地方税法 第93条(ゴルフ場利用税に係る督促手数料)
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道府県の徴税吏員は、督促状を発した場合においては、当該道府県の条例の定めるところによつて、手数料を徴収することができる。
この条文の基本情報
ゴルフ場利用税に係る督促手数料とは何ですか?
定義ゴルフ場利用税に係る督促手数料とは、地方税法第93条に定められた規定で、「道府県の徴税吏員は、督促状を発した場合においては、当該道府県の条例の定めるところによつて、手数料を徴収することができる。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 地方税法第93条(ゴルフ場利用税に係る督促手数料)は、日本の地方税法に含まれる条文です。
- 地方税法第93条の条文原文は「道府県の徴税吏員は、督促状を発した場合においては、当該道府県の条例の定めるところによつて、手数料を徴収することができる。」で始まります。
- 地方税法第93条は第二章 道府県の普通税に置かれています。
- 地方税法の公布日は昭和25年7月31日です。
- 地方税法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年10月2日時点では廃止情報はありません。
- 地方税法第93条の前の条は地方税法第92条です。
- 地方税法第93条の次の条は地方税法第94条です。
- 地方税法第93条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第93条 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000226 - 本サイト収録
地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第93条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年10月2日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC0000000226/93
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点地方税法93条は、ゴルフ場利用税の督促状を発した場合、道府県が条例に基づき督促手数料を徴収できると定める。徴収の有無や額は各道府県の条例で決まる。
Q · ゴルフ場利用税の督促状に付いてくる督促手数料って、何の根拠で取られるの?
地方税法93条と各道府県の税条例が根拠
地方税法93条は、道府県の徴税吏員がゴルフ場利用税の督促状を発した場合、その道府県の条例の定めるところにより手数料を徴収できると定めています。法律は「徴収することができる」とするだけで、徴収の有無や金額は各道府県の条例が決めます。督促手数料は地方団体の徴収金に含まれるため、未納のままにすると本税と同様に滞納処分の対象となります。納める義務を負うのは、客から税を預かったゴルフ場の経営者(特別徴収義務者)です。
解説
ゴルフ場のフロントで払う数百円から千円程度のゴルフ場利用税。プレーヤーはその場で払い終えているのに、県に督促状が届くことがある。届く先はあなたではなく、税を預かったゴルフ場の経営者である。ゴルフ場利用税は特別徴収(事業者が客から預かって県に納める仕組み)で集められる。その預かり金を期限までに納めなかったとき、県の徴税吏員(税の取立て権限を持つ県の職員)は督促状を出す。地方税法93条は、そのとき県が条例に基づいて督促手数料を上乗せできると定める。ポイントは二つある。一つは「徴収することができる」という書き方で、取るかどうか、いくら取るかは各道府県の条例が決める。もう一つは、督促状が滞納処分(差押えなど、財産を強制的に押さえる手続)の前提になる点である。手数料自体は小さな金額でも、督促状は差押えに向けて動き出したことを知らせる最初の公式な通知である。経営者がこれを「少額の請求書」と読み違えると、延滞金と差押えの段階に進む。
法的な位置づけ
地方税法93条は、ゴルフ場利用税の督促に伴う手数料の徴収根拠を定める規定である。道府県の徴税吏員が督促状を発した場合、当該道府県の条例に基づき督促手数料を徴収することができる。督促手数料は地方団体の徴収金に含まれ、徴収の有無と額は条例に委任されている。
よくある質問 AI による整理
Q1督促手数料とは何ですか?
税の納期限を過ぎて督促状が発せられたときに、本税とは別に上乗せされる手数料です。地方税では法律と条例に根拠があり、ゴルフ場利用税は地方税法93条が根拠です。
Q2ゴルフ場利用税の督促手数料はいくらですか?
法律に金額の定めはなく、各道府県の税条例が額を決めます。実際の金額は、ゴルフ場所在地の道府県の税条例や税務担当課で確認する必要があります。
Q3ゴルフ場利用税は誰が県に納めるのですか?
特別徴収義務者であるゴルフ場の経営者が、利用者から預かった税を申告して納めます。督促状の宛先も、プレーヤーではなく経営者です。
Q4督促状が届いたらいつまでに払えばいいですか?
督促状の発付日から起算して10日を経過する日までに完納しないと、差押えができる段階に入ります。届いたらまず発付日を確認し、期限内の完納を目指してください。
Q5督促手数料を払わないとどうなりますか?
督促手数料は地方団体の徴収金に含まれるため、未納のままだと本税・延滞金とあわせて滞納処分(差押え等)の対象になり得ます。
Q6督促手数料は国税でもかかりますか?
国税の督促(国税通則法37条)には督促手数料の制度がありません。督促手数料がかかるのは、地方税法と条例で定めた地方税の督促に限られます。
Q7督促手数料がかからないようにする方法は?
督促状が発せられる前に納付することです。納付が遅れたと気づいた時点で自主的に納め、県の担当課に連絡すれば、督促状自体が出ない可能性があります。
Q8督促状に不服がある場合はどうすればいいですか?
督促は不服申立ての対象となる処分にあたり得ます。手続や期限には地方税法の特例があるため、督促状の記載と教示を確認し、税理士・弁護士に早めに相談してください。
この条文についての質問 AI による整理
Q1督促手数料って、正直払わなくても大丈夫ですよね?
大丈夫ではない。条例に基づく督促手数料は地方税の徴収金に含まれ、本税と同じように滞納処分の対象になる(地方税法93条、各道府県の税条例)。実務のポイント:自治体によっては、納めたお金をまず手数料と延滞金に充てる扱いをしている。本税だけ払ったつもりでも、本税の一部が未納のまま残り、延滞金が増え続けることがある。払うときは全額を一度に納めるのが安全である
Q2ゴルフをしただけの客が督促されることはありますか?
通常はない。ゴルフ場利用税は特別徴収の方式で集められ、県に納める義務を負うのは、客から税を預かったゴルフ場の経営者である。プレーヤーは窓口で支払った時点で手続を終えている。実務のポイント:18歳未満や70歳以上などは非課税になる場合がある。ただ、窓口で年齢確認がされず、本来払わなくてよい税まで払っている例もある。プレー前に身分証を出すだけで払わずに済むことがある(最新の改正状況をご確認ください)
間違えやすい点 AI による整理
- 督促手数料は「どの県でも全国一律に取られるもの」と思われがちだが、条文は「徴収することができる」と書いているだけである。取るかどうか、いくら取るかは各道府県の条例次第で、県によって扱いが違う(各道府県の税条例をご確認ください)
- ゴルフ場利用税の督促と聞くと、プレーヤーが追いかけられる話だと思いがちである。だが法律の上では、客から税を預かったゴルフ場の経営者が納める義務を負う。プレーヤーは窓口で払った時点で手続を終えている。経営者は自分の売上ではない預かり金を納めておらず、その立場で督促を受けるので、言い訳の余地は小さい
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 根拠となる対象 | 地方税法93条:ゴルフ場利用税の督促 | 地方自治法231条の3:分担金・使用料など税以外の歳入の督促 国税通則法37条:国税の督促 |
| 督促手数料の有無 | 条例の定めにより徴収できる | 条例の定めにより徴収できる 督促手数料の制度なし |
| 金額の決め方 | 各道府県の税条例 | 各地方公共団体の条例 該当なし(延滞税は別途法定) |
他国ではどう定めているか 3 か国
台湾では納期限経過後の負担は滞納金の加算が中心で、督促状の発付自体に手数料を課す仕組みは一般的ではない。娯楽税には代徴人による代徴の仕組みがあり、特別徴収と構造が近い
中国では納付遅延に対して日割りの滞納金を課す仕組みが中心で、督促手数料に相当する独立の負担はない
ドイツでは州の行政執行法に基づき、公租公課の督促(Mahnung)に Mahngebühr を課す例があり、日本の督促手数料と発想が近い
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 地方のゴルフ場で経理担当を引き継いだ。前任者が繁忙期の利用税を一か月分納め忘れていて、県から督促状が届いた。本税と延滞金に加えて、条例で決まった督促手数料も上乗せされている。経営者から「この数百円、払わなくていいよな?」と聞かれたら、どう答える?
- 資金繰りが苦しいゴルフ場が、客から預かった利用税を運転資金に回してしまった。県から見ると、預かり金を納めていない滞納であり、督促状はその記録として残る
- 督促状の日付から10日を過ぎても完納していない。そうなると、地方税法上は差押えができる段階に入る。手数料の金額が小さいからといって後回しにしていい書類ではない
改正沿革 AI による整理
改正の年表
- 1.昭和25年(1950年) 新設:地方税法(昭和25年法律第226号)の制定に伴い、道府県税の督促に係る手数料を条例により徴収できる規定が置かれた
- 2.平成元年(1989年) 改正:消費税の導入に伴い娯楽施設利用税が廃止され、ゴルフ場の利用を課税対象とするゴルフ場利用税に改組された
- 地方税法 第1条徴税吏員・地方団体の徴収金の定義
- 地方税法 第3条賦課徴収を条例で定める条例主義の原則
- 地方税法 第92条ゴルフ場利用税の督促状発付(現行効力を要確認)
- 地方税法 第19条督促を含む処分への不服申立ての特例(現行効力を要確認)
- 地方自治法 第231条の3税以外の歳入の督促手数料の一般規定
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