがある。ネットで買った「リアル再現」の衣装ほど危うい
- 高齢の母親のスマホにビデオ通話が入り、制服姿の男が警察手帳らしきものを画面に映して「あなたの口座が犯罪に使われている」と迫る。本物の警察官の服装も身分証も規則で決まっているが、本物の警察官がビデオ通話で手帳を見せて送金や口座情報を求めることはない。制服と手帳という「見た目の権威」こそが詐欺の道具にされている
学説
通説:法律が下位法令に委任する場合、委任の対象と範囲を法律で特定する必要があり、包括的な白紙委任は許されない。本条は委任事項を礼式・服制・表彰の三つに限定しており、この要請に沿った個別委任と位置づけられる
- 警察法 第12条国家公安委員会規則の制定権の根拠
- 警察法 第5条国家公安委員会の任務と所掌事務
- 警察法 第62条警察官の階級、階級章の前提
- 軽犯罪法 第1条法令で定める制服の無資格使用を処罰(15号)
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