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出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)e-Gov法令検索出典公布 収録時点 令和8年4月5日読了 6 分6 分6 分

警察法 第44条(都道府県公安委員会の庶務)

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都道府県公安委員会の庶務は、警視庁又は道府県警察本部において処理する。

この条文の基本情報

都道府県公安委員会の庶務とは何ですか?

定義都道府県公安委員会の庶務とは、警察法第44条に定められた規定で、「都道府県公安委員会の庶務は、警視庁又は道府県警察本部において処理する。」と規定しています。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)

  1. 警察法第44条(都道府県公安委員会の庶務)は、日本の警察法に含まれる条文です。
  2. 警察法第44条の条文原文は「都道府県公安委員会の庶務は、警視庁又は道府県警察本部において処理する。」で始まります。
  3. 警察法第44条は第二節 都道府県公安委員会に置かれています。
  4. 警察法の公布日は昭和29年6月8日です。
  5. 警察法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
  6. 警察法第44条の前の条は警察法第43条の2です。
  7. 警察法第44条の次の条は警察法第45条です。
  8. 警察法第44条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。

この条文を引用する

下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。

  • 正式書式警察法(昭和二十九年法律第百六十二号)第44条
  • 官報・e-Gove-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/329AC0000000162
  • 本サイト収録警察法(昭和二十九年法律第百六十二号)第44条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/329AC0000000162/44

わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です

要点警察法44条は、都道府県公安委員会の庶務を警視庁または道府県警察本部が処理すると定める。委員会は独自の事務局を持たず、警察職員が事務を担う。

Q · 都道府県公安委員会の事務は、誰がやっているの?

警視庁または道府県警察本部が処理します

警察法44条により、都道府県公安委員会の庶務は、東京都では警視庁、その他の道府県では道府県警察本部が処理します。公安委員会は数名の委員からなる合議制の機関で、専用の事務局を持ちません。そのため、書類の受付や会議の準備は警察の職員が担います。一方で、警察を管理する権限や、79条に基づく苦情の処理は公安委員会自身に属しており、事務を担う組織と権限を持つ機関は区別されています。

解説

運転免許証の発行者欄に書かれているのは「○○県公安委員会」であり、警察本部長の名前ではない。ところが、その公安委員会の事務局は、監督される側の警察本部の中にある。警察法44条は、都道府県公安委員会の庶務(文書の受付、会議の準備、記録の管理などの日常事務)を、警視庁または道府県警察本部が処理すると定める。公安委員会は民間人を含む数名の委員で構成される合議体(複数人で話し合って決める機関)で、独自の職員組織を持たない。そのため、事務は警察の職員が担う。つまり、あなたが公安委員会に宛てて出した書類も、実務上はまず警察本部の担当部署を通る。制度の上では「警察を管理する側」と「管理される側」が分かれているが、事務の流れはつながっている。この構造を知っているかどうかで、警察への苦情の出し方や記録の残し方が変わってくる。

法的な位置づけ

警察法44条は、都道府県公安委員会の庶務の処理機関を定める規定であり、その庶務を警視庁または道府県警察本部において処理すると規定する。合議制の執行機関である都道府県公安委員会が独自の事務組織を置かず、その管理下にある警察本部の組織を用いて日常事務を遂行する仕組みの根拠となる。

よくある質問 AI による整理

Q1都道府県公安委員会とは何ですか?

都道府県警察を管理するため、各都道府県知事の所轄の下に置かれる合議制の機関です。警察法38条が設置と権限を定めています。

Q2公安委員会の委員は何人ですか?

都・道・府と指定都市を含む県は5人、その他の県は3人です(警察法38条2項)。少人数の合議体のため、事務は警察本部が担います。

Q3公安委員会の委員はどうやって選ばれる?

都道府県知事が、都道府県議会の同意を得て任命します(警察法39条)。議会の同意を必要とすることで、民主的な統制が図られています。

Q4公安委員会の委員の任期はいつまで?

任期は3年です(警察法40条)。再任も可能とされており、委員は非常勤として職務にあたるのが一般的です。

Q5公安委員会の委員に警察官 OB はなれる?

任命前5年間に警察または検察の職務を行う職業的公務員の前歴がある人は、委員になれません(警察法39条)。警察からの独立性を守るための要件です。

Q6公安委員会の事務は誰がしている?

警察法44条により、警視庁または道府県警察本部が処理します。文書の受付、会議の準備、記録の管理などは警察の職員が担当しています。

Q7公安委員会は警察官に直接命令できる?

公安委員会の「管理」は、大綱方針を定めて警察の運営を監督する意味と解されており、個々の事案で警察官を直接指揮することは想定されていません。

Q8公安委員会への苦情は電話でもできる?

警察法79条の苦情申出は文書によることが前提です。処理結果の文書通知を受けるには、電話ではなく書面で申し出る必要があります。

この条文についての質問 AI による整理

Q1公安委員会に苦情を出しても、結局は警察が読むだけなんじゃないですか?

庶務は警察本部が処理する(警察法44条)ため、書類の受付や事実確認に警察の職員が関わるのは事実だ。ただし79条の苦情は公安委員会が処理し、結果は原則として文書で通知される。実務のポイント:通知が届けば、何を確認したのかが記録として残る。口頭の抗議ではこの記録ができない。手続が文書で進むこと自体が、握りつぶしへの歯止めになる

Q2許可証に「公安委員会」と書いてあるのに、手続は警察署でした。どういうことですか?

許可権者は公安委員会だが、申請の受付や審査の事務は警察が担っている。44条の庶務処理や、許可制度を定める各法律の仕組みによる役割分担である。実務のポイント:不許可などの処分に不服があるとき、審査請求の相手は処分をした公安委員会になる。窓口が警察署だったからといって、警察署長宛てに出すと手続がずれる。処分通知書の教示欄で宛先を必ず確認する

間違えやすい点 AI による整理

  • 公安委員会は警察から独立した別の役所で、専用の建物と職員を持っていると思われがちだが、実際には庶務は警察本部が処理する。独立性は「組織の分離」ではなく、「委員が警察を管理する権限」によって担保されている
  • 「どうせ警察の職員が処理するなら、公安委員会宛てに出しても意味がない」と考えるのは早い。視点を変えると、公安委員会宛ての書面は委員会の名で扱われる正式な文書であり、79条の苦情であれば処理結果を文書で通知する仕組みがある。警察署の窓口で口頭で訴えるのとは、記録としての重みが違う
比較の観点この条文ほかの条文
対象となる委員会警察法44条:都道府県公安委員会警察法13条:国家公安委員会
警察法38条:都道府県公安委員会の設置・権限
庶務の処理機関警視庁または道府県警察本部警察庁
定めなし(設置と管理権限の規定)
条文の機能事務の担い手を指定する組織規定国レベルで同じ構造をとる組織規定
委員会の存在と管理権限の根拠規定

他国ではどう定めているか 3 か国

台湾
警察法(台湾)第4条・第8条

台湾では内政部が全国の警察行政を統理し、地方には市・県の警察局が置かれる。日本の公安委員会に当たる合議制の監督機関はなく、本条のような庶務処理の問題も生じない

韓国
국가경찰과 자치경찰의 조직 및 운영에 관한 법률

韓国では2021年から自治警察制度が始まり、市・道に自治警察委員会が置かれた。委員会に独自の事務機構を置く設計であり、事務を警察本部に任せる日本の構造とは対照的である

アメリカ
Board of Police Commissioners(市憲章等)

米国の一部都市では市民委員からなる警察委員会が警察を監督する。独立した事務スタッフや監察官を持つ例もあり、事務の独立性の度合いは都市ごとに異なる

AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です

想定される場面と対応 AI による整理

こんなときに使う

  • 警察官の対応に納得できず、警察法79条に基づいて公安委員会に苦情を申し出たい。宛名は公安委員会でも、郵送先の住所が警察本部と同じだと気付いたとき、この書類は本当に委員まで届くのかと不安になる
  • もし風俗営業や古物商の許可申請で、「公安委員会の許可」と書いてあるのに窓口が警察署だったら、それは誤りなのか? 誤りではない。許可権者は公安委員会、手続の受付や審査の事務は警察が担う、という役割分担である

学説

行政解釈・通説:公安委員会による警察の「管理」とは、大綱方針を定めてこれに即した運営を行わせることであり、個別の事務執行を直接指揮監督するものではないと解されている。本条の庶務処理は、この管理権限とは別次元の事務処理の定めと位置づけられる。

改正沿革 AI による整理

改正の年表

  1. 1.昭和29年(1954年) 新設:旧警察法を全部改正する現行警察法の制定により、都道府県警察の創設とあわせ、都道府県公安委員会の庶務を警視庁または道府県警察本部が処理する旨が定められた。

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警察法の全文を見る所属する編章節を開く:第二節 都道府県公安委員会

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)。AI による解説は理解の補助であり、法的効力は条文原文が基準です。

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