行政庁は、求職者給付の支給を行うため必要があると認めるときは、第十五条第四項第一号の規定により同条第二項に規定する失業の認定を受け、若しくは受けようとする者、第二十条第一項の規定による申出をした者又は傷病手当の支給を受け、若しくは受けようとする者に対して、その指定する医師の診断を受けるべきことを命ずることができる。
要点雇用保険法 78 条は、行政庁が求職者給付の支給に必要と認めるとき、傷病手当や受給期間延長などの申請者に対し、その指定する医師の診断を受けるべきことを命じられると定める規定である。
Q · 主治医の診断書を出したのに、指定された医師の診断を受けろと言われたら断れますか?
行政庁の命令なので原則断れず、無視すれば不支給や罰則につながります
雇用保険法 78 条により、行政庁は求職者給付の支給を行うため必要と認めるとき、指定する医師の診断を受けるべきことを命ずることができます。対象は、15 条 4 項 1 号により証明書で失業の認定を受ける(受けようとする)者、20 条 1 項で受給期間の延長を申し出た者、傷病手当を受ける(受けようとする)者の三種類です。これは依頼ではなく命令であり、無断で受診しなければ支給判断が保留・不支給に傾くほか、罰則の対象にもなりえます。受診が難しい事情がある場合は、放置せず期限内に安定所へ申し出て記録に残すことが重要です。
傷病手当の申請書に主治医の証明をもらった。認定日に行けないので診断書を添えた。受給期間の延長を申し出た。ここまでは自分の主治医が書いた紙で完結すると思っている人がほとんどだ。雇用保険法 78 条は、その前提を静かに崩す。行政庁(雇用保険では厚生労働大臣、権限委任を受けた都道府県労働局長や公共職業安定所長が実務を担う)は、求職者給付の支給を行うため必要と認めるときは、あなたに「その指定する医師の診断を受けろ」と命じることができる。対象は三種類、15 条 4 項 1 号で疾病・負傷を理由に証明書で失業の認定を受ける(受けようとする)者、20 条 1 項で受給期間の延長を申し出た者、そして傷病手当を受ける(受けようとする)者。つまり、病気を理由に何らかの扱いを求めた瞬間、あなたは指定医の前に座る可能性を同時に引き受けている。命令を無視すれば、給付の判断が止まるだけでなく、罰則の対象にもなりうる。
雇用保険法 78 条は、求職者給付に関する行政庁の診断命令権を定める規定である。行政庁は、支給を行うため必要があると認めるときに、証明書により失業の認定を受ける者、受給期間の延長を申し出た者、傷病手当を受ける者に対し、その指定する医師の診断を受けるべきことを命ずることができる。治療内容には介入せず、支給要件の認定資料を得るための手続的権限として機能する。
AI 輔助整理,以條文原文為準
行政庁が求職者給付の支給を行うため必要と認めるとき、申請者に対して指定する医師の診断を受けるよう命じられると定めた規定です。主治医の証明とは別に、行政側の資料で支給要件を確認する仕組みです。
三種類です。15 条 4 項 1 号により証明書で失業の認定を受ける(受けようとする)者、20 条 1 項で受給期間の延長を申し出た者、そして傷病手当を受ける(受けようとする)者です。
発出者、対象となる給付が失業の認定・受給期間の延長・傷病手当のどれか、指定医療機関、受診期限の四点をまず確認します。期限は認定日との関係で給付の空白を左右します。
無断で放置せず、期限内に安定所へ連絡し事情を記録に残します。「拒んだ」のか「調整中」なのかで、その後の処分の評価が変わります。可能なら書面で提出してください。
指定医は治療方針を否定する立場ではなく、行政庁が支給要件を認定するための資料を作る立場です。争う相手は指定医ではなく、その診断を根拠に出された支給・不支給の処分になります。
雇用保険法 37 条の傷病手当は、疾病または負傷のため職業に就くことができない状態が一定日数以上continue する場合を前提とします。78 条の診断命令は、その状態を行政が独自に確認する回路です。
争えます。雇用保険審査官への審査請求(雇用保険法 69 条)が窓口です。78 条の命令そのものではなく、命令を踏まえて出された処分を対象に不服を申し立てます。通知書の教示欄の期限を確認してください。
来ます。20 条 1 項の申出をした者は 78 条の対象に明記されています。延長を選ぶことと、行政庁が指定医の診断を命じうることは同じ書類の表と裏の関係にあります。
雇用保険法 78 条が、行政庁は求職者給付の支給を行うため必要と認めるとき、指定する医師の診断を命じられると定めているためである。主治医を疑うというより、支給要件を行政側の資料で確認する仕組みだ。業界裏話ヒント:命令が出る前に、就労可否と療養見込み期間まで書き込んだ診断書を提出しておくと、命令の必要性そのものが薄れる。空欄を埋めただけの診断書とは、その後の手間が大きく違う
まず求職者給付の支給判断が進まず、保留や不支給に傾く。加えて雇用保険法の罰則章は、78 条の命令に違反して診断を受けなかった場合の制裁も用意している(具体的な罰条と法定刑は最新の改正状況をご確認ください)。業界裏話ヒント:実務で効くのは「拒否」と「調整」の区別だ。受診できない事情を期限内に伝えた記録があれば命令違反の評価にはなりにくい。無断の欠席だけが最も重い結論を招く
| dimension | thisArticle | alternatives |
|---|---|---|
| 行政庁が求めるもの | 78 条:指定する医師の診断を受けること(身体そのものの検証) | — |
| 対象者 | 証明書で失業の認定を受ける者、受給期間の延長を申し出た者、傷病手当を受ける者 | — |
| 目的 | 求職者給付の支給要件を行政側の医学的資料で検証する | — |
| 従わない場合 | 支給判断の保留・不支給に加え、罰則の対象にもなりうる | — |
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