電気事業法 第28条の18(定款記載事項)
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- 推進機関の定款には、次に掲げる事項を記載しなければならない。
- 一目的
- 二名称
- 三事務所の所在地
- 四会員に関する次に掲げる事項
- 一会員である資格
- 二会員の加入及び脱退
- 三会員に対する制裁
- 五総会に関する事項
- 六役員に関する事項
- 七評議員会に関する事項
- 八会費に関する事項
- 九財務及び会計に関する事項
- 十定款の変更に関する事項
- 十一公告の方法
- 2.定款の変更は、経済産業大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない。
この条文の基本情報
定款記載事項とは何ですか?
定義定款記載事項とは、電気事業法第28条の18に定められた規定で、「推進機関の定款には、次に掲げる事項を記載しなければならない。」と規定しています。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)
- 電気事業法第28条の18(定款記載事項)は、日本の電気事業法に含まれる条文です。
- 電気事業法第28条の18の条文原文は「推進機関の定款には、次に掲げる事項を記載しなければならない。」で始まります。
- 電気事業法第28条の18は第四目 管理に置かれています。
- 電気事業法の公布日は昭和39年7月11日です。
- 電気事業法について、LawPlayer が e-Gov法令検索から取得した令和8年9月5日時点では廃止情報はありません。
- 電気事業法第28条の18の前の条は電気事業法第28条の17です。
- 電気事業法第28条の18の次の条は電気事業法第28条の19です。
- 電気事業法第28条の18には、要件・効果とよくある質問をまとめた解説が本ページにあります。
この条文を引用する
下の三行はそのまま引用に使えます(法令番号・条番号・出典・取得日を含みます)。
- 正式書式
電気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第28条の18 - 官報・e-Gov
e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/339AC0000000170 - 本サイト収録
電気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第28条の18(LawPlayer 収録、取得日 令和8年9月5日)https://lawplayer.com/jp/article/339AC0000000170/28_18
わかりやすく解説 AI による整理。効力は条文原文が基準です
要点電気事業法第28条の18は、電力広域的運営推進機関の定款に目的・会員・会費・財務会計など11事項の記載を義務づけ、定款変更は経済産業大臣の認可がなければ効力を生じないと定める。
Q · 電力広域的運営推進機関の定款は、会員の総会だけで変えられるの?
総会の議決に加え経済産業大臣の認可が必要
電気事業法第28条の18第2項により、推進機関の定款の変更は、経済産業大臣の認可を受けなければ効力を生じません。総会で変更を議決しても、それだけでは変更後の定款は効力を持ちません。また同条第1項は、目的・会員・総会・役員・評議員会・会費・財務及び会計などを定款の必要的記載事項としており、組織の費用負担と統制の骨格は定款の段階で法定されています。
解説
毎月の電気料金明細には出てこないが、その一部は、ある認可法人の運営に回っている。電力広域的運営推進機関(OCCTO)である。電気事業者はこの機関の会員になる義務があり、事業者が払う会費は、最終的に電気料金の原価として利用者の負担にもつながる。本条は、この推進機関の「憲法」にあたる定款に、目的・名称・会員・総会・役員・評議員会・会費・財務会計などを必ず書かせるルールである。注目すべきは第2項だ。定款を変えても、経済産業大臣の認可(国が正式に「よし」と認める決定)がなければ効力を生じない。民間の会員組織の形をとりながら、組織の骨格を変えるには国の同意が要る。需給がひっ迫したときに電力の融通を指示する機関の設計図は、業界の多数決だけでは書き換えられない仕組みになっている。会費の決め方を知りたいとき、評議員会が誰の声を代弁しているかを確かめたいとき、まず読むべきなのは推進機関のウェブサイトに公表されている定款である。
法的な位置づけ
電気事業法第28条の18は、電力広域的運営推進機関の定款の必要的記載事項と変更手続を定める規定である。第1項は目的、名称、事務所の所在地、会員、総会、役員、評議員会、会費、財務及び会計、定款の変更、公告の方法の記載を義務づけ、第2項は定款の変更が経済産業大臣の認可を効力発生要件とすることを定める。
よくある質問 AI による整理
Q1電力広域的運営推進機関とは何ですか?
電気事業法に基づく認可法人で、全国の電力需給の調整や地域間の電力融通の指示などを担います。電気事業者が会員として加入します。
Q2推進機関の定款には何を書く必要がありますか?
電気事業法第28条の18第1項により、目的、名称、事務所の所在地、会員、総会、役員、評議員会、会費、財務及び会計、定款の変更、公告の方法の11事項です。
Q3推進機関の定款変更はいつ効力を生じますか?
経済産業大臣の認可を受けた時点です。総会で議決した日ではありません。認可前は変更前の定款が有効なままです(同条第2項)。
Q4推進機関の定款はどこで見られますか?
推進機関のウェブサイトで公表されています。会費規程など関連規程も併せて確認すると、費用負担の仕組みを把握できます。
Q5定款変更の認可が下りなかったらどうなりますか?
変更は効力を生じません。変更前の定款がそのまま適用され、変更後の条項を前提にした運用は法的根拠を欠くことになります。
Q6評議員会は何のためにあるのですか?
推進機関の運営に外部の視点を入れるための機関です。本条は評議員会に関する事項を定款に必ず書くよう求めており、具体的な権限は定款と関連条文で定まります。
Q7新電力も推進機関の会員になりますか?
電気事業者には推進機関への加入義務があり、小売電気事業者も含まれます。会員になれば定款と会費規程に従い会費を負担します。
Q8定款に公告の方法を書く必要があるのはなぜですか?
推進機関の決定や財務情報を外部に知らせる手段を固定するためです。公告方法が定款で決まっていることで、会員以外も情報を追える仕組みになります。
この条文についての質問 AI による整理
Q1推進機関って結局、国の組織なんですか?民間なんですか?
電気事業者が会員として加入する認可法人で、国の行政機関そのものではない。ただし本条2項により、定款の変更には経済産業大臣の認可が必要で、国の監督がかかっている。実務のポイント:形は会員組織でも、実際の制度設計は経産省の審議会の議論とセットで動く。推進機関の動向を読むなら、総会資料と審議会資料を並べて読むのが近道である
Q2新電力を始めたら、推進機関の会費は必ず払わないといけないんですか?
電気事業者には推進機関への加入義務があり、会員であれば定款と会費規程に従って会費を負担する。本条は、会費に関する事項を定款に必ず記載するよう求めている。実務のポイント:会費の算定基準は事業規模に連動する部分があり、事業が拡大するほど負担も増える。初年度の金額だけで資金計画を組むと、2年目以降に見込みがずれる(最新の会費規程をご確認ください)
間違えやすい点 AI による整理
- 推進機関は民間の業界団体だから、会員が決めれば定款は自由に変えられると思われがちである。実際には総会の議決だけでは足りず、経済産業大臣の認可を受けてはじめて効力が生じる。業界の内輪の合意で済む組織ではない
- 「定款なんて形式的な書類で、実際の運営には関係ない」と考えるのは視点がずれている。会費・評議員会・財務会計の事項が必ず記載されるということは、誰がいくら負担し、誰の監視を受けるかという費用と統制の骨格が、定款の段階で公開の枠組みに固定されているということである。電気料金の背後にある費用の流れを追いたい人にとって、定款は出発点になる
他国ではどう定めているか 2 か国
台湾は2017年改正で発電・輸配電・売電の分業を進めたが、電力調度は国営の輸配電業が担い、会員制の認可法人という形はとっていない
米国では信頼度基準を担う NERC が業界主体の組織でありながら、その規則は FERC の承認を要する。業界の自治と国の監督を組み合わせる点で日本の推進機関と発想が近い
AI による対応参考であり、公式の対照ではありません。各国の原文が基準です
想定される場面と対応 AI による整理
こんなときに使う
- 新電力を立ち上げようとしているスタートアップの創業者が、事業計画の固定費に推進機関の会費を入れ忘れていた。会費の算定方法は定款と関連規程で決まっており、小売電気事業者も会員になるため対象から外れない。登録申請の前に会費規程を確認しておけば、資金計画の穴は事前にふさげる
- 電力会社の規制対応部門に配属されたばかりのあなたに、上司が「推進機関の定款変更、経産省の認可は下りたのか」と聞いてきた。総会で議決した日と効力が生じる日は同じではない。大臣の認可が出るまで、変更後の条項を前提に社内手続を進めると、根拠のない運用になる
改正沿革 AI による整理
改正の年表
- 1.平成25年(2013年) 新設:電力システム改革の第一段階として電気事業法が改正され、電力広域的運営推進機関に関する規定が設けられた。推進機関は2015年4月に業務を開始
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