放送法 第49条(役員)
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協会に、役員として、経営委員会の委員のほか、会長一人、副会長一人及び理事七人以上十人以内を置く。
この条文の基本情報
役員とは何ですか?
定義役員とは、放送法第49条に定められた規定で、「協会に、役員として、経営委員会の委員のほか、会長一人、副会長一人及び理事七人以上十人以内を置く。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 放送法第49条(役員)は、日本の放送法に含まれる条文です。
- 放送法第49条の条文原文は「協会に、役員として、経営委員会の委員のほか、会長一人、副会長一人及び理事七人以上十人以内を置く。」で始まります。
- 放送法第49条は第五節 役員及び職員に置かれています。
- 放送法の公布日は昭和25年5月2日です。
- 放送法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年4月5日時点では廃止情報はありません。
- 放送法第49条の前の条は放送法第48条です。
- 放送法第49条の次の条は放送法第50条です。
- 放送法第49条には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第49条 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000132 - 本サイト収録
放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第49条(LawPlayer 収録、取得日 令和8年4月5日)https://lawplayer.com/jp/article/325AC0000000132/49
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点放送法49条は、NHKの役員として経営委員のほか会長1人、副会長1人、理事7人以上10人以内を置くと定める。執行部の役員は最大12人に法定されている。
Q · NHKの会長や理事って、全部で何人いるの?
会長・副会長各1人と理事7〜10人、最大12人です
放送法49条により、NHKには経営委員会の委員のほか、役員として会長1人、副会長1人、理事7人以上10人以内が置かれます。執行部の役員は最少9人、最多12人です。人数は法律で固定されているため、NHKが自分の判断で役員ポストを増やすことはできず、増やすには国会での法改正が必要です。なお、方針を決めて会長を任命する経営委員は、これとは別枠の役員です。
解説
NHK の内部で、執行部の役員はいちばん多くて12人である。内訳は会長1人、副会長1人、理事7人以上10人以内。放送法49条は、その上限と下限を国会が法律で決めている。民間企業なら、取締役を何人にするかは株主総会と定款で自由に決められる。それを法律で固定しているのは、NHK が広告収入ではなく、あなたが払う受信料(放送法64条の受信契約にもとづくお金)で動く特殊法人だからだ。もう一つ見落とされやすいのが、条文の「経営委員会の委員のほか」という一言である。NHK には役員の層が二つある。方針を決めて会長を選ぶ経営委員(12人)と、実際に業務を回す会長・副会長・理事である。この二層を区別しないまま「NHK のトップが悪い」と批判しても、どこに責任があるのかがぼやける。誰が誰を選び、誰が誰を監督しているのか。その配線図の一枚目にあたるのが本条だ。
法的な位置づけ
放送法第49条は、日本放送協会の役員構成を定める組織規定である。役員として経営委員会の委員のほか、会長1人、副会長1人及び理事7人以上10人以内を置くことを定め、執行部の定員を法律で固定する。これにより、受信料を財源とする特殊法人の組織膨張を抑え、監督と執行の分離を制度として担保している。
よくある質問 AI による整理
Q1NHKの副会長は何人いますか?
放送法49条により副会長は1人と定められています。会長も1人で、複数の副会長を置くことは法律上できません。
Q2NHK会長は誰が選ぶ?
会長は経営委員会が任命します(放送法52条)。総理大臣や国会が直接選ぶ仕組みではなく、経営委員会が任命権を握っています。
Q3NHK会長は解任できる?
できます。会長を解任できるのは任命した経営委員会です(放送法55条、現行条文は e-Gov で要確認)。視聴者や政府が直接解任することはできません。
Q4NHK経営委員は何人?
経営委員は12人で、両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命します(放送法30条・31条、現行条文は要確認)。49条の会長・理事とは別枠です。
Q5NHK理事が7人未満になったら違法?
放送法49条は理事を「7人以上」と定めているため、下限を下回る状態は法の定めに合いません。欠員が出れば速やかな補充が求められます。
Q6NHKの役員を増やすことはできる?
理事は10人が上限で、会長・副会長は各1人と固定されています。枠を超えて増やすには、国会で放送法を改正する必要があります。
Q7NHK会長の任期は何年?
役員の任期は放送法53条が定めており、会長の任期は3年とされています。最新の条文は e-Gov 法令検索で確認してください。
Q8NHKの監査委員は役員に入る?
監査委員は経営委員の中から選ばれ、監査委員会を構成します。49条の「経営委員会の委員」として役員に含まれます。
この条文についての質問 AI による整理
Q1NHK の理事って、何人いるか毎年変わってるんですか?
変わることはあるが、法律の枠の中だけである。放送法49条は理事を7人以上10人以内と定めているので、NHK はその範囲で人数を決めている。副会長と理事は、会長が経営委員会の同意を得て任命する(同法52条、現行効力を要確認)。実務のポイント:理事の人数と担当分野は NHK の公式サイトで公開されている。どの分野に理事を置いているかを見れば、その時期に組織が何を重視しているかが分かる
Q2経営委員と理事って何が違うんですか?
経営委員は方針を決めて監督する側、理事は業務を執行する側である。経営委員は両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命し、会長を任命する権限をもつ。理事は会長・副会長と一緒に理事会をつくり、日々の業務を回す(放送法49条・50条、現行効力を要確認)。実務のポイント:経営委員の多くは非常勤で、本業を別にもっている。誰が監督しているのかを知るには、委員の経歴を一覧で見るのがいちばん早い
間違えやすい点 AI による整理
- 「NHK のトップは会長だから、会長がいちばん偉い」と思われがちだが、会長を任命し、解任できるのは経営委員会である。会長は執行の長であって、統治の頂点にいるわけではない
- 役員の人数を法律で定めるのはただの形式だと思うかもしれない。だが上限があるので、ポストを増やして身内を厚遇することは法律改正なしにはできない。受信料で動く組織が膨らまないように、国会がかけたブレーキとして働いている
| 比較の観点 | この条文 | ほかの条文 |
|---|---|---|
| 役割 | 放送法49条:会長・副会長・理事(業務の執行) | 放送法28条以下:経営委員会(方針決定・執行の監督) 放送法50条:理事会(業務執行の重要事項を審議) |
| 人数 | 会長1人・副会長1人・理事7〜10人(計9〜12人) | 経営委員12人(放送法30条、要確認) 会長・副会長・理事で構成 |
| 選ばれ方 | 会長は経営委員会が任命、副会長・理事は会長が経営委員会の同意を得て任命(放送法52条) | 両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命(放送法31条、要確認) 49条の役員がそのまま構成員になる |
他国ではどう定めているか 4 か国
台湾の公共テレビは財団法人の形をとり、董事会・監察人の構成を法律で定める。董事の選任には立法院推薦の審査委員会が関与する。
韓国のKBSは公社として理事会を置き、理事は放送通信委員会の推薦にもとづき任命される。政権交代ごとに人選が政治問題化しやすい。
ドイツの公共放送は州の協定で、社会各層の代表からなる放送評議会・管理評議会・総裁(Intendant)を置く。多元的な監督が特徴。
米国は公共放送公社(CPB)が理事会を置き、上院の同意を得て大統領が理事を任命する。放送事業そのものは各局が担う。
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- NHK 会長の発言が炎上して、SNS に「会長をクビにしろ」という投稿があふれた。では誰にその権限があるのか? 答えは国民でも総理大臣でもなく、会長を任命した経営委員会である(放送法52条・55条、現行効力を要確認)。49条の二層構造を知らずに批判すると、矛先を間違える
- 報道の自由やメディアガバナンスについてレポートを書くゼミ生が、BBC と NHK の役員構成を比べるところで手が止まった。理事が「7人以上10人以内」と法律で縛られている意味を説明できれば、比較の軸は一気にはっきりする
学説
一般的な理解:NHKの役員構成を法律で固定するのは、政府からも広告主からも独立した公共放送の自主自律を守りつつ、受信料負担者に対する組織の透明性を確保するためと理解されている。
改正沿革 AI による整理
改正の年表
- 1.昭和25年(1950年) 新設:放送法の制定により、日本放送協会が特殊法人として発足し、役員制度が置かれた(制定当時の条番号・定員は現行と異なる可能性がある)。
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