要点道路交通法 100 条の 2 は、免許取得から 1 年の初心運転者期間中に違反が政令基準に達した者に、公安委員会が再試験を行うと定める。初心運転者講習を終えた者は対象外となる。
Q · 免許を取って 1 年以内に違反が重なると、どうなりますか?
講習を受けていれば免除、受けなければ再試験で、落ちれば免許取消です
道路交通法 100 条の 2 により、準中型・普通・大型二輪・普通二輪・原付の免許を受けてから通算 1 年の初心運転者期間中に、違反が政令で定める基準に該当すると、公安委員会が再試験を行います。ただし初心運転者講習を終了した者は対象から除かれます。再試験の通知を受けたら、その翌日から起算して通算 1 か月を超えるまでに受験しなければならず、受けないか不合格だと免許が取り消されます(104 条の 2 の 2)。
運転免許を取った瞬間、あなたには1年間の見えない試用期間が始まっている。これが初心運転者期間だ。この1年の間に違反を重ね、政令で定める基準(おおむね3点、最新の改正状況をご確認ください)に達すると、あなたは「基準該当初心運転者」となり、公安委員会からもう一度試験を受けろという通知が届く。それが再試験だ。ここで多くの人が知らない分かれ道がある。通知より前に初心運転者講習を受けていれば、再試験は免除される。逆に再試験を受けなかったり落ちたりすると、免許そのものが取り消される(104条の2の2)。しかも取り消された後にもう一度免許を取れば、また1年の初心運転者期間が振り出しから始まる。若葉マークは飾りではない。あなたが監視下にある1年の印なのだ。
道路交通法 100 条の 2 は、初心運転者期間中の違反が政令基準に該当した者に対する再試験制度を定める。初心運転者期間とは、準中型・普通・大型二輪・普通二輪・原付の各免許を受けた日から通算して 1 年に達する日までの期間をいう。再試験は初心運転者期間の経過後に、住所地を管轄する公安委員会が技能および知識(原付は知識のみ)について行う。
AI 輔助整理,以條文原文為準
準中型・普通・大型二輪・普通二輪・原付の免許を受けた日から、効力が停止されていた期間を除いて通算 1 年に達する日までの期間です(道交法 100 条の 2 第 1 項)。
初心運転者期間中に、その免許に係る車両の運転について道交法違反などをし、その行為が政令で定める基準に該当することとなった人を指します。再試験の対象者です。
通知を受けた日の翌日から起算した期間が通算 1 か月を超えるまでに、再試験受験申込書を提出して受験する必要があります。政令のやむを得ない理由がある期間は除いて計算します。
ありません。100 条の 2 第 2 項により、再試験は技能と知識について行いますが、原付免許については必要な知識に限られます。学科のみの試験です。
免許取得日前 6 か月以内に上位免許を受けていた人、同種免許を通算 1 年以上受けていた人、取得後に上位免許を受けた人などは、再試験の対象から除かれます。
準中型免許でも初心運転者期間は生じますが、普通免許を現に受けており、準中型取得日前に通算 2 年以上その普通免許を受けていた人は対象外となります。
政令で定める理由で、該当する期間は 1 か月の計算から除外されます。具体的な事由は政令で定められているため、証明資料を添えて公安委員会に事前相談するのが確実です。
普通免許を受けて通算 1 年に達しない間は、初心運転者標識(若葉マーク)の表示義務があります(道交法 71 条の 5)。初心運転者期間と表示義務の期間は連動しています。
講習自体は任意ですが、受けないと後で再試験(100条の2)に呼ばれ、落ちれば免許取消です。講習を受ければ再試験は免除されるので、費用対効果は圧倒的に講習が上。業界裏話ヒント:講習の案内は「受けなくても罰則はない」と読めてしまうため軽視されがちですが、受けなかった人だけが再試験ルートに送られます。案内が来た時点で、あなたは既に基準に近い危険水域にいるサインだと受け取るべきです
いいえ。取り消されても欠格期間はなく、すぐに免許を取り直せます。ただし取り直すと初心運転者期間(100条の2)が振り出しに戻り、また1年間の監視対象です。業界裏話ヒント:取消処分自体は前歴として残り、その後さらに違反を重ねた場合の処分(103条)の判断に影響しうる。「取り直せばいい」と軽く考える人ほど、二周目で同じ罠にはまり、欠格期間付きの取消まで進みます
| dimension | thisArticle | alternatives |
|---|---|---|
| 手続の性質 | 100 条の 2:能力を確認する再試験(試験手続) | — |
| 発動の契機 | 初心運転者期間中の違反が政令基準に該当したとき | — |
| 受けなかった場合 | 1 か月の期限を徒過すると取消しへ進む | — |
| 免許への影響 | 合格すれば免許はそのまま維持される | — |
ログインすると、他の読者と一緒にこの条文へメモを残せます。
ログインして共同ノートを始める以下は各文が単独で意味の通る客観的事実です。引用は e-Gov法令検索を基準としてください。